ページが見つかりませんでした – 撮影機材レビューや、写真上達へのコンテンツを発信しているブログです。 https://www.photo-filedworks.com 撮影機材レビューや、写真上達へのコンテンツを発信しているブログです。 Fri, 26 Jan 2024 13:45:48 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.3 https://www.photo-filedworks.com/wp-content/uploads/2018/07/cropped-3eb959a537cf668a299228df5b087059-1-32x32.png ページが見つかりませんでした – 撮影機材レビューや、写真上達へのコンテンツを発信しているブログです。 https://www.photo-filedworks.com 32 32 TOKYO INTERNATIONAL FOTO AWARDS(TIFA)2023にてGold(金賞)を受賞しました!振り返りなど。 https://www.photo-filedworks.com/tifa2023 https://www.photo-filedworks.com/tifa2023#respond Fri, 26 Jan 2024 10:19:40 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=10056

この度、私の作品が国際的フォトコンテストであるInternational Photography Awards(IPA)のスピンオフに当たる、TOKYO INTERNATIONAL FOTO AWARDS(TIFA)20 […]]]>

この度、私の作品が国際的フォトコンテストであるInternational Photography Awards(IPA)のスピンオフに当たる、TOKYO INTERNATIONAL FOTO AWARDS(TIFA)2023にてGold(金賞)と審査員特別賞を受賞しました。

応募カテゴリは、プロフェッショナル部門 Nature / Tree カテゴリでのGold(金賞)という位置づけです。

International Photography Awards(以下IPA)はニューヨーク発のフォトコンテストであり、ルーシー財団が2003年に設立した国際的なコンペティションです。そして今回応募したTIFA(東京国際写真賞)はそのIPAのスピンオフであり、東京版といった位置づけです。

優勝者には賞金のほか、各国での展示に加え多方面のメディア掲出がされます。

このコンテストの大きな特徴としてはプロ(Professional)と一般(Non Professional)で分かれており、応募費用が発生するところでしょうか。

2022年に本家のコンテストに該当するIPAで上位賞を獲りましたが、今回はTIFAでの上位賞です。

惜しくもカテゴリーWinnerにあたる1st Placeは受賞出来ずでしたが、2024年幸先のいい結果となりました。

そんなこんなでフォトコンテストを振り返ってみたいと思います。

サイトページはこちら

https://www.tokyofotoawards.jp/tifa-in-japanese.html

コンテスト詳細

TIFAというコンテストについて

改めてTIFA(東京国際写真賞)について説明をすると、写真界隈のアカデミー賞と呼ばれるルーシーアワードを設けている団体が主催しているフォトコンテストの一つです。

要はルーシー財団が運営しているIPAという国際的なフォトコンテストのスピンオフ的な位置づけのコンテストです。

IPAもTIFAも受賞した身からすると、IPAのがレベルと競争率は非常に高いなという印象です。

自分は運よくIPA2023のProfessional部門の夜景カテゴリーで世界三位を受賞しましたが、順番的に考えたらTIFAから攻めるのが一般的みたいです。

https://www.photo-filedworks.com/ipa2022
※リンクは2022年に入賞したIPAのコンテスト記事。

そんな自分が何故今回TIFAのコンペに応募したかというと、「東京国際写真賞という名がつくだけあって、上位賞の展示が東京で行われる」という理由で応募しました。

あとはSNSで知名度がそれなりに通った海外のフォトコンテストだったからというのもあります。

全体の賞位についてと受賞の位置づけ

ややこしいTIFAの賞位について

写真はTIFAのコンテストの賞一覧です。まず全体としてAmateurとProfessional部門で分かれます。

そしてそこから大きなカテゴリーが10個あり、それぞれに対して1st Place 、2nd Place 、Gold、Silver・・・といった感じで流れていきます。

今回自分が受賞した位置づけ

ネット界隈の投稿で、「Gold(世界一位)を受賞しました!!!」と報告してる人が居ますが、この図を見て分かる通り、

「Gold(金賞)は世界一位でもなんでもありません」

ホントの世界一位はカテゴリーで言うならば1st Placeです。

そもそもGoldの受賞者が1つのカテゴリに10名は居るので、世界一位が10人いることになってしまうという矛盾が生じます。

海外のコンテスト、かつ少し複雑な賞位の仕組みだからこそ、勘違いが生まれるのでしょうが、1つずつ整理すれば現実が見えてきます。

自分は今回Professional部門のNatureカテゴリーで金賞と審査員特別賞を受賞しましたが、残念ながら、東京会場で作品の展示はされません。

何故なら東京の受賞作品展はカテゴリーの2nd Place以上から行われます。

なので、上位賞目指すなら、より一層、Gold(金賞)は超えるべき壁です。

そんな自分のTIFAでの目標はNatureカテゴリーの1st Placeだったものの、結果として届かなかったのでした。

今回応募したフォトコンテストテーマ

応募テーマ:Professional部門:Nature / Tree カテゴリ

応募数:2点(うち1点がGold(金賞)&審査員特別賞)

賞と賞金

Photographer of the year:全体で1名

1st Place:各カテゴリ1名

2nd Place:各カテゴリ1名

Gold:各カテゴリ10名くらい ←該当

Silver:各カテゴリ10名くらい

Bronze:各カテゴリ10名くらい

HONORABLE MENTION:各カテゴリ無数

July Top5 Selection(審査員特別賞):全体で10~15枚 ←該当

※Pro部門とNonPro部門それぞれ上記の順位があります。

応募から選考過程、結果の流れについて

応募締め切り:2023年11月10日

応募日:2023年9月15日 (2点応募)

内定連絡:2024年1月6日(1点)

結果公表日:2024年1月6日

応募フォーマット:Jpeg(sRGB)

応募総数:4~5000枚くらい?対象
※規模感はIPAに比べてだいぶ落ちる印象
※参考までにIPA2022は応募総数:15000枚、120ヶ国からの応募

入選した作品達

Professional部門 Natureカテゴリー

タイトル:Phantom Forest (幻の森)
1枚目
2枚目
3枚目
4枚目
TIFA2023 受賞作品証書

所感

Natureカテゴリーの1st Place を狙ってましたが、結果はGold(金賞)と審査員特別賞という位置づけに落ち着きました。

今回はガッツリ上位賞狙いをフォーカスして組写真で応募した背景もあるので、目標とした結果には届かなかったものの、形として繋がったのは良かったです。

ただ、他の上位入賞者も組写真の構成が多かったので、今後はより訴求力を求めて、組写真の構成を研ぎ澄まして応募という流れになりそうです。

現状に満足せず、より高みを目指して頑張りたい次第。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

今回Youtubeチャンネルでも振り返り動画を作ってます。作品の背景などより詳しく話してるので、よかったら見てみてください。

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https://www.photo-filedworks.com/tifa2023/feed 0
2024年 抱負 https://www.photo-filedworks.com/2024houfu https://www.photo-filedworks.com/2024houfu#respond Thu, 11 Jan 2024 12:33:37 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=10045

明けましておめでとうございます。 2024年も宜しくお願い致します。 毎年恒例の新年の抱負について記事にしてみたいと思います。 個人的な目標と振り返りのコンテンツにしつつも、気になる方は読んでいただけると嬉しいです。 記 […]]]>

明けましておめでとうございます。

2024年も宜しくお願い致します。

毎年恒例の新年の抱負について記事にしてみたいと思います。

個人的な目標と振り返りのコンテンツにしつつも、気になる方は読んでいただけると嬉しいです。

記事に続きます。

コンテンツ関連

ブログTOPページ@2024_0110時点

①ブログは月1~4のコンテンツ投稿

ブログは最低限のコンテンツ投稿を維持します。

というのもYou Tubeをメインのプラットフォームに見据えているのと、今年の取り組むプライオリティとしても一番としているため。

ただ、ブログも収益化はまだまだ出来るはずなので、レビュー系記事をメインに書いていくかと思います。

以前書いた富士フイルムの機材レビューが結構伸びているので、コレと同じコンテンツを増やしていけたらなと。

②2024年8月までにYoutubeの収益実績解除へ

今、一番力を入れているコンテンツがYoutubeです。

作品発表の場としつつも、レビューや経験談を踏まえた上での写真コンテンツを作り出すつもりです。

そして一番の目標は収益実績解除でしょうか。

具体的な収益実績解除は以下になります。

・チャンネル登録1000人
・視聴時間4000時間(365日)

この実績を2024年8月末までに達成したい。

なおアルゴリズム的に新規の投稿頑張っているYoutuberに対し、Youtube側は有効的な感じで待遇をしてくれるので、モチベーションは維持しやすいかなと。

シンプルに良いコンテンツを発信し続ければ結果につながるのは大きいです。

ある意味レッドオーシャンなブログに対し、写真コンテンツのYoutubeはブルーオーシャンに見えてます。

とにかくひたすら続けます。まずはそこだな。

当Youtubeチャンネルはコチラから。
https://www.youtube.com/@Takahiro_Gamou_Photography

③X(Twitter)、Instagramのフォロワーを1000人突破させる

ちょー控えめな目標ですが、実際叶わなそうな感じの位置づけ。

Youtubeが伸びれば、こいつらも伸びるだろうと安易に考えてますが、リアルなプランはまさにそんな感じ。

特にX(Twitter)は政治活動含めて、計画的にやらないと厳しいです。

なので伸ばすとしたら集中的に期間決めてやるつもり。それまではタイミング観て投稿が続きそうです。

Instagramは勝手に何故か増えてってます笑

写真活動

2024年初撮りの写真

④海外の大きなフォトコンテストで上位賞をとる

昨年は大きなフォトコンテストで多くは結果は出ませんでしたが、それでも要所では結果を残してきました。

今年はより難しく、全世界的に名前が認知される形で結果を残します。

あとはフォトコンテストに出す順番もあるので、もしかしたら2025年にかけてもトライするプランになりそうです。

そのためには撮影も必要ですし、写真の振り返りや構成についても考える必要があります。

つまり撮影だけでなく、自分の写真を振り返る部分にも同じくらい力を入れます。

あとはシリーズ化して撮影してるのもあるので、組構成で勝負出来るようにもなりたい。

組写真での結果を残すのを第一の目標にして2024年は取り組みます。

⑤コンスタントなプリント販売を行う

昨年は国内だけなく、海外含めてプリント販売をいくつか行いました。

特に海外発送出来たのは大きかったかな。

今年も引き続き数を出せるよう頑張ります。ECサイトをもう少し改修したい。

https://takahirogamo.official.ec/

⑥カレンダーの販売にチャレンジする

今年は新たな試みとして、カレンダーの販売にチャレンジしようと思います。

販売はBASEで行いつつ、如何に自分が認知されて購入者増やすかが鍵になりそうです。

そのため日々の発信活動が非常に大事に。

発売タイミングは10月くらいからで、目標は100部くらいをやろうかと思ってます。

逆算すると作成は6月くらいかな。意外と大変だったりして(泣)

⑦メーカーギャラリーの公募にチャレンジ

昨年、ソニーイメージングギャラリー銀座の企画展示としてグループ展示に参加してきました。

将来本業に向けてやってよかったと思いつつ、個展も経験したいと考えてるわけです。

そのための足がかりを今年はチャレンジしようかなと。

メーカーギャラリーは色々ありますが、候補としてあがってるのは主に2つ。

まずは提出用のポートフォリオの完成させねば。

地味に忙しいです。

まとめ

コンテンツ:3

写真家活動:4

合計7個の目標を立てました。昨年は色々有りすぎて大変でしたが、非常に濃い一年になりました。

2024年も負けじと全力で取り組むので引き続き宜しくお願い致します。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。

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2023年 総括 https://www.photo-filedworks.com/soukatsu-2023 https://www.photo-filedworks.com/soukatsu-2023#respond Sat, 30 Dec 2023 12:02:24 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=10020

2023年の終わりまで残り2日となりました。毎年当ブログで恒例の年間振り返りを行いたいと思います。 今年は色々とイレギュラーなことが有りすぎて、年明けに設けた抱負とは全く違う形での着地をした年になりました。 当ブログは2 […]]]>

2023年の終わりまで残り2日となりました。毎年当ブログで恒例の年間振り返りを行いたいと思います。

今年は色々とイレギュラーなことが有りすぎて、年明けに設けた抱負とは全く違う形での着地をした年になりました。

当ブログは2017年くらいからスタートしてますが、その間の中でも圧倒的に色々有りすぎた年になりました笑

年明けに設けた抱負に対して、振り返りを行いつつ、今年からやりだした事なども書いてみます。

よかったら読んでみてください。

コンテンツ運営

①ブログの記事数を350を目標に更新していく・・・✗

残念ながら達成できず。年明けの段階では265の公開記事がありましたが、現時点では294です。

つまり1年通して30ちょいしかアップデートできなかったという。

これは後ほど書きますが、大きな理由としてはYoutubeの運営を始めたのが大きな影響です。

なので決して発信をしていなかったわけではなく、方向性が変わったという結果です。

②ECサイトでのプリント販売・・・◎

Baseでの販売情報。購入者はアメリカの人。

これはぼちぼち達成できたかな。

毎月のようにプリント販売は出来ませんでしたが、11月に実施したグループ展示を皮切りに、年末は海外のフォトコンテストで入選した影響もあり、なんと外人さんがECサイトを経由してプリントを買ってくれた奇跡が起きました。

