MENU
Taka0610
Travel Photographer
千葉を拠点に国内の撮影地へ奔走する写真ブロガー。国内最高峰のフォトコンテストを始め、海外の最高峰フォトコンテストでも入賞歴有り。当サイトでは実力派写真ブロガーであるTaka0610の活動記録をメインに運営しております。撮影地情報や、機材レビュー、写真家活動など、役立つ情報を配信しております。
写真販売を始めました!

現実離れした景色!新潟の絶景撮影スポット 星峠 の棚田 を撮る

今回紹介するのは新潟県にある朝焼けスポット、雲海スポット、そして星景スポットでもある 星峠 になります。
本命のポイントで撮影終了後、ついでに行ってみるかと思い足を運んだのがこの星峠です。

星峠は全国的に有名な撮影地。

今まで敬遠してた部分があったのですが、有名な場所だからこそわかる事っていうのもまた然り。

食わず嫌いは捨てて、しっかり撮影地と向き合うために夜から乗り込みました。

かなりの人の数が居たのと、それなりに広い場所で意外と撮影ポイントがわかりにくい・・・。
今回わかったこと、実際に撮ってみて思ったこと等、整理してお届け出来たらと思います。

目次

星峠の棚田について

星峠 の棚田は新潟県十日町の松之山地区、松代地域にある棚田です。

『にほんの里100選』に選ばれた棚田でもあるため、近年美しい朝の風景写真で有名になった絶景スポットです。

SNSだけでなく、色々な雑誌でも取り上げられる絶景スポットなだけに、日本各地から沢山のカメラマンが訪れる場所でもあります。

また海外向けのサイトで、日本の旅行カテゴリの中の「あなたが死ぬ前に日本に行きたい30の理由」で、堂々1位に選ばれました

そのため日本だけでなく、海外からも注目の高い場所となります。

星峠で撮影した星景写真

広がる天の川・・・そして棚田と雲海の共演

SONY α7R2 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 3200 焦点距離16mm F2.8 シャッター速度 30秒

このブログ、久々の星景写真。Iphone等、コントラストが強いモニターで見ると全景が潰れてしまってるかも・・・。
(カラーマネジメントがある程度まともなら全景が見えるはず。)

この日は夕方まで雨が降っていた模様。また秋に比べ、気温が不安定のため、雲海が高い位置あった印象を受けました。

とは言え、ヌケは良く星々がくっきり写っていました。画角は16mmで撮影してますが、正直16mmじゃ足りません。14mmくらいならばハッピーになれるかもしれません。

光害は若干ありましたが、上空の天の川の色味に影響は出ないレベル。
トータル的に星景撮影地としても条件が良いところでもありました。

基本的に真っ暗なため、撮影時は気をつけましょう

月明かりに照らされる棚田と雲海

SONY α7R2 FE 50mm F1.4 ZA
ISO 2500 焦点距離50mm F1.4 シャッター速度 8秒

限られた天の川撮影タイムが終了後、今度は月が登ってきました。月齢的には三日月に近かったですが、それでも明るい。

三日月を写そうとシャッター時間短くし、明るめにした結果、失敗の図。

満月時、機会があったら雲海絡めてガッツリ撮りたい。

棚田に訪れるブルーアワー、そして広がる雲海

SONY α7R2 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 640 焦点距離35mm F7.1 シャッター速度 102秒

朝焼けスポットへ移動の際、見つけたポイントです。

棚田の後ろ側には雲海が漂っており、水鏡と雲海の不思議な組み合わせでした。

ここでも天の川狙ったら面白そうだなぁと思いつつ、この場所を後にします。

星峠で撮影した雲海写真

そして夜明け・・・棚田前に広がる雲海(下から撮影Ver)

SONY α7R2 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 50 焦点距離31mm F11 シャッター速度 6秒
SONY α7R2 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 50 焦点距離29mm F11 シャッター速度 1/15秒
SONY α7R2 ZEISS Loxia 2.8/21
ISO 50 焦点距離21mm F13 シャッター速度 1/15秒
SONY α7R2 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 50 焦点距離78mm F11 シャッター速度 1/125秒

雲海撮影ポイントが何箇所かあります。

主にこのエリアで朝焼け景色を狙う場合、前景に棚田を寄せて撮るか、上から俯瞰して棚田を撮るか・・・の二択になるかと思います。

何という下から見るか、上から見るか状態\(^o^)/

自分は前景に棚田をおさえたかったため、下から見る形になりました。

先程撮影した星景ポイントでも雲海は十分狙えますが、日の出の位置的に今回はこのポイントへ。

また秋の場合、星景ポイントが日の出ポイントにもなるため、星景ポイント一択かな。

ホント事前情報が無いと、ロケハン必須の場所だな とつくづく思います。

日の出後、残る雲海の余韻 (上から撮影Ver)

SONY α7R2 FE 50mm F1.4 ZA
ISO 50 焦点距離50mm F11 シャッター速度 1/250秒
SONY α7R2 FE 50mm F1.4 ZA
ISO 50 焦点距離50mm F11 シャッター速度 1/50秒

撮影エリアの上から雲海を狙ってみました。

日の出後だったため、人はまばらで自由に撮影が可能でした。

ネットでよく出回ってる星峠の光芒写真はこの場所から望遠ですっぱ抜いてる率が高い気がします。

雲海の出方にもよりますが、光芒撮りたい場合は上から俯瞰がいいかもしれません。

何処もかしこも雲海

SONY α7R2 ZEISS Loxia 2.8/21
ISO 100 焦点距離21mm F7.1 シャッター速度 1/500秒
SONY α7R2 FE 70-200mm F2.8 GM
ISO 50 焦点距離70mm F11 シャッター速度 1/200秒