シンプルに、自分の名前を検索してくれて、ギャラリーサイトに飛んで、そこからECサイトに飛んで購入したわけですよ。

年末に一度も使ったこと無いEMSで発送したのはいい思い出になりそうです。

恐らく2023年で一番感動した出来事に近い、大きな結果となりました。

なので、この成功体験を活かして、来年はもう少しECやギャラリーサイトの英語化を頑張ります。

0から1は出来たので、残りは1から10にすることをまずは取り組みます。

③Twitterのフォロワーを1000人突破する・・・△

2023年12月30日時点のTwitter情報

結論言うと達成は出来ませんでした。

年明けから400人ちょい増えましたが、モチベーションが続かず、結局後半は失速といった感じ。

あとは、Twitterでフォロワーを増やす仕組みとして写真のクォリティよりも、誰と繋がって露出を増やすかが重要という事実に気づけたのも大きかったです。

つまりストイックにいい写真を出してるだけじゃ駄目なんです。

外交と呼ばれる政治活動をしなければなりません。

一番苦痛だったのは、自分が良いと思ってない写真を外交活動のためにリツイートしないといけないという部分かな。

まぁコレに関しては賛否両論ですが、自分は無理だったという話。人とコミュニケーション取るのが好きな人には向いてるのかもしれません。

あくまで自分は写真作家思考なので、自分のブランディングやカラーを崩すのはスタンスから大きくズレてきてしまう。

また自分のファン(居るのか?)からしてみると外交活動(特にフォロワー増やしのための)は残念な結果につながるのです。

とはいえ写真家としてやるには、避けては通れないSNS運用。

今の自分からしてみたらSNS運用は優先順位が低いので、まずは他の事から達成していきます。

SNS運用、自分なりの戦略は一応あるので、まずは他の部分を達成してから、SNSはトライします。

そんな感じの2023年の取り組みと気付きでした。

写真活動

自分を色々なところへ連れて行ってくれた作品:God’sGarden

④海外の大規模フォトコンテストで入賞する・・・◎

今年は国内のフォトコンテストを殆ど出すこと無く、海外の大規模フォトコンテストに焦点当てて勝負してきました。

結果は以下な感じ。

特にソニーワールドフォトグラフィーアワード(SWPA)は恐らく世界で3本指以内に入る応募数のフォトコンテストなのと、何よりコレに付随して行われたSWPA2023 グループ展示は自分にとって大きなキャリアの一つとなりました。

グループ展示の振り返り動画はこちら。

https://youtu.be/fIxzUHTPv0k

グループ展示ではある意味自分の写真家としてのキャリアの一区切りになるくらい、立派な展示ができたと思ってます。

展示作品の中身は勿論のこと、展示のレイアウトや、ステートメント。そして印刷から展示方法。最後は在廊を通じて作家の立ち回りをしっかり行いました。

その御蔭なのかはわかりませんが、何点かプリントの販売へ至ったのも大きかったです。

この経験は、今後必ず活かされる場面が沢山あるでしょう。

またインターナショナルランドスケープフォトグラファーオブ・ザ・イヤーでは、入選作品が海外の大きなメディアで掲載されました。

https://www.theatlantic.com/photo/2023/12/winners-of-the-2023-international-landscape-photographer-of-the-year/676908/

ここで言っている海外のメディアの一つはは170年近く続いてるアトランティカと呼ばれるメディアのWeb媒体です。

編集者の目に留まって、上位賞だけでなく、Top101の自分の作品を掲載されたのもラッキーだったかな。

ここから名前を検索してくれて、プリント購入までに至ったのですから、ホント驚きでした。

写真家として、アーティストとして最高の結果となりました。

この成功体験は決して完璧ではないです。

しかし、作家としてはとても大事な成功体験だと信じてます。今後はよりパフォーマンスを上げるべく、サイト構築や導線をしっかり構築して、プリント販売の販路を明確に作り出したいですね。

⑤千葉県にフォーカスした撮影をトライする・・・△

新規開拓その1
原岡海岸のユニークなシーン
印旛沼のユニークなシーン

実は6月にマイカーを廃車にしてから、次の車は手にしておりません。

つまりレンタカーやカーシェア生活が続いてる状態です。

なので、2023年6月を境目に撮影頻度は激減しました。しかし出撃回数が減っただけで、撮りたい物が撮れなくなったわけではありません。

特に11月の展示でフォーカスしていた水没林の作品群は、直前で撮り下ろした作品もありますし、作品に対する熱意は静かに燃え続けて居たのでした。

とは言いつつ、なんだかんだで千葉も新しい撮影地は開拓出来たので、来年はそこをより深掘り出来たらなと思ってます。

⑥今より狭く深くのスタイルで撮影をしていく・・・◎

全く情報が転がってない撮影地のワンシーン
某撮影地での新しいカット1
某撮影地での新しいカット2

コレはもう見事に体現出来た1年でした。

そして水没林における撮影自体は、基本的に情報源は殆どなく、天気予報や自然現象をシンプルに考察・分析をすることが増えました。

何故なら撮影地を追いかけてるのではなく、被写体を追いかけてるからです。

そんな手探りでの撮影を続けていた中、展示にも繋がる事が出来たので、ホントに2023年は大きな変化だったなと。

特に11月のグループ展示でも展示した「水没林」はホント自分の写真家キャリアでは大きなターニングポイントだと思ってます。

次のステップはメーカーギャラリーでの個展ですが、公募展という大きな壁がございます。

とはいえ、応募先は決まってるのと、あとはグループ展で出した延長上での戦いになるので、まだ出せなかった作品群をフルに出した上で、改めて展示にトライしたいです。

機材関連

⑦SONYから富士フイルムへ完全移行・・・◎

X-H2とX-T5

えー、しました。なんなら1番はじめにクリアした目標くらいです 笑

1年使ってみてわかったのは、風景撮影においてはAPS−Cセンサーのカメラでも十分戦えるということ。

ただ、今年の夏からタイムラプスをやりだしたのですが、タイムラプス撮影においては富士フイルムは数歩ほかメーカーに遅れをとってます。

タイムラプス撮影するならば、NikonかSONYだろうなぁと思いつつ、もう一年は富士フイルムで頑張るつもりです。

来年はさらに色々物事が変化起きてそうで、正直自分がどうなってるか予想が出来ないくらいです。

意外とバッサリ富士フイルム辞めてたりして・・・笑

また何かあったら更新します。

2023年、イレギュラーで行ったこと

マイカーを失った生活がスタート

事故後廃車、レッカーに連れて行かれるマイカー

2023年、一番の特筆すべき点はコレですね。3年乗ってきたハスラーを事故で失ったことです。

事故の内容は関越道の左車線を走っていたところ、鹿が突然出てきて衝突。

ブレーキを踏むこともなくの衝突だったので、余程イレギュラーだったなぁという振り返り。

あれから生活が一気に変わりました。最初は大変でしたが、今思うと間違いなく人生の転機でした。

Youtubeチャンネル運営をスタート

運営スタートしたのが7月半ば
2023年12月30日時点の当チャンネル

色々思い立ってスタートしたのがYoutubeチャンネルです。

PCを買い替えたのがきっかけですかね。今は動画編集もサクサク行えるハイスペックPCを使ってます。お陰で大量の枚数の写真を処理できるようになったのと、動画編集もサクサク出来るように成りました。

また1年限定で動画編集ソフトを割安で契約出来たのも大きいかな。

なので、1年はガッツリYou Tubeやってみようと思うように。今は一番頑張っているコンテンツです。

収益化目指してまずは頑張りましょうといったところ。

日本で一番地価が高いところで、本気の展示を行った

ソニーギャラリー銀座で行われた企画展示 Stories Ⅲ に参加。

SWPA2023で受賞した日本人作家を招待してのグループ展示が11月にソニーイメージングギャラリー銀座で行われました。

展示まで色々語ると多いのですが、とにかく後悔ない展示をしました。

お陰で身内には自分の写真に対する温度感が明確に伝わったのと、外部の方には、まだまだこんな作家が日本にいるんだなという感じで自分を知ってもらえるいい場所だったと思ってます。

この展示をきっかけに今後も展示にトライします。

まずはメーカーギャラリーでの個展、そしてコマーシャルギャラリーでの展示、そして海外での展示でしょうね。

フォトコンテストでも忙しかったですが、展示に向けてトライすることも山ほどあります。

SNSで写真を投稿してバズらせるとか、正直そんな事やってる場合じゃないです。

将来の写真家としてのキャリアやビジョンに向かってひたすら取り組むのみです。

よりそこが明確に見えたのは良かったかな。

まとめ

2023年の結果をまとめるとこんな感じ。

✗・・・1
△・・・2
◎・・・4

イレギュラー・・・3

といったところです。結構大変な1年でしたが、なんだかんだいい結果に落ち着いたのかな。

また更に来年はより変化が訪れると今からですら感じているので、しっかりクリアして将来の自分へ繋げていきたいですね。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

そして2023年、当ブログありがとうございました。来年も引き続き宜しくお願い致します。

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https://www.photo-filedworks.com/soukatsu-2023/feed 0
The International Landscape Photographer of the Year (ILPOTY)2023 に入選(Top101)しました! https://www.photo-filedworks.com/ilpoty2023 https://www.photo-filedworks.com/ilpoty2023#respond Tue, 26 Dec 2023 11:08:30 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=10007

この度、私の作品が風景写真ジャンルに特化した難関国際フォトコンテストである The International Landscape Photographer Of The Year 2023にてTop101に入りました。 […]]]>

この度、私の作品が風景写真ジャンルに特化した難関国際フォトコンテストである The International Landscape Photographer Of The Year 2023にてTop101に入りました。

母体はオーストラリアにある事務局で、2013年から始まり、今年で11年目の年。

WINNER(上位賞)に該当した人には賞金のほか、各有名なWeb媒体での紹介もあります。
風景写真に特化したジャンルのため、少しニッチな部分でもありますが、自然風景に特化したフォトコンテストでは世界最高峰の部類に入るかと思います。

応募枚数は4000枚弱と、少なめではありますが、入賞作品郡を観てもどれもイカれた写真たちです。

上位賞を目指してたので、課題が残った結果となりましたが、引き続きトライしたいと思います。

コンテストページはこちら

https://internationallandscapephotographer.com

コンテスト詳細

今回応募したフォトコンテストテーマ

応募テーマ:風景部門

応募数:4点

賞と賞金

【4枚組でのWINNER】
Photographer of the Year : 1名 賞金5000$(副賞+BOOK掲載)
Second Place : 1名 賞金1000$(副賞+BOOK掲載)
Third Place : 1名 賞金500$(副賞+BOOK掲載)

【1枚でのWINNER】
Photograph of the Year : 1名 賞金2000$(副賞+BOOK掲載)
Second Place : 1名 賞金1000$(副賞+BOOK掲載)
Third Place : 1名 賞金500$(副賞+BOOK掲載)

【特別部門でのWinners】
Black and White(モノクロ):1名 (副賞+BOOK掲載)
Aerial(空撮):1名(副賞+BOOK掲載)
Snow and Ice(雪&氷):1名(副賞+BOOK掲載)
Seascape(海):1名(副賞+BOOK掲載)
Desert(丘・砂漠):1名(副賞+BOOK掲載)

【Top101+(上位101位)】
上位賞含む101位までの入賞作品(BOOK掲載)←該当

【Top202+(上位202位)
上位賞含む202位までの入選作品(Web掲載)

応募から選考過程、結果の流れについて

応募締め切り:2023年11月15日

応募日:2022年11月6日 (4点応募)

内定連絡:2023年11月15日(1点)

結果公表日:2023年11月15日

応募フォーマット:Jpeg(Adobe RGB)

応募総数:4350枚

入選した作品

Title : God’s Garden
Top 101 Award 2023
証書

所感

今年の4月に受賞したSWPA2023 (Sony world Photography Awards 2023) にてShortlistになった作品が、引き続きこちらのコンテストでも受賞をしました。

このコンテストはファインアート要素が非常に強く、とにかく構図力と現像力が求められます。

それに加えてのシチュエーション的要素かな。なぜ構図力と現像力が求められるかというと、シンプルにCaptionを書く欄がなかったのです。

つまりその場の状況を説明する博物館系フォトコンテストには無いテイストのコンテストでした。

テイストだけで言ったら、ルーシー財団が運営している、アメリカのIPA系列のフォトコンテストに近いですね。

https://www.photo-filedworks.com/ipa2022
※過去入賞した記事はコチラから。

今回4枚だした作品のうち、3枚は普段の自分の作風が発揮できている作品。

そして今回入賞した作品はファインアート要素が強い作品だったのでした。つまりぱっと見評価出来て、かつ1枚で完結できるクォリティの作品です。

詳しいフォトコンテストの紹介や、考察についてはYoutube動画のコンテンツとしてアップしてるので、よかったらこちらも併せてみていただけると嬉しいです。

https://youtu.be/OvAzV98M3Ek

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。

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https://www.photo-filedworks.com/ilpoty2023/feed 0
紅葉の水没林を求めて。秋の北海道へ撮影旅行に行ってきました https://www.photo-filedworks.com/trip_2023_10 https://www.photo-filedworks.com/trip_2023_10#respond Sun, 05 Nov 2023 10:51:15 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=9955

今年は紅葉の時期の水没林を狙っていたので、色々撮影プランを検討してました。 水没林の代表格といえば、北海道の美瑛町にある青い池です。 冬がガッツリお世話になった青い池。しかし秋の時期は訪れたことなかったのと、何より紅葉の […]]]>

今年は紅葉の時期の水没林を狙っていたので、色々撮影プランを検討してました。

水没林の代表格といえば、北海道の美瑛町にある青い池です。

冬がガッツリお世話になった青い池。しかし秋の時期は訪れたことなかったのと、何より紅葉の時期が過ぎ去るのが早い。

とはいえスポットで撮れる自信もなかったので、思い切って休みを取得して3泊4日で撮影旅行へ。

前回の観光メインであった広島・岡山旅行とは違い、今回はガッツリ撮影旅行です。

メインの目的は水没林シリーズの作品撮り。

あとはひたすら天気とにらめっこでした。写真と共に旅行を振り返ってみたいと思います。

良かったら読んでいってください。

旅の行程

3泊4日の撮影旅

本命の撮影地、青い池

今回は青い池の紅葉を狙いつつ、北海道にある水没林スポットを攻めるプランとなりました。

拠点は旭川空港とし、レンタカーもそこで手配。

そして何やらエリアによっては雪が降る予報にもなっていました。

レンタカーは安心のトヨタレンタカー。若葉マーク時代によく利用してたので勝手はわかってたのでした。

そしてまだ秋シーズンで何もオプションつけてないにも関わらず、デフォルトで四駆のスタッドレスの車を借りることが出来たのでした。

雪国では冬シーズン「四駆:スタッドレス」は結構多いケースなのですが、まさか秋シーズンからそれとは恐れ入りました\(^o^)/

しかし実際に突然の雪とかで道路状況が一気に過酷なものになるのもここ北海道の特徴。

旭川空港のトヨタレンタカーはホントオススメです。サービスも対応も神。

今後も旭川拠点の時は必ず利用します。

てことで、頼りになる相棒(車)を借りつつ、今回の旅がスタートです。

写真で振り返る旅路

1日目:美瑛エリア、青い池 + α

秋色の青い池

旅の当初の目的であった、青い池の紅葉の姿を捉えることが出来ました。

しかし前日の天候は「雨のち曇り」

この日に撮影する予定はなかったのですが、朝起きたら急遽雨のち晴れになってるという・・・。

また2枚目の写真の通り、風も吹いていたのでコンディションはあんまり良くないと思いつつ、少し待ってると湖面が静かになるというラッキー具合。

しかも順光に近い状態にもなったので、正に紅葉+水没林を撮るには最高のシチュエーションでした。

ここぞとばかりにシャッターを切ります。

この時の様子を動画にもしてますので良かったらドウゾ。

https://youtu.be/6NAVzAH1w9E

黒岳のロープウェイにて

大雪山エリア:黒岳行きのロープウェイ

この日はもう一箇所訪れました。大雪山エリアにある黒岳のロープウェイに乗ったのでした。

ここからの景色も素晴らしく、秋と冬が混じった景色が見れたのです。

欲を言うならばもう少し早く来ればよかった・・・。

ギリギリに来たのもあって暗い時間での撮影になったのが悔やまれる。

この黒岳のエリアも素晴らしい景色が1年通して見れるので、また機会を変えて訪れたい場所となりました。

2日目:美瑛:青い池 + 富良野:道中 + 夕張:シューパロ湖

秋色の青い池と雪景色

紅葉と新雪の青い池

2日目は狙ってもなかった青い池の紅葉と新雪のシチュエーション。

特に麓の美瑛町は雪が降っておらず。

出発時はテンションサゲサゲで運転してたのですが、現地着いたらテンションアゲアゲだったのでした。

しかしホント、自然現象は想像の上をやってきます。

この光景も全然イメージになかったので、夢中でシャッターを切っていた気がします。

そして本命の写真はSONYのグループ展示行き。B1サイズでデカデカと展示予定です。

展示のリンクはコチラ。https://www.photo-filedworks.com/swpa2023_sories3

撮影者は最初4~5人くらいでしたが、気づいたら20人くらいは居たのでした。SNSで有名なアマチュア写真家がたくさんいたみたいで、タイムライン追いかけたら写真がいくつか出てきました。

地元の方々ですら騒ぐような、素晴らしい光景だったみたいです。

とはいえ、冷静さも保ちつつ、自分は動画やタイムラプスでの撮影も行っていたのでした。

その時の動画リンクはこちらから。

https://youtu.be/-HZbql6mPE8

白金地区:美瑛川
白金地区:白ひげの滝

また白金地区は青い池だけでなく、白ひげの滝と呼ばれる滝も美しい場所です。

以前冬の時訪れてた撮影地だったので、今回も訪れたところ人が殆どおらず。

青い池だけでなく、このエリアも素晴らしい景色が見れるのでセットで訪れることをオススメします。

富良野のエリアを空撮

雪と紅葉と道路
こちらではモヤとのコラボ

以前から撮影で訪れていたエリアをドローンで空撮。

包括申請は毎年行ってるので目視外飛行は常時行えます。この撮影もフライト前、入念にMapの確認です。

お陰で大分撮影イメージと実際の写真のギャップにあまり差はありませんでした。

欲を言えば、もう少し早く訪れてれば雪はもっと残ってたのかなと。

でも青い池の景色を考えたら、そっち優先で間違いないはず 笑

また来年以降の課題として残しておこうと思います。

夕張市:シューパロ湖(陸から撮影)

橋から反対側を撮影
湖へと続く道その1
湖へと続く道その2
超望遠レンズで対岸をすっぱ抜く

シューパロ湖とは1962年に竣工した大夕張ダムによって形成されたダム湖で、2015年竣工の夕張シューパロダムによって水域が拡大した日本屈指の大きさを誇るダム湖です。

かつて炭鉱街として栄えた大夕張地域(夕張市鹿島)の大部分が水没し、大夕張ダムもそのまま水没しました。

水没林があるという理由で初めてシューパロ湖を訪れましたが、ここのエリアは知れば知るほど味のある地域です。

今回は水没林狙いで訪れたものの、次訪れる時は普通に歴史を追いかけたいですね。

「国内もまだまだ知らない世界がある」

そう思い知らされた場所だったのでした。

夕張市:シューパロ湖(ドローンで空撮)

バックには夕張岳
水没林と紅葉
水位次第ではもっとたくさんの水没林があったエリア

シューパロ湖は他のダム湖と違い、大規模なエリアです。

そのため放水のさじ加減により水位が大規模に変わるという。自分が訪れタイミングは、例年より水位が高いようでした。

なので、予定していたエリアで見れたはずの水没林が今回は見えず。

シューパロ湖で名物の水没する橋も今回は見れませんでした。。

また時期変えて訪れたいですね。今度は雪解けの時期にでも来たい。

3日目:小樽エリア 天狗山 + 落合ダム

天狗山展望台横より
小樽の町並みを見渡せる丘

天狗山展望台は今回始めて訪れましたが、中々オススメの夜景スポットでした。

特にロープウェイ乗り場近辺の展望ポイントが充実しており、ベンチがあったりや、展望台があったりと、中々充実してます。

観光撮影にはもってこいのエリアでした。

ここではタイムラプスをメインに撮影。4つ撮影したものの、2つ失敗するというアクシデント 笑

次回はもっと効率よく撮影します。

落合ダムは空振りだったため割愛。翌日に備えます。

4日目:小樽エリア : 落合ダム + 美瑛エリア:紅葉

落合ダムと紅葉

落合ダムの水没林1
水没林の密度が高い
朝日に染まる紅葉の山々

前日は殆ど撮れなかった落合ダム。敗因は風でした。

湖面がなびいてしまい、全く絵にならないという始末。

翌日は無風に近く、湖面からは気嵐が。

しかし、濃霧予報も出てたにも関わらず上空は晴天でした。コレばかりは仕方ない。

またリベンジしたい撮影となりました。

小樽市の三角市場で海鮮丼を食す

わがまま4色丼のはずが手違いで5色丼に。

三角市場にある有名店で海鮮丼を食べました。向こうの手違いで頼んでないいくらが乗ってたため、サービスに。

選んだネタは、ホタテ・ぼたん海老・シャコ・うに 、そしておまけのいくら。

値段も3000円いかない価格でとてもお得に感じました。

追加でホタテの焼き貝を食べましたが、1枚300円と爆安。

これ関東で食べたら500円取られるくらいのボリュームでした。

そして旅も終盤、再び美瑛の町へ戻ります。

美瑛エリアで紅葉狩り

穴場のスポットにて。

最後は地元の方に教えていただいた撮影ポイントにて。

方角的には日の出ポイントだったみたいですが、ここはまたリベンジしたい。

美瑛の秋は2度訪れるみたいで、今回は1度目のタイミング。

2度目のタイミングは11月初旬ころになります。恐らく新雪の時期とぶつかるんでしょうね。

とはいえ、新雪の青い池を狙いに行くと間違いなく狙えない景色になるので、時期選びは慎重に。

最後はクリスマスツリーの木で夕焼けタイムラプスを撮ったのでした。

まとめ

本命の写真はSONYのグループ展へ。

以上が今回訪れた北海道紅葉撮影旅になります。

恐らく今年で一番撮れ高のあった遠征になったのですが、道中はとても行き先に悩みました。

例年に比べて気象事情が恐ろしくイレギュラーだったからです。

また一部割愛してるエリアもあるので、実際はもっと紅葉ポイントを訪れてます。

そしてこの旅を計画できたのも、去年訪れることができなかった悔しさからというネ。

お陰で大分旅路を練ることができたかなと思います。

年内はもう飛行機を使った遠征はせず、都内のタイムラプス撮影をメインに奔走予定です。

You Tubeの運営をしだしてから一気に忙しくなった、2023年。

残り2ヶ月、突っ走りたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ダイジェスト動画をYou Tubeにアップしてますので、良かったらコチラもドウゾ。

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https://www.photo-filedworks.com/trip_2023_10/feed 0
ソニーワールドフォトグラフィーアワード 企画写真展. Stories Ⅲ に展示します https://www.photo-filedworks.com/swpa2023_sories3 https://www.photo-filedworks.com/swpa2023_sories3#respond Tue, 17 Oct 2023 13:05:02 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=9926

この度、カメラメーカーであるソニー株式会社が主催する ソニーワールドフォトグラフィーアワードの企画写真展. Stories Ⅲ に展示することになりました。 今回の展示はSony World Photography Aw […]]]>

この度、カメラメーカーであるソニー株式会社が主催する ソニーワールドフォトグラフィーアワードの企画写真展. Stories Ⅲ に展示することになりました。

今回の展示はSony World Photography Award 2023 の日本人入賞者8名で行うグループ展示です。

Sony World Photography Award 2023は以下のようなフォトコンテストです。

Sony World photography Awards(SWPA)はイギリスの世界写真機構(World Organisation)が運営し、Sonyがスポンサーのフォトコンテストです。

2007年からコンテストは始まり、2023年で16回目となります。

2023年の応募総数は全世界210カ国から41万5千枚あった世界最大規模のフォトコンテストです。

自分は2023年3月、OpenCompetitionのTravel categoryでショーリストとなりました。

https://www.photo-filedworks.com/swpa_2023

そこから半年後、ソニー株式会社から声がかかった感じになります。

ここから案内へ続きます。

会期と在廊について

  • 会期:2023年11月17日(金)~2023年11月30日(木)
    前半:11/17-11/23  後半:11/24~11/30
  • 会場:ソニーギャラリー銀座(東京都)Mapリンク
  • 自分の展示期間:前半の11/17-11/23

会期は11/17(金) から11/30(木)で、自分は前半の11/17(金) から11/23(木)の日程で展示します。

在廊予定は以下な感じです。

11/17(金)夕方以降

11/18(土)終日

11/19(日)終日

11/20(月)夕方以降

11/22(水)午後

11/23(木)終日

今回は作家の展示という位置づけのため、入賞作品とは関係ない展示になります。自分はこの数年撮りためてきたテーマでB1サイズで10枚組の写真で展示します。

今の自分の力量が伝わるような展示をするので、是非ご覧いただければ嬉しいです。

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https://www.photo-filedworks.com/swpa2023_sories3/feed 0
久々の旅行、中国四国エリアに行ってきました https://www.photo-filedworks.com/trip_2023_09 https://www.photo-filedworks.com/trip_2023_09#respond Tue, 03 Oct 2023 12:15:09 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=9907