駐車場までの帰路も雲海だらけ。

こういう時、あまりにも絶景慣れしてしまうとシャッターチャンスを逃すのは経験済み。そのため落とし物探すかのように歩いて戻りました・・・。

撮影地について

雲海の発生条件について

今回は前日のギリギリまでまばらに雨が降っていたという事で、霧が発生するには最高のコンディションでした。

ただ、霧を通り越して濃霧レベルだったので、雲海が濃すぎたのも否めません。また地形的に雲海が出やすいポイントでもあるので、他とはちょっと霧の発生のし易さが違うかもしれません。

色々な場所で雲海を撮影してきましたが、前日に雨が降って無くても、天候条件が重なれば霧が出るのかなと思います。(あくまで個人的な感覚ですので参考程度に)

地図で見る撮影ポイントと駐車場の位置関係

ざっくりGoogleMapに追記してみました。

撮影ポイントについては駐車場を軸にご説明していきます。

まず駐車場ですが、三箇所あります。

各駐車場について

第1、第2駐車場については目立つポイントにあります。比較的停めやすく台数もそれなりに停められるんで初見でも困らないかと思います。空いてるならこの二箇所で駐車を勧めます。

第3駐車場は少し奥の所にあり、細い坂道の真横に駐車場がある感じです。ペーパードライバーの方は停められない・・・ってレベルで駐車が面倒です。台数も6台くらいしか停められないですし、ホント理由がない限りあまりオススメはしません。

ただ、第3駐車場は天の川撮影ポイントの近くに位置するので、星メインの方は第三駐車場のが良いのかな。

駐車場に停められない場合は路駐になります。周りの方々に迷惑ならないよう配慮しての駐車が必要です。

撮影ポイントについて

撮影ポイントは大きく3箇所あります。

Mapを観て頂ければわかるのですが、第一駐車場と第二駐車場の間が春時期の日の出ポイントとなり、この位置の向かいから日の出が出てきます。

この間の位置には下に降りれる場所があるのと、上から見下ろす形で撮る場所があります。ただ棚田自体が私有地でもあるため、その時々で状況が変わるります。そのため実際行って判断して頂ければと思います。

次に第三駐車場近辺には星景撮影ポイントがあります。駐車場へ入る道の途中に、降りる道があるのでそこの沿線沿いが撮影箇所になります。

位置的には南東を向いてるので、天の川撮影にはオススメです。また秋時期には日の出撮影ポイントにもなります。

撮影地の雰囲気・マナーについて

今回初めて撮影に行きましたが、比較的来ているカメラマンは星峠を何度か訪れてる方々が多かったです。

印象的だったのは地元のカメラマンが、マナー違反の方々に声をかけていたところでした。

撮影ルールというのは、その場所ごとに存在しているわけですが、そこがしっかり律されてる場所がこの星峠なのかなと。後は初めて訪れた学生カメラマンが、不法侵入しているカメラマンに声をかけた場面もありました。

そういう場面含め、撮影者同士、撮影地に気を使っているのがよくわかりました。でも実際無法地帯になるより全然いい。

また星峠の棚田は私有地の棚田であるので過去に色々なトラブルがあったみたいです。
人が亡くなる事故があったこと、私有地への侵入、そういったトラブル続きだったこともあり一時期十日町が情報開示を止めた時期があったそうで・・・。

比較的ライトな内容で書いてますが、実際もっとディープな問題もあったと思います。

感動する景色の所には人が集まってしまう。そして人が集まった結果、発生するトラブル。

中々難しい部分もありますが、星峠の棚田を始め、十日町の景色は沢山の人に見てもらいたい風景でもあり、いつまでも残り続けて欲しいと風景であると感じました。

またタイミング見て訪れたい撮影ポイントです。

アクセスについて

【住所】
〒942-1351
新潟県十日町市 峠

【関連ページ】
http://www.tokamachishikankou.jp/natural/tanada/hoshitoge/
※十日町公式HP

【Google Map】
https://goo.gl/maps/ULtbMiL3AU62

まとめ

星峠の棚田の撮影情報について書けるだけ書いてみました。

毎年訪れるカメラマンを始め、観光客がとても多い撮影スポットです。

過去に車の事故で亡くなった方が居たりと、悲しい歴史もあったりしますが、日本の誇る美しい景色には変わりません。

いつまでも残り続けてほしい景色です。

Taka0610
Travel Photographer
千葉を拠点に国内の撮影地へ奔走する写真ブロガー。国内最高峰のフォトコンテストを始め、海外の最高峰フォトコンテストでも入賞歴有り。当サイトでは実力派写真ブロガーであるTaka0610の活動記録をメインに運営しております。撮影地情報や、機材レビュー、写真家活動など、役立つ情報を配信しております。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

千葉を拠点に国内の撮影地へ奔走する写真ブロガー。国内最高峰のフォトコンテストを始め、海外のフォトコンテストでも入賞歴アリ。当サイトではそんな実力派写真ブロガーのTaka0610の活動記録をメインに運営しています。撮影地情報や、機材情報、写真家活動などについて更新していきます。

目次