こんばんは。 先日、夏季休暇利用して2泊4日の旅行へ行ってきました。 場所は岡山県、広島県、香川県の3県。エリアは中国四国エリアです。 目的は観光半分・撮影半分といったところ。後半は広島の呉市に滞在しました。 撮影ばかり […]]]>

こんばんは。

先日、夏季休暇利用して2泊4日の旅行へ行ってきました。

場所は岡山県、広島県、香川県の3県。エリアは中国四国エリアです。

目的は観光半分・撮影半分といったところ。後半は広島の呉市に滞在しました。

撮影ばかりの自分が撮影以外で旅行として行ったのは、ホント久しぶりでした。

なんせ撮りに行くの前提の旅行ばかりでしたから・・・。

今回は何故撮影じゃなかった旅行になったのか、またどういう心境だったのか等、バックボーンを書いてみたいと思います。

良かったら読んでいってください。

車を失ったことで、撮影に対するストレスが増加

今年の6月に愛車を失ってから、撮影へ行くのに足取りが非常に重い日々が増えました。

撮影へ行くのに車のレンタルが大前提の中、コスパへの意識がかなり強まったのです。

つまり撮影でミスるとストレスになるのです。

え?今更?と思われる方も多いかと思いますが、自分の場合は愛車の運転がかなりの息抜きになっており、写真撮影はその次くらいのプライオリティだったのです。

ただ、愛車を失うことでその均衡は崩れ、一気にコストへの意識が強くなります。

そのため余程明確な目的がない限りは、遠征して撮影へ行くことが減りました。

つまり旅行へ行く頻度が減ったのです。長期連休もそれなりにあった今年の夏。みんなが連休で息抜きしてるにもかかわらず、自分はコスト意識のせいか思うように動けませんでした。

しかし本質的には旅行大好き人間。

仕事が閑散期になったタイミングで行動に出るのでした。

気ままな旅行へ。好奇心のまま、未踏の地へいく

大好きな夜景を見に行った

「久々に遠出して知らない場所に身を置きたい」

この思いが強くなり、気がついたら家を出てました。

目的地は普段行かないようなエリアと決めて、選んだのは中国四国エリアでした。

旅の道中にフォーカスした「とびしま海道」

広島県の呉市は6年前に訪れたことが有り、その時に印象に残ってた街でもありました。

特に呉市の南東に位置する下蒲刈島から愛媛県今治市の岡村島を7つを橋で結ぶ

「安芸灘とびしま海道」

今回初めて訪れたこの場所はとても魅力的でした。

現地の方々と交流もさせていただきましたが、時間の流れ方の違いを始め、物事の考え方がとても穏やかでした。

ぶっちゃけアクセスは非常に悪いです。橋経由で離島を渡るのも1.5hばかりかかります。

でもその不便さが今の自分には必要だったみたいです。

些細なことで気にしている自分が、ちっぽけな存在に感じられるくらい、客観的に見れるくらいにこの場所の距離感はイイものでした。

そしてこれは旅行の醍醐味である非日常に飛び込む部分の魅力でもあるんですよね。

旅初日は撮れ高気にしていた自分も、2日目、3日目は気がついたら呉市の町並みにハマってた自分がいました。

呉市には灰ヶ峰と呼ばれる、呉市を展望できるポイントがあります。

そこから見る呉市の夜景がキレイなんです。

呉市という町並みを好きだからこそ、余計にそこからの夜景が魅力的に見えるんですよね。

気がついたら3日目、4日目は呉市にどっぷりでした。全然予定してなかった動きなだけに、とても思い出深い旅となりました。

撮影した写真たち

呉市の町並み

今回メインで撮影したのは呉市の灰ヶ峰展望台です。

この場所は2日連続で足を運びました。

灰ヶ峰からその1
灰ヶ峰からその2

そして灰ヶ峰展望台からの撮影を動画にもしてみました。結構まとまってると思うので良かったら見てください。

また呉市は海軍自衛隊の街でもあり、潜水艦を拝むことが出来ます。

アレイからすこじまからの景観

ここの潜水艦も日によって配置が違うので、拘るほど沼です笑

結果的に二日間撮影行ったという。。。

呉市のとびしま海道も動画作成予定なので、乞うご期待 笑

他の場所で撮影した写真たち

岡山県:水没ペンション村
香川県:聖通寺山公園
広島県:筆影山展望台その1
広島県:筆影山展望台その2

なんかんだ写真撮ってるじゃないか!とツッコミ入りそうですが、本当はメインで撮りたかった撮影地では失敗してます\(^o^)/

なので、しょんぼりせずに呉市メインに旅行した結果、気持ち的に余裕が出てちゃっかりシャッターチャンスを取れたってところでしょうか。

なんだかんだ心の余裕は大事です。特に未知の場所での判断力はそこで左右されるなと改めて思いました。

メインで撮りたかったものは撮れなかったのに、心穏やかに帰路へついたのでした。

まとめ

以上が今回の中国四国エリア遠征となりました。

香川で食べたうどんも美味しかったですし、広島で食べたお好み焼きも美味しかったです。

グルメ写真も載せたかったですが、今回の記事の趣向とはズレてきてしまうのでこれにてお開き 笑

ここまで読んでいただきありがとうございました。

また落ち着いたら動画にもするので良かったら見てください。

自分のYoutubeチャンネルはコチラ。

いいねぼたんとチャンネル登録もらえるとめっちゃ嬉しいです!

https://www.youtube.com/channel/UCBatOxGGRemb1IgWU3BpuDA

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https://www.photo-filedworks.com/trip_2023_09/feed 0
近況報告@2023年9月 https://www.photo-filedworks.com/update_202309 https://www.photo-filedworks.com/update_202309#respond Tue, 19 Sep 2023 08:31:40 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=9899

車を6月に失ってから3ヶ月経ちました。 あれから色々目標と立てて過ごしてきたのですが、想像以上に軌道修正をかけながらの生活する日々になったので、現状整理を兼ねてこの記事を書いてます。 ※前回の近況報告記事はこちらから。h […]]]>

車を6月に失ってから3ヶ月経ちました。

あれから色々目標と立てて過ごしてきたのですが、想像以上に軌道修正をかけながらの生活する日々になったので、現状整理を兼ねてこの記事を書いてます。

※前回の近況報告記事はこちらから。
https://www.photo-filedworks.com/update_202307

想像以上に軌道修正を・・・という事はそれだけ生活が目まぐるしく変化してるのです。それと同時についていけてない自分も居たり・・・。

そして何より写欲が落ちています。

この夏に撮影した写真を振り返りつつ、近況報告をしてみようと思います。

この夏に撮影した写真(2023年7~9月)

ネイチャー:近場の撮影にフォーカスした

昨年も撮影した光芒ポイント
中々狙ってるような構図は撮れず
登山客のライトと星空
唯一の遠征は関西

この夏の写真を振り返ってみると、3箇所しか自然風景の撮影してませんでした・・・。

マイカーあったときは8~10箇所は訪れてたのに、活動量が一気に激減。

シンプルに今まで出来たことができなくなってるので、そりゃそうだよなと。

撮りたい場所あっても天候に左右されるのと、出費を考えるとレンタカーの手配も遅れます。

そして何より夏の時期は夏休みと被ります。つまり車の数が増えるわけです。

てことで思考を変えて後半は都市景観にフォーカス置きました。

今年の夏は都市景観も撮った

晴海の街を狙う
少し前に流行ったSNSスポット

思うように自然風景を撮りに行けなかったのもあったため、近場の撮影にシフトしたこの夏の後半戦。

都市景観の世界は奥が深く、色々なシチュエーションがイメージ沸いてるので今後も撮影を続けようと思ってます。

特に冬の撮影は毎日出る勢いで撮影したい。そして何より都市景観のタイムラプスを撮っているのもあって、必然的に通う頻度が上がります。

とまぁ写真だけ振り返ると「そこそこ撮影行ってるやん」となるわけですが、

心ここにあらずな状態なわけでもありまして・・・。

結局、行きたい場所に行けていない

やはり車を失ったことが一番大きく、活動範囲がかなり限定的になったことも大きな要因かなと。

youtubeだ!動画だ!タイムラプスだ!と意気込んで色々動いてみましたが、やはり撮りたいフィールドで思うように活動できてないのが尾を引いてます。

まぁあとはこの暑さの中、わざわざ歩いて車を借りに行くというギャップに驚きが隠せてないのも否めない。。

以前は玄関出たらすぐ冷房が効いた車でしたから 笑

この秋以降はピンポイントに、活動できることが増えれればいいな。

まとめ

以上が2023年夏シーズンの活動振り返りでした。

遠征へ撮影には行けなかった分、動画だったりとかタイムラプス作成にはそれなりにトライできたので、あとは今後の更新でしっかり形を見せれればなと。

こちらのブログも引き続き更新頑張れるよう活動します。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。

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https://www.photo-filedworks.com/update_202309/feed 0
Youtube チャンネルを開設しました。チャンネルでやりたい事など。 https://www.photo-filedworks.com/youtube https://www.photo-filedworks.com/youtube#respond Mon, 04 Sep 2023 11:39:34 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=9858

6月に車を失い、撮影頻度も大分落ちました。 そしてブログの更新も1ヶ月飛んでしまいましたが、なんとか生きてます。 そんな空白期間、何をしていたかというとYoutubeチャンネルを開設したのと、それに伴うContentsの […]]]>

6月に車を失い、撮影頻度も大分落ちました。

そしてブログの更新も1ヶ月飛んでしまいましたが、なんとか生きてます。

そんな空白期間、何をしていたかというとYoutubeチャンネルを開設したのと、それに伴うContentsの作成に励んでました。

チャンネルページはこちら。

https://www.youtube.com/@Takahiro_Gamou_Photography/

Youtube活動について詳細について色々語ってみたいと思います。

よかったら読んでみてください。

Youtube チャンネル開設した理由について

今回Youtubeチャンネルを開設した理由は2つあるのですが、具体的には以下な感じ。

1. Youtubeというフィールドで作品表現と情報発信をやりたかった

2. なんだかんだいいPCを手にしてしまったのもある

それぞれ具体的に語ってみます。

1. Youtubeというフィールドで作品表現と情報発信をやりたかった

そもそもインターネット上で情報発信をするにあたって、色々なフィールドが存在します。

・Blog
・Twitter
・Instagram
・TikTok
・Youtube
・Facebook

主に発信する場はこの6つだと思ってます。

特にSNS(Blog以外)なんかは人口比率や、ユーザー層が全然違うと思ってて、どこで発信するかによって認知の仕方が変わります。

極端な話をすると、TikTokは10代向けで、Facebookなんかは40歳以上の層が多い印象です。

アクティブユーザーの層については以下な感じでまとめてみました。

SNS総称アクティブユーザー(国内)アクティブユーザー(世界)
Youtube7000万人20億人
X(旧Twitter)4500万人3億3300万人
Instagram3300万人10億人
Facebook2600万人30億3000万人
TikTok1700万人10億人
note6300万人(Active Browser 数)
引用元:https://gaiax-socialmedialab.jp/socialmedia/435

世界規模で考えるとFacebookなのでしょうが、日本でのユーザー層は年々減少傾向です。

特に写真やってる方々の人口は個人的な肌感覚的に減ってきている印象が強いです。

Twitter、Instagramはトライしましたが、スタイルがあまり合わないので一旦放置。

そうなると唯一自分が続いてるBlogと同じように発信できるのがYoutube。

検索ベースでContentsを探していくのとストック型のContentsなので、正にBlogと同じです。

そしてYoutubeは動画サイトというフィールドですが、国内海外含めてユーザー数も多いし、何より動画コンテンツにチャレンジしてみたかったのです。

自分が継続的に活動できそうなフィールドが正にYoutubeだった

そんなこんなでYoutubeのフィールドに飛び込むわけです。

2. なんだかんだ良いPCを手に入れてしまったのも大きい

2023年7月に、ハイスペックモデルのMacbookProを手にしました。

※該当記事はこちらのリンクから https://www.photo-filedworks.com/macbookpro14-inchi

そこから編集関連で出来ることは一気に増えて、諦めていた動画編集が可能になりました。

動画編集はたまに仕事絡み(HDレベル)でやりますが、いざ自分の作品表現の場としてやりだしたらどうなるのかなぁと思いはしてました。

しかし前のPCのスペックでは、編集時にファンがフル回転する始末。

HD画質での動画ですら熱いPCを前に作業が必要になったので、4Kなんかとてもじゃないけど出来ません。

そこを今回PCを手に入れたことで解消されたことで、一気にやりたい事が増えたのです。

そして今回のYoutubeチャンネル開設に続くわけです。

とまぁチャンネル開設に至る背景まで語ってみました。次はYoutubeチャンネルで具体的なContents内容について書いてみます。

このチャンネルでやりたい事

1. 作家として、クリエイターとして作品を発表

自分の場合、今までは写真をSNSに公開することが殆どなかったのと、GalleryサイトをメインにたまにBlogでアップするくらいでした。

そしてこの数年のメインはフォトコンテストでの活動が多く、特に国内ではSNSに発表した作品は応募できない規約が多いです。以前に比べてこの手の規約はだいたい減ってきてますが、それでも大規模フォトコンテストを中心に残り続けてます。

なので、作品たちは溜まっていくばかりで発表されてないという現実に直面するわけです。

ということで情報発信に特化した当Blogと作品発表をメインとしたGalleryサイトの2つのいいとこ取りが出来るYoutubeで作品発表を継続的にしていく次第です。

主に考えてる作品(メインコンテンツ)は以下な感じに落ち着きました。

  • 静止画:作品のスライドショー
  • 動画:Vlogや撮影地の映像作品
  • TimeLaps:都市景観、自然風景、旅先の観光地など(カメラ、Drone)

特にTimeLapsは新しい試みで、今ヒーヒー言いながら撮影に取り組んでます。

静止画の延長上でトライ出来るのと、何より動画の世界に足を突っ込まないと出来ない部類です。

特に静止画の世界をディープに駆け巡った自分からしてみたら、ホントタイムラプスは色々と考えられる点やヒントが多いのでとてもやり甲斐があります。

そして撮影から動画編集まですべて楽しいです。そう、正に写真始めたときの感覚に近いですね。

失敗や反省、学びも多いので、コレを糧にまずは1年トライします。

この直近で作成したContentsはこちら。

都市景観をメインにしたTimeLasp動画(初投稿)
富士山写真を使って作成したスライドーショー。

2. ページに興味を持ってくれた人に有益な情報を発信したい

BlogでもYoutubeでも一緒ですが、視聴者や読者がそれぞれページに辿り着くには何かしら気になることがあって、検索をしてたどり着くわけです。

つまり検索されてる以上、見る手側にとって無駄にならないような情報やContentsを発信するべきだと思ってます。

特にGoogleのSEO界隈で記事を公開してる人たちは山程いますが、時たま上位に見る記事を見ると

「あぁこの人は読み手側の事一切考えずに、SEOで上位に来ることしか考えてないんだな」

と感じてしまう記事が多いです。写真に関連するBlogですらそういうことが多いので、きっとエンタメとかの内容だと余計に多いでしょうね。

しかしYoutubeはBlog界隈と違う世界なので、Contentsの質や量も全然違います。そして写真関連のContentsは圧倒的に少ないです。

自分は後発組になりますけど、それでもYoutubeの世界では違った形で色々な人にたくさん触れる形で情報発信にトライできるのでは?と予想してます。

つまり届けたい人に情報を届けられるということが出来る。

あとはYoutubeの場合、動画なので人柄が文字に比べて伝わりやすいです。

それでファンが出来たら作家冥利に尽きるなぁと思えるので、やはりYoutubeのフィールドでContents発信をやる価値はあるかな、と。

今現在考えてる情報発信系Contentsは以下な感じ。

  • 写真スキル上達へのコンテンツ
  • 機材レビュー
  • 雑談(自己紹介や、撮影秘話など)

これらのContentsに関してはBlogの延長上でやっていくつもりです。

まとめ

以上、今回Youtubeチャンネルを開設した背景と、活動実績紹介になります。

Youtube投稿を通じて達成したいことは以下2つ。

  • 取り敢えず1年諦めずに続ける
  • 新しい表現(動画)とともに、発信力の強い人間になる

こんな感じでやっていきます。1年後どうなっているかわかりませんが、可能な限り全力で取り組みたい次第です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

よかったらYoutubeのチャンネル登録やイイねボタン押してもらえると嬉しいです。

それでは、また。

https://www.youtube.com/@Takahiro_Gamou_Photography/

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https://www.photo-filedworks.com/youtube/feed 0
【レビュー】写真編集に最適なPC!MacbookPro 14インチを購入。一緒に買った物や使い勝手など。 https://www.photo-filedworks.com/macbookpro14-inchi https://www.photo-filedworks.com/macbookpro14-inchi#respond Mon, 10 Jul 2023 09:50:43 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=9791

先日、新しいMacbookPro14インチを購入しました。 今まではMacBook Pro 2019モデルを使っており、様々な問題に直面してました。 処理速度の遅さ、発熱問題、そしてアップデートを重ねる画像処理ソフトの遅 […]]]>

先日、新しいMacbookPro14インチを購入しました。

今まではMacBook Pro 2019モデルを使っており、様々な問題に直面してました。

処理速度の遅さ、発熱問題、そしてアップデートを重ねる画像処理ソフトの遅延を解消したかったからです。特に私がよく使用する画像処理ソフトでのAI処理の作業中に顕著でした。

セールを始め、色々な事象が重なっての、購入に至ったのでした。

マシンの特徴・スペックやレビューを語りつつ、今回購入したものを紹介できればと思います。

良かったら読んでみてください。記事に続きます。

Appleシリコン搭載のMacBookについて

圧倒的なパフォーマンス

今回購入した新しいMacbookは、2020年からAppleが導入した「Appleシリコン」という技術が搭載されています。

これはAppleが自社で開発したシステム・オン・チップで、コンピュータの主要な部品を1つのチップに集約することで、驚異的な速度と効率性を実現しています。

特に顕著なのは以下3つです。

  • CPUの処理速度アップ
  • GPUの圧倒的なパフォーマンスアップ
  • バッテリー持ちの向上

これらの改善により自分の作業は大きく改善され、パソコンの処理速度の遅さや発熱問題はほぼ解消されました。

特にGPUに関しては恐ろしいほど処理速度が向上しており、何より画像処理ソフトの大きな助けにもなっています。

今後の時代はGPUのパフォーマンスを求められる画像処理ソフトが沢山出てくるので、それに備えられた感じ。

ではどれくらいパフォーマンスが上がったのか、主にCPUとGPUをベースに具体的に比較したいと思います。

Macbook Pro 2019とMacBook Pro 2021の比較

以前使っていたマシンはMacBook Pro13インチの2019年モデルです。CPUはintel製で、メモリは16GBで、Adobe Photoshop関連のツールがまずまず動くと言った状態。

そして今回購入したのはMacBook Pro14インチの2021年モデルです。CPUはAppleシリコン(M1 Max)でメモリは64GB。AdobePhotoshop関連のツールが爆速で動きます。

今回具体的なスペックをGeekbenchという海外のレビューサイトより調べました。
CPUスコアはこちらから
GPUスコアはこちらから

Macbook Pro2019のCPUスペック
MacBook Pro2021のCPUスペック

こんな感じでデータを参照することが出来ます。

CPUだけでも3倍近くパフォーマンスが変わるのです。

以前のマシン、M1導入のマシン、そして今回購入したM1 maxのマシンでのスペックを一覧化してみました。

CPU/GPUMacBook Pro 2019MacBook Air 2021MacBook Pro 2021
CPUIntel Core i5-8257U 1.4 GHzApple M1Apple M1 Max
CPU シングルスコア114914641724
CPU マルチスコア3903469912256
GPUIntel Iris Plus Graphics 645Apple M1Apple M1 Max
GPU スコア73711871264874
参照サイト:Geekbenchより。

IntelCPUからM1チップへの変化は目まぐるしいです。

特にGPU辺りの処理は恐ろしいもので、処理速度がスコア上なんとM1 maxになることで、10倍近く変わります・・・。

具体的な処理速度の変化としては、

  • MacBook Pro 2019での該当の画像処理・・・1枚 300秒(5分)
  • MacBook Pro 2021での該当の画像処理・・・1枚 10秒
    • →約30倍の作業効率アップ。

単純計算でこれですが、ともかく処理が早いです。

使い始めて2週間足らずですが、まだファンが一度も回っておりません 笑

ただ、2023年7月現在、最新モデルはM2チップが搭載されてます。なぜ今このタイミングでM1Maxなのか?理由を書いてみたいと思います。

AppleシリコンのM1MaxとM2の関係性

M1 MaxのMacBookProが発売されたのは2021年で、2023年7月現在の最新モデル MacbookはM2チップを搭載しております。

結論から言うと、M1maxのスペックであれば、M2シリーズとそこまで差はありません。

そして何より型落ちセールが一時期行われていたため、メモリやSSDをフルに増設しても34万ちょいで手に入るという時期があったのでした。M2maxで似たようなことをやると60万円近くかかります。

具体的なM1maxとM2のスペックを再びGeekbenchという海外のレビューサイトより調べた結果、以下の比較に落ち着きました。
CPUスコアはこちらから
GPUスコアはこちらから

CPU/GPUMacBook Air 2023MacBook Pro 2021MacBook Pro 2023
CPUApple M2Apple M1maxApple M2max
CPUシングルコア259317242672
CPUマルチコア97621225614810
GPUApple M2Apple M1maxApple M2max
GPUスコア260616484780060
M2とM1maxとM2maxの比較

見ていただければわかると思いますが、M1maxのMacBookのマシンスペックが大分健闘しているかと思います。

遅かれ早かれAppleシリコン搭載のMacBook Proを購入することは既定路線でした。

そして調べていった結果、M1とM2のスペックにそんな差は無いというのがわかったため、今回自分はMacBook Pro 2021 M1maxを購入するに至ったのでした。

圧倒的なスペックを誇るAppleシリコン搭載型のMacBook Pro。

これを末永く使えるように色々アクセサリを今回購入しました。

今回MacBook Pro14インチと一緒に購入したアクセサリ

今回MacBook Proを末永く使えるようにと考慮した結果、外観に傷をつけない事を前提に、排熱処理を最大限に発揮できるようなアクセサリを購入しました。

以前はハードシェルをPCに付けてたので、使い勝手は良かったのですが排熱処理はとても苦手でした。

なので、アクセサリ系は以下の部分を考慮しての購入になりました。

  • 排熱処理が出来るようなスタンドの購入
  • PCへ傷がつかないようなカバーの購入

今回、具体的に購入した、オススメの物の紹介へ移ります。

排熱アクセサリ:キックフリップ

PCを購入してから真っ先に考えたのは、PC本体の排熱処理でした。

そして調べていった結果たどり着いたのが、PCスタンドの存在です。PCスタンドも色々ありますが、自分はとにかくコンパクトさ重視で購入しました。

それがこのキックフリップというPCスタンドです。

裏面に装着

使い勝手のいい粘着テープが裏面にあるので、それベースに取り付けです。

ただ、取れやすいので別途両面テープで装着をおすすめします。

こちらはコンパクトでオススメです。しかも既存の両面テープより強固。ただ、本体に直接貼り付けてしまうと、取れるか怪しくなるので、このあと紹介するPCフィルムシールと合わせて使うことをオススメします。

こんな感じで隙間が出来つつ、キーボードでタイピングしやすい&目線の位置が上がって首への負担が下がるという優れもの。

14インチのマシンはキックフリップ13インチで装着が可能です。(15や16インチのもリンクから見つかります)

是非オススメです。

PCカバーその1:wraplus スキンシール MacBook Pro 14インチ (2021~2023)

日本の企業が作ってるとのことで、クォリティは満足行くものでした。

イメージは強固なシールと言った感じで、貼り付け方法も動画が用意されてます。

なので、初めて購入しましたが無事キレイに装着出来ました。

このスキンシールを装着した上で、上で紹介したキックフリップと両面テープの組み合わせで強固な排熱システム&PC保護が完成します。

自分はメタリックデザインのネイビー色フィルムを購入しましたが、今のところ満足してます。

PCカバーその2:エレコム パソコンケース スリーブタイプ

カバンへダイレクトにPCを入れるのは抵抗があったため、今回スリーブタイプのケースを購入。

安定のエレコム製品ということもあって、満足してます。キックフリップを装着してもしっかり入るのでGood。

PCカバーその3:マグネット式 プライバシーフィルター覗き見防止くん

最近流行りのプライバシーフィルターです。ブルーライトカット機能がついてるのと、何よりマグネット式で取り外しが容易です。

普段はこの画面保護フィルターをつけつつ、PCで写真編集作業するときは、取り外して行うイメージです。

下部に滑り止め箇所があって、変に浮かびあがないのもGoodです。

まとめ

以上、自分が今回購入した「Appleシリコン搭載のMacBook Pro14インチ」とその「アクセサリ機器」のレビュー記事になります。

ざっと内容をまとめると以下な感じに。

  • Appleシリコンを搭載したMacBookの圧倒的なパフォーマンス上昇
  • Appleシリコンの中でもM1とM2にそんなパフォーマンスの差がない
  • 排熱処理などノートPCの課題となる部分を補えるアクセサリが増えてきた

新型Macが発売されるタイミングで型落ちマシンが安くなる事が増えました。特に色々なECサイトでの販売が増えたのも大きな要因でしょうね。

今回自分はホントいいタイミングでPCの買い替えが経験できたと思ってます。

今後もMacBookの進化は止まりませんが、要所で判断して良いマシンと出会えるといいですね。

その際はこの記事が役に立ってもらえたら幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。

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【レビュー】風景勢が富士フイルム X-T5 を半年間ガッツリ使ったので、色々語ってみる https://www.photo-filedworks.com/x-t5 https://www.photo-filedworks.com/x-t5#respond Wed, 05 Jul 2023 04:17:51 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=9702

2022年の12月末、自分はX-T5を手に入れて約10年間使ってきたSONYのFEマウントから富士フイルムのXマウントへ完全に移行しました。 この移行の主な理由は、富士フイルムの生み出す色味の美しさと、APS-Cセンサー […]]]>

2022年の12月末、自分はX-T5を手に入れて約10年間使ってきたSONYのFEマウントから富士フイルムのXマウントへ完全に移行しました。

この移行の主な理由は、富士フイルムの生み出す色味の美しさと、APS-Cセンサーに伴う機材のコンパクトさです。

当時の記事はこちらから。

2023年7月現在、約8ヶ月間 X-T5 を使用してきました。そしてその間にX-T5とXマウント群のメリット・デメリットについて見えてきました。

風景写真をメインに撮る人間の視点になりますが、良かったらレビュー記事を読んでいってください。

X-T5 の紹介とその特徴

自分が使っている 富士フイルムX-T5

富士フイルムから昨年末に発売されたミラーレスカメラ X-T5。

発売から7ヶ月たった今もなお、販売店では品切れが続いてます。需要と供給のバランスはさておき、少なからず買い求める人が続けて起きてるからだと思います。

そんなX-T5のカメラですが、改めてスペックを整理してみました。以下リストより参照ください。

項目X-T5X-T4
センサータイプX-Trans CMOS 5 HRX-Trans CMOS 4
解像度4020万画素2610万画素
ISO範囲125~12800160 – 12800
連射速度秒間15枚秒間15枚
バッファー圧縮RAW+JPEG:27枚圧縮RAW+JPEG:20枚
オートフォーカス425点位相差AF(被写体認識:8)425点位相差AF(被写体認識:1)
ビューファインダー約369万ドット約369万ドット
モニター解像度約184万ドット約160万ドット
手ぶれ補正5軸体内手ぶれ補正(最大7段)5軸体内手ぶれ補正(最大6.5段)
寸法と重量129.5×91×63.8mm・約557g134.6 x 92.8 x 63.8mm・約607g
バッテリー寿命約580枚(EVF)約500枚(EVF)
メディアSDメモリーカードSDメモリーカード
X-T5とX-T4の比較

改めて、X-T5は富士フイルムの手掛けるミラーレスカメラで、Xマウントシリーズの一部です。

X-T5の特徴の中でも特に際立っているのは機能は、富士フイルムのピクチャーエフェクト「フィルムシミュレーション」です。

またオールドカメラを踏襲したダイヤルなど、X-T5にはフィルム製造を手掛けてきたメーカーの技術とノウハウが凝縮されております。そう、まさにX-T5はフィルムライクなデジタルカメラなのです。

自分はX-Pro3、X-H2、X-T5と富士フイルムのXマウントカメラを使用してきました。X-T5は富士フイルムがこれまでに制作したカメラの中で最も優れた製品の一つだと感じてます。

その理由は、高品質の静止画撮影を重視した設計と、コンパクトで軽いサイズ感です。X-T5はX-T4や他のX-Tシリーズと比較しても一番小型・軽量であり、持ち運びや操作が非常に容易になっています。

さらに、X-T5は4,020万画素を誇る第5世代のセンサー「X-Trans CMOS 5 HR」を搭載しており、その高画質は他のカメラと比較しても一歩引けを取りません。

新型のセンサーは4000万画素数のAPS-Cサイズで、2000万画素数の先代センサーと比較してもダイナミックレンジやノイズの発生は全く劣ることなく、むしろノイズ耐性はX-T4やX-Pro3と同等であり、画素数は大幅にアップしています。オートフォーカスやホワイトバランスの精度も大幅に向上しています。

スペックを見るだけでも、X-T5は素晴らしいカメラです。

オールドカメラの操作系を引き継ぎつつ、ハイパフォーマンスな画質を叩き出してくるX-T5。

画質だけじゃない、撮る楽しさもわかっている写真家にとって、X-T5は間違いなくベストバイのカメラと言えます。

そんなX-T5ですが、8ヶ月使い続けて見えてきた、得意なところ・不得意なところを具体的にレビューしたいと思います。

X-T5の得意なところ

・APS-Cセンサーのカメラなので機材がコンパクト
・フルサイズミラーレスカメラと同等の4000万画素
・ホワイトバランスと色管理が非常に優秀
・撮り方次第で撮って出しで高品質な写真が得られる

X-T5のいいところをまとめるとこの4つに落ち着きました。それぞれ順序立てて説明していきます。

APS-Cセンサーのカメラなので機材がコンパクト

カメラバッグに収まる15-600mmの構成

何と言っても一番の強みはここです。F-Stopの50Lバッグの中に、以下の構成で機材が入ってます。

【ボディ】
・X-T5
・X-H2

【レンズ】
・XF10-24mm F4
・XF16-55mm F2.8
・XF50-140mm F2.8
・XF100-400mm F4.5-5.6

ボディ2台のレンズ4本の構成です。

これと同じ構成をSONYのα7シリーズでやろうとすると、400mmまでが限界で、テレコンが必須になります。

あとSEL70200GMは収納的に入らないので諦める形に・・・。

また600mmまで対応しようとするとなると、FE200-600mmが候補に上がります。

しかし調べればわかりますが、サイズ的にカメラリュックにはまず入りません。なので望遠レンズ専用のリュックが必須になってきます。

またこれは使い比べてわかったのですが、望遠端はXマウントの方が強いです。

解像度もさながら、被写体深度の深さが違うので大きな強みですね。

フルサイズミラーレスカメラと同等の4000万画素

左:X-T5、右:α7R3

一般的にセンサーサイズの大きさに伴い、画素数は変わってきます。それは最適な画素数のピッチがあるからです。

特にAPS-Cセンサーのカメラは2000~3000万画素が大多数で、フルサイズセンサーのカメラでは4000~6000万画素が一般的です。

しかしこのX-T5はAPS-Cセンサーのカメラにも関わらず、なんと4000万画素あるのです。

5年使ってきたSONY α7R3の画素数と対して変わらないのに驚き。

そしてそれを無理なく作ってきた富士フイルムには衝撃を覚えたのは今でも忘れられません。

4000万画素はいざという時にトリミングも出来る画素数なので、プリント時には重宝しています。

ホワイトバランスを始め、色管理が優秀

富士フイルムの機材に手を出して一番感動したのはこのホワイトバランス関連です。

以前SONYのα7R3を利用していた際、画質は優れてるものの、ホワイトバランスは使い物になりませんでした。

なので、仕事で撮影とかした際には基本Jpegデータをすっ飛ばした上での撮影でした。だってJpegで提出が殆ど出来ないので・・・。

特にSONYのα7シリーズの第四世代(α7Ⅳ – α7RⅣ – α7SⅢ) までのボディはモニターの画質が酷いんですよね、色と明るさが、PCのモニター殆どあってないレベル。

しかし富士フイルムのカメラは液晶とモニターの色味と明るさが調整できます。なので、フィルムシミュレーションの良さも相まって、撮って出しでもそのまま納品出来る勢いです。(ただし光源環境がいい場合に限る)

撮影現場で完結させるソリューションを提供という意味では正に理想のカメラ機材です。

撮り方次第では、撮って出しで完結出来る品質

Xpro3で初めて撮影した夜景写真。フィルムシミュレーションはPROVIAを使用。

富士フイルムのカメラは撮影現場で完結できる仕組みが整っています。

特にホワイトバランスや、色管理の部分を始め、フィルムシミュレーションと呼ばれるピクチャーエフェクトが非常に優秀です。

またカメラ内Raw現像も出来るので、角型フィルターとか駆使すればマジで撮って出しで完結します。

もちろん難しい場面もありますが、複雑な光源環境じゃなければ撮って出しでいけます。

現像やレタッチが苦手だけどフィルムの雰囲気を出したい

というふうに作風が明確に決まっている人はホントおすすめのカメラです。

自分もスナップやポートレートでは特にお世話になってます。

さて、ここまでいい事だらけの内容で続きましたが、次はX-T5が苦手なところについて書いてみます。

X-T5の苦手なところ

・ノイズ耐性とダイナミックレンジは確実にフルサイズセンサーのカメラに劣る
・オートフォーカスの精度はそこまで良くない
・撮影データのバッファーがほとんどない
・ガッツリ現像したいなら、フィルムシミュレーションが足枷になる

得意なところに引き続き、苦手なところも具体的にいくつか上げてみました。

4番目に関しては、X-T5というよりかは富士フイルム機全般に言える感じになります。

ノイズ耐性、ダイナミックレンジは確実にフルサイズカメラに劣る

α7R3 + SEL14F18GMで撮影した星景写真

センサーサイズの小さな部分のデメリットがそのまんま出てきます。

具体的には以下の撮影環境だとAPS-Cセンサーだと厳しいです

  • 夜景
  • 星景
  • 明暗の大きなシチュエーション(太陽と絡ませるなど)

もうこれは撮影してみるとわかりますが、シンプルにノイズが出やすいのと、明るいレンズ群が圧倒的にXマウントで不足してるのが大きな要因です。

なのでSONYのFEマウントのようなノリで撮影すると痛い目に合う、それがこの富士フイルムのXFマウントと言ったところ。

よく世間で言われる、「APS-Cセンサーで十分」と言われる方々の写真を見ると夜景と星景写真はありません。圧倒的に多いのが日中のような光源環境が整ってる場合です。

ただ、角型フィルターなどで明暗差を減らす工夫をしたり、画像処理で手間暇をかければ、APS-Cでも頑張れます。

ちなみに自分の場合、星景写真は頑張れなかったのでそもそも撮ることを諦めました\(^o^)/

光源の少ないところはやっぱ大きなセンサーサイズのカメラを別で手に入れようと思ってる次第。

オートフォーカスの精度はそこまで良くない

ポートレート撮影時の機材(X-H2とX-T5)

今回レビューしているX-T5は、オートフォーカス性能が素晴らしいと評判を得ているX-H2Sと同時期に発売されました。

また被写体認識の種類も豊富で人含めて8種類のジャンルに対応します。

ただ、筐体がX-H2とほぼ同じでも、センサーの種類が異なります。なのでAFは段違いの差が出てます。

やはり処理速度が倍近く変わる積層センサーと裏面センサーでは圧倒的にピントの掴み方が異なります。
(SONYのα9とα7シリーズの比較だと演算回数の数値で2倍の差がでます。α1だともっとすごいらしいです。)

肝心のX-T5のオートフォーカス性能ですが、ポートレートの撮影ではなんとか瞳オートフォーカスまで機能しますが、動きの激しい部類の撮影になるとオートフォーカスが追いつきません。なので両手離しで喜べる性能ではないとだけここではお伝えします。

とは言いつつもα7R3のオートフォーカスよりかは全然優れるので、引き続きX-T5で高画素ポートレートを楽しめていきたいと思ってます。

撮影データのバッファーが殆ど無い

えーこれは完全に弱点です。

SDカードをハイグレードに変えても、カメラで溜め込むバッファーが完全にキャパオーバーな感じ。なので、処理が追いつきません。

このカメラで連射は諦めましょう・・・。

もし高画素機での連射を望むなら、同時期に発売されたX-H2とCF Expressカードを組み合わせることで対応可能です。

X-H2 + CF ExpressCard = 圧縮RAW+JPEG:110枚

という化け物じみた連射が可能です。(因みにX-T5は23枚が最高です^^)

ガッツリ現像したいならフィルムシミュレーションが足枷になる

Raw現像で色かぶりなど様々な処理を行った写真

これも一長一短です。

特に風景写真においてフィルムシミュレーションは正直扱いが難しいです。

なぜなら色被りなどが基本的に発生しているのがフィルムシミュレーションなので、光源との相性次第ではガッツリ色が被ります。

それはフィルムの良さでもあり、ノスタルジックと評される富士フイルムの色味技術の集約。

正にそれがフィルムシミュレーションなのです。

フィルムシミュレーションは富士フイルムが考えるフィルム表現の集大成です。

しかし裏を返せば、メーカーが理想とした色や描写の世界観なので、果たしてそれが自分の作品にマッチするか

写真歴が長いほど、自分の世界観が深ければ深いほど、フィルムシミュレーションの使用について悩みます。

特にこの写真なんかはリフレクションを強調したかったので、PLフィルターで反射を最大限に表現したあとに、湖面の色被りを取り除いてます。現像処理はAdobeLightroomでカメラプロファイル(フィルムシミュレーション)は一切当ててません。

つまりフィルムシミュレーションを活用してのJpeg撮って出しだと間違いなく無理な表現です。

このように自分が表現したい方向性が明確な場合、フィルムシミュレーションは表現の足枷になる可能性が高いです。

風景撮影におけるX−T5とXマウントの使用感

ここまでX-T5の得意なところ、苦手なところを書いてきました。

とはいえ、断片的な部分が多く、風景撮影においてはどーなんだ?という疑問点が浮かんでくるかと思います。

自然風景メインで撮影してきた自分が、この半年間(8ヶ月間)X-T5とXマウントを使って感じた具体的な感想については整理すると以下にたどり着きました。

  • 3軸チルトが非常に便利
  • バッテリーの持ちはGood
  • 標準ズームレンズと広角ズームレンズの性能が物足りな
  • 望遠ズームレンズが非常に優秀

3軸チルトの使い心地とバッテリーの持ちは文句なしで、風景撮影と相性がいいです。

特に3軸チルトは三脚を用いる時には非常に便利。自分はLプレートを常時使ってるため、縦構図にする場面が多いのです。

そのため縦軸モニターの存在は非常に強いです。

さて、ここから本題なXマウントのレンズたちですが、実情を整理すると以下の部分に落ち着きます。

設計が新しい望遠ズームレンズ群は4000万画素をフルに発揮出来るパフォーマンスを備えてる

600mmで撮影した霧氷写真

望遠ズームレンズは非常にパフォーマンスが良く、4000万画素のボディをフルに活用できると感じてます。

おそらく比較的設計が新しいからだと思われます。

特に自分の場合、XF100-400mm F4.5-F5.6 を愛用しており、解像度を求める場面でも安定した描写を叩き出してきてます。

SONYのFEマウント時代は400mmの画質にガックリ来ることが多かったので、この点がクリアになってるのは本当にマウントを変えてよかった一番のメリットでした。

またこの後に発売された超望遠レンズのXF150-600mmも非常に評判のいいレンズです。

ただ、ひたすらに重たく大きい・・・。ここまで来るとこのレンズ専用のカメラザックが別に必要です。

両手離しで望遠レンズを褒めてきましたが、それは設計が新しいがゆえ。

そして逆に設計が古いレンズ群になると、4000万画素ボディのパフォーマンスに追いつかない現象が出てきます。

現在のXマウントレンズ群とX-T5というハイパフォーマンスカメラの関係を一言に置き換えると、

設計の古い標準ズーム、広角ズームレンズ群は4000万画素に対しパフォーマンスが追いついてない

正にこの状態が今のXマウントの実情です。特に超広角のズームレンズは物足りない場面が多々あります。

そんな最近ですが、タムロンからXマウント用の超広角レンズが発売されました。

Tamron 10-20mm F2.8 と X-T5

まだ1度しか使えてないですが、フィルター系が装着出来て、なおかつ「F2.8通し」と万能感がすごい。

因みに純正でF2.8の超広角レンズを手に入れようとすると必然的に出目金レンズが待ってます。

XF8-16mm F2.8というレンズです。色々なところで画像データを触ってみましたが、四隅の描写が苦手そうだった印象を受けました。星撮影には厳しそうです。

てことで、他のマウントで前評判の良かったTamron 11-24mmが出たときには速攻飛びついたのでした。

そんなこんなで風景撮影においてのX-T5とXマウントレンズの実情を書いてみました。

一言でまとめると、

設計の古いレンズに関してはX-T5のセンサーにパフォーマンスが追いついてない

と言ったところでしょうか・・・。

大分ネガティブなことを書いてますが、レンズ設計が新しくなればクリアになるところなので、参考程度に見ていただければ幸いです。

X-T5をおすすめしたいカメラユーザーについて

スナップ、ポートレートをメインに撮る人

スナップとポートレートを撮る人には間違いなくこのカメラはオススメです。

なぜならこの2つのジャンルは富士フイルムのフィルムシミュレーションがとてもマッチするからです。

実際にこれらの被写体ジャンルに当てることの出来るフィルムシミュレーションの種類が多いのも事実としてあります。

さすがネガフィルムと相性のいい被写体ジャンル。

ブラックミスト系のフィルターなどをフィルムシミュレーションに活用すると更に表現の幅が広がるジャンルでもあります。

ポートレートやスナップにオススメのレンズは以下のラインナップ。

XF23mm F1.4というスペック。フルサイズ換算だと35mmのF1.4レンズです。

ポートレート撮影も行けますし、スナップでも大活躍。

XF56mm F1.2というスペック。フルサイズ換算だと85mm F1.2というスペックになります。

特筆すべき点は何と言ってもボケがキレイなのと、ピントの合った部分はバキバキの解像度を誇ります。

トータル的な評価をするとなると、Xマウント上、最高峰の画質を叩き出してきます。

あとは85mmという画角は、ポートレート撮影での距離感が取りやすい部類になります。

最後にオススメのブラックミストフィルターは以下な感じ。

Tiffenのブラックミスト1/8です。濃度的にこれくらいが一番理想。

ブラックミストフィルターは、シーン全体のコントラストを軽減しながら、ハイライト部分の光の広がりを制御するためのフィルターです。

これにより、画像は柔らかく、夢見がちな感じが強まり、同時にシャープさを保つことができます。特に、肌の質感を滑らかにし、光のグレアやハイライトを美しく表現することで、人物撮影に効果的です。

なので、ノスタルジー寄りな表現をしたい場面が多いポートレートやスナップ撮影にブラックミストフィルターは相性がいいです。

またブラックミストフィルターは、その強度によって異なる効果を達成することができ、1/8、1/4、1/2、1といった異なる強度があります。これらの数値が大きくなるほど、ミスト効果は強くなります。

個人的には1/8がオススメです。

最後に今回紹介したTiffenというメーカーは、アメリカの写真と映像機器製造会社で、特に光学フィルターとカメラアクセサリーで知られています。

その製品ラインは、プロフェッショナルな映画や放送業界だけでなく、消費者向けの写真と映像の分野でも広く使用されており、多くの映像制作者から高い評価を受けています。

そんなこんなでポートレートとスナップのジャンルでX-T5を使う場合、オススメの機材紹介でした。

新しい設計のレンズが発売されれば、自然風景もおすすめ

先程、風景撮影におけるX−T5とXマウントの使用感の項目で、散々4000万画素にパフォーマンスが追いついてないと書きました。

しかし裏を返せば、設計が新しいレンズに関してはボディのパフォーマンスを引き出せているので、今後の富士フイルムに乞うご期待といったところ。

個人的には自然風景のジャンルに置いて解像度は最低限クリアしないとダメな要素です。

そんな今のX-T5とXマウント事情ですが、自分の風景撮影で多用しているレンズは以下に落ち着きました。

これらのレンズをよく使っています。X-T5との相性もぼちぼちで、今のところストレスを感じた場面はないですね。

解像度もしっかりあるし、何より色味が安定して乗ってきます。

X-T5で風景撮影を考えてる方々には是非オススメのレンズ群です。

まとめ

以上がX-T5での使用感レビューとXマウントの現状についてでした。

富士フイルム X-T5は、APS-Cセンサーのカメラでありながら、今までにないテクノロジーが乗っかってます。

特に静止画での画像処理が素晴らしく、優れた性能と使いやすさから、多くの写真家にとって最適な選択肢となっています。

そのコンパクトさと軽さ、そして高画質な静止画撮影能力は、日常のスナップ撮影から自然風景の写真撮影まで、幅広いシーンで活躍します。特にアマチュアからハイアマチュア向けのカメラと言えます。

設計が古いレンズが多い現状では、4000万画素数にレンズの解像度が追いついていない点が見受けられます。

しかし、これは一時的な問題で、新型ズームレンズが出てきたら解消されるはずです。

X-T5とXマウント群にはまだ改善すべき点があります。しかし必要なものが今後揃う事で、より富士フイルムのXシリーズはより高みのある機材へと昇華します。

そして最終的には、

圧倒的に軽くて、高画質なカメラ機材にたどり着く

のではないかと思います。

AIの画像処理ソフトが増えてきてる昨今、Xマウントの将来性は明るいと自分は信じています。

だいぶ長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。

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近況報告@2023年7月 https://www.photo-filedworks.com/update_202307 https://www.photo-filedworks.com/update_202307#respond Mon, 03 Jul 2023 10:34:43 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=9666

6月はほとんどブログが更新できませんでした。 理由としてはただただ、忙しかった。 その忙しさの中には、事故にあったりとか、その後の事務処理だったりとか、大手ECで購入しても物が届かないとか、沢山あったのですが・・・ 7月 […]]]>

6月はほとんどブログが更新できませんでした。

理由としてはただただ、忙しかった。

その忙しさの中には、事故にあったりとか、その後の事務処理だったりとか、大手ECで購入しても物が届かないとか、沢山あったのですが・・・

7月に入り処理がだいぶ落ち着いてきたので、整理兼ねてブログネタにしようと思います。

久々の更新になりますが、良かったら読んでいってくれると嬉しいです。では記事に続きます。

愛車のハスラーが廃車になった

6月某日。

新潟県佐渡ヶ島へ出発。関越道をのんびり左車線をひたすら走っていたのですが、なんと突然鹿が出没。

避けきれるわけもなく正面衝突したのでした。夜中の3時の出来事です。

事故が起きた瞬間、自分の頭の中は「あーやっちまったなぁ」のワード一色でした。

事故直後の車の様子
鹿と衝突したの愛車のハスラー。

事故状況としては、軽自動車で85kmでメスの鹿に衝突。自分自身は車が守ってくれたおかげで、外観的な傷はありませんでした。

夜中だったので巻き込み事故になることはなく、高速道路の脇に停車して、ハザードと発煙筒を用いて待機。

連休初日の夜中の出来事だったのと自分に大きな怪我がなかったので、パニックになることもなく淡々と事故対応をするのでした。

車はエアバッグが出てきて、自走はまず無理。エンジンもやられてたのでこの段階で廃車と判断。

そして保険会社のコールセンターとやりとりしていると、休日には事故担当がいないため明確な判断を仰ぐことが出来ませんでした。

つまりこの土日には自分の契約している保険会社では事故の話が進まないのです。

お金と時間を考えると、自宅に戻るという選択無いなぁと判断。このまま佐渡ヶ島へいく決断をしたのでした。

ということで残った車をどうするかがこの時点での課題だったため、一旦レッカー会社に保証の範囲でギリギリまで車を預かってもらい、ディーラーの倉庫へ運ぶ前提で物事を進めていきました。

保険会社経由でレッカーを手配

高速道路で事故が起きた場合、ドライバーはどうなるのか?という点ですが、誰に聞いてもダンマリ。

てことでレッカー会社のドライバーにお願いして、最寄りの駅まで乗せてもらうことに。高速道路のPAで下ろしてもらったところで何も出来ませんので・・・。

レッカー会社の倉庫へ移動

ここまでのやりとりは事故が起きてからわずか2h以内です。今回事故が発生した際には以下の人たちがドライバーである自分とやりとりがありました。

・警察(交通機動隊分駐担当)
・NEXCO(管轄の高速道路の担当)
・任意で自動車につけている保険会社(コールセンター)
・レッカー会社(保険会社から仕事を請けている会社)

これだけの人のサポートを受けられて大丈夫だと思った人が多数かと思いますが、ドライバーとして頼れたのはぶっちゃけレッカー会社のドライバーさんくらいです・・・。

残りの人達はあくまで仕事として対応してくるスタンス。親身にドライバーの相談乗ってくれる人はゼロです。

ましてや自分たちの組織は責務を果たしてるとアピールしてくる輩も居て、正直イライラが止まりませんでした。

なので休日に車両事故が起きた場合、ドライバーは他人に頼るのはオススメしません。

全て自分で考えて解決する勢いで行かないと、お金と時間が途方もなくかかります。(要はたらい回しにされるのです)

今回自分は事故に巻き込まれましたが、佐渡ヶ島へ行くという断固たる決意があったので尚更、自己で判断が求められたのでした。

駅前で事務処理に奔走中、取り残された荷物の図。

事故処理と並行して旅の行程をこなす朝。なんとか無事に佐渡ヶ島へ到着したのでした。

そしてこの日は本命の撮影地での撮影。天候を考慮しても間違いなく最高のシチュエーションになると判断しての撮影旅となりました。

爆焼けと共に撮影した佐渡ヶ島のトビシマカンゾウ。

佐渡ヶ島へたどり着くまでは色々ありましたが、肝心の佐渡ヶ島はとてもいい場所でした。

佐渡ヶ島より帰宅してからの日々は、ひたすら事務処理に追われる日々。(7月3日現在今も進行中)

鹿との衝突事故で愛車は失いましたが、その足で佐渡ヶ島行ったのは今でも後悔ありません。

またこの手の旅路のトラブルは、今後海外旅行に行く際なんか当たり前のように起きるでしょう。

と思うといい経験だったなと受け止めて、次の活動に繋げていければと思う次第。

車を失ったTaka0610、今後はどうするのか?

てことで次の「今後の撮影スタイルについて」に続きます。

今後の撮影スタイルについて @ 2023年

鹿との衝突事故で愛車のハスラーを失ったので、現在進行系でマイカーはございません。

新しく車を購入する事はもちろん考えましたが、現在の車市場があまり良くないです。

新車の数が圧倒的に足らないのと、中途半端に価格高騰した中古車が出回ってる状態なのです。

つまり人気の車種は必然的に納期が遅れており、非常に手に入りにくいです。

マイカーを失った今、撮影スタイルを見直す必要が出てきました。

車移動前提になると気軽に撮影が行けないからです。

で、色々考えた結果、以下の結論にたどり着きました。

・撮影頻度を落として撮りたい被写体だけにフォーカス
・撮影スタイルは変えずに、何度も通うスタイル(連日撮影するスタイル)

なので、狭く深くの撮影スタイルは継続しつつ、今年はもっと狙う被写体を減らす感じになりそうです。

この夏は離島行きたいなぁと思いつつも、昨年開拓した光芒ポイントに通う日々が増えそうです。

新しい MacBookPro を購入しました

新品未開封のMacBookPro 14インチ M1 Max モデルを購入しました。

2023年7月現在、M2のシステムが出てきており今回購入したマシンは型落ち版になります。

とはいえ、メモリは64GB、ストレージは2TBもあり、それが34万円で手に入る機会があったので購入といった感じ。

今まではMacBookProの2019年モデルでIntel CPUタイプのPCでした。それにメモリを16GBに増設して卒なく過ごしてきたのですが、近年の画像処理ツールのアップデートに伴い、画像処理に時間がかかるの日々でした。

作業効率を考えると我慢しきれず、買い替えに至りました。

特にシャープネスをかけるツールに関しては1枚5分だったものが、現在は10秒足らずで終わります。

これで暇つぶしのネットサーフィンからオサラバ出来るッ!

2019年のモデルとはいえ、4年でこんなにテクノロジーが変化するとは思ってもなかったので、とても驚いております。

今回買ったマシンはどれくらい持つだろうか・・・。可能な限り長く使い続けたい次第。

メーカーギャラリーで個展を行うための準備をしている

「あぁこの人個展やろうとしてるんだ」

と思われるかもしれませんが、正確には、

「審査の必要なメーカーギャラリーの無料枠で個展をやろうとしている」

といったところです。

無料でメーカーギャラリーで個展なんか簡単に出来るわけがない。と思う人多数かと思いますが、その通りです。

つまり各メーカーで設けてる公募での特別枠の審査を通じてのチャレンジになります。

昨年は国内のフォトコンテストラッシュを経験。

一通り入賞が出来たので、今年は国内のコンペ関連には無縁だなぁとか悠長な事言ってられたのも、春先まで。

今年はテーマを決めて30枚以上の組写真を引っ提げて公募にチャレンジです。

タイトルと写真だけでなく、面接もあるのでしっかり取り組んでいく次第。

自分の撮ってきた写真たちとにらめっこし、ひたすら言語化の日々です。

まとめ

以上がここ最近の近況報告なります。

もうこの1ヶ月の変化が大きすぎて、書いてる本人も置いてけぼりな状態です 笑

とはいえ、大きく環境が変化してるには違いないので、しっかり現実を受け止めて、自分の頭で決断をして物事を進めていきたいです。

2023年、後半も宜しくお願いします。

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https://www.photo-filedworks.com/update_202307/feed 0
フィルター交換の手間解消!H&YのRevoring使い勝手が良かった話 https://www.photo-filedworks.com/hy_revoring https://www.photo-filedworks.com/hy_revoring#respond Sun, 04 Jun 2023 07:49:50 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=9629

今回紹介するのはフィルターメーカー H&Y から出ている Revoring と呼ばれる機材です。 特徴としては1つのフィルターを様々なレンズに取り付け可能な革新的な可変式ステップリング。 いつも角型フィルターを使用してる […]]]>

今回紹介するのはフィルターメーカー H&Y から出ている Revoring と呼ばれる機材です。

特徴としては1つのフィルターを様々なレンズに取り付け可能な革新的な可変式ステップリング。

いつも角型フィルターを使用してるのですが、PLフィルターだけササッとセット出来ない場面が多く、シャッターシーンを逃した場面がチラホラ・・・。

かと言って円形フィルターを持ち運ぶのも荷物が増えたり、また常に付替えを忘れてしまうとあのレンズにPLフィルターがついたまま!!という何とも間抜けな場面に遭遇です。

今回この問題を解消すべく導入したH&Yのフィルターシステム Revoring をレビューしたいと思います。

以下、記事に続きます。

導入前のフィルター関連にあった問題

主なフィルター関連の課題は3つ

2023年6月現在、自分が使っている機材は主にFUJIFILMの機材で、ボディはX-T5でレンズは単焦点とズームレンズ。

フィルター経は58mm-77mmがメインです。

58-77mmのフィルター経ってのがミソで、今まで持っていた82mmのフィルター関連が一気に使えなくなるという。

また今回単焦点関連が58mmスタートなのもあって、新たに円形フィルター関連を購入する必要が出てきます。

現在は角型フィルターを取り付ける形で、対応中です。ただ、その中でも課題はいくつかあります。

主な課題は以下の部分。

  • いちいち角型フィルターを装着するのが大変
  • 58-77mmの円形フィルターを揃えるのは結構大変&収納が出来ない
  • 円形フィルター、角型フィルターを常に持ち運びするのは大変

正にこの部分に落ち着きます。

機材のスリム化を図るべく、APS-C機材にシフトしたのに・・・。まさかのフィルター関連で荷物が増えるというオチです。

それぞれの解説に続きます。

1. いちいち角型フィルターを装着するのが大変

えーこれは角型フィルターユーザー一同に言える部分ではないかと思います。

レンズにホルダーリングを装着して、ホルダーを装備して、PLフィルターを装着して、角型フィルターを装着する。

文章にするだけでも長いように、結構手間がかかります。またPLフィルターだけ使いたいとなっても、ホルダーまで装着が必須になります。正に手間おぶ手間。

2. 58-77mm円形フィルターを揃えるのは大変

自分は現在FUJIFILMのXFマウントシリーズを利用しており、特徴としてはフィルター経が小さくコンパクトな機材が多いです。

ただ、単焦点でもフィルターシステムを揃えるとなると結構大変で、今のFUJIFILMの機材構成だと恐らく4種類程揃えないといけません。

正直無理です。

てことで、フルサイズシステムを手放してる今は、改めてAPS-Cのサイズ感覚でフィルター関連を準備しないといけません。

3. 円形フィルター、角型フィルターを常に持ち運ぶのは大変

上の1-2で話したように、角型フィルターと円形フィルターそれぞれ準備するのはとても労力がかかります。

せっかくフルサイズ機材の重たい呪縛から逃れられたのに、まさかのフィルターシステムで重量がかかるというオチ。これを脱却しないとと思った次第。

円形フィルター、角型フィルターはどっちも長所と短所が存在します。そしてそれらの問題をすべて解決しようとなると、必然的にどっちのフィルターも持ち運ぶことになるのですが、まぁ大変です。

これらの課題をまとめて解決できるフィルターシステムは無いものか・・・と調べてたらたどり着いたものがあるので紹介したいと思います。

今回導入したのは H&YのRevoring システム

Revoring MRC CPL Filter 58-77mm

今回購入したのはH&YのRevoring シリーズ のCPL Filter 一体型のタイプです。

思い切って導入した背景は

円形PLフィルターをスムーズに様々なレンズに付け替えをしたかったから。

この一言に付きます。56mmから77mm のレンズを使用している自分からしてみたら、この機材一つで様々なレンズにPLを付け替えられるのは大きなメリットです。

開封の儀

パッケージ
Revoring CPLが同封されてるポーチ
中はしっかり袋詰め
開封して出てきた姿

梱包関連はシンプルで、保管用にしっかりポーチが付いてるのはGood

取り回し関連は良さげです。

実際の操作感について

レンズフィルターに取り付ける箇所
フィルター経をコントロール。58mm経の大きさ。

このようにRevoringをCPL側とホルダー側を固定して回すことで、フィルター経のコントロールが可能。

左下に出ている銀色のつまみをもって回すことで、CPLの効果が発揮します。つまみを持って半周させると効果が1周する感じ。使い心地はGoodです。XF11-24mm(換算16-36mm) の超広角レンズにもケラれる事なく使うことが出来ました。

Revoringと一緒に購入したモノ

Magnetic ND for REVORING 58-77mm 16と400

PLフィルターとセットでつけたいのがNDフィルターの存在。

実はこのRevoring CPLにはNDフィルターが装着可能です。

マグネットタイプでかっちり固定されるので使い勝手は抜群。

開封の儀

パッケージとケース
表面
裏面

NDフィルターの裏面をCPLの表面に装着するイメージです。

マグネットで装着するのですが、吸着は抜群で、むしろ取り外しが難しいくらい。

誰か外すコツ教えてください/(^o^)\

Revoring CPLとNDフィルターを使用してみて

フル装着の図

この手のフィルターって重ねて使うと広角側がケラれやすいのですが、77mmのホルダー経に対し、フィルターがしっかり大きく作られてるので余程の事無い限りケラれません。(恐らく82mmくらいの経?)

またCPLが標準装備との事で、薄めに作られてるのもGood。

あとはセットがスムーズです。今のところ3回撮影に使ってますが、機動力は抜群。

ササッとNDとCPLが装着できるのって意外と大きな差です。今後の撮影を通じてそこをより体感したいと思います。

また角型フィルターとの関係ですが、実はこのH&Y Revoringは拡張性があります。

追加でパーツを購入することで、今回のシステムを拡張。角型フィルターとホルダーがセット可能です。

H&Y Revoring Swift システム

Revoring SWIFTシステムの展開図

自分が今回購入したのは赤枠の左2つ、右3つを追加購入することでシステムの完成です。

総合的な荷物の度合いが気になりますが、問題は角型フィルターの部分ですね。

恐らくHaidaのフィルターを継続して使いつつ、マグネットタイプのフレームを購入して運用かな。

コーティングや色かぶり、堅牢性を考慮すると角型フィルター自体はHaidaが現在もベストバイです。

まとめ

以上がH&YのRevoring使い勝手が良かったレビュー記事になります。

改めてH&YのRevoringシステムをまとめると、

スムーズに様々なフィルター経でCPL フィルターとND フィルターをつけ回せるのと、拡張次第で角型フィルターも装着可能という万能具合。

今回はRevoringのCPLとNDを購入する形で終わりましたが、継続して買ったSWIFTシステムも届き次第レビューしたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。

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2023年上半期を写真で振り返ってみた https://www.photo-filedworks.com/2023_1-6 https://www.photo-filedworks.com/2023_1-6#respond Wed, 24 May 2023 05:45:13 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=9609

こんにちは。 仕事が繁忙期に入り、ブログの更新が一気に途絶えましたがなんとか生きてます(゜∀。) 2023年の上半期、まだ6月が残ってますがあまり活動できなさそうなので、このタイミングで写真を通じて見て振り返ろうと思いま […]]]>

こんにちは。

仕事が繁忙期に入り、ブログの更新が一気に途絶えましたがなんとか生きてます(゜∀。)

2023年の上半期、まだ6月が残ってますがあまり活動できなさそうなので、このタイミングで写真を通じて見て振り返ろうと思います。

良かったら読んでいってくださいm(_ _)m

写真に続きます。

2023年上半期に撮影した写真達

冬と残雪

2023年の2月に撮影したダイヤモンドダスト

今年は人生始めてダイヤモンドダストを撮影できました。本州だとなかなか見れる場所がないので、初めて見たときは感動しました。

またそれと同時に撮影の難しさも学んだのでした。このときの失敗は虹色のダイヤモンドダストを狙おうとしてPLフィルターを被せてしまった点。

高速シャッターで感度設定がただでさえ厳しいのに、PLフィルターを被せて更に難易度を上げてしまいました。

APS-Cセンサーのカメラで撮影してるのもあり、カラーノイズが乗ったり、手ブレも残ったりと課題が山積みとなりました。また来年頑張ります!!

雪が溶けて湖になるダム湖にて撮影

この場所は、毎年新緑の時期になると人が訪れるスポットです。

雪解けのタイミングでもキレイな場所なのでは?と仮説を立てての撮影だったので、情報がない中飛び込んでいった撮影となりました。

お陰で気づけたことがたくさんあったり、気をつけなければいけない点が把握できたり等、収穫はたくさんありました。

そしてここのダム湖は雪が全て溶けて湖になるのではなく、ダムの放水のタイミングで湖になる事が判明しました。

なので、ダム湖の撮影は事前に放水の有無を確認できるかが大事になりそうです。

放水が無いとタダの雪の平地になります 笑

春の桜

1本桜と伊根の舟屋

春の時期って毎年新緑を追いかけてたので、この数年桜の写真はあまり撮っておりませんでした。

ただ、どうしても狙っていた桜が2箇所あり、今年は積極的にチャレンジ。

この場所もライトアップが本命のため、建屋の明かりの付き方については殆ど運のようなものでした。。

なんとか形になった構図に収まったので一安心。次回来るときは空撮かな・・・。じっくり準備してトライしてみたいと思います。

山桜とモヤをドローンで空撮

この場所も今年始めてトライした撮影地。狙っていた条件はだいぶシビアでしたがなんとか撮影に成功。

雨降っているとドローンは飛ばせないため、雨上がりの直後を狙った撮影になりました。

久々に山の山間部の天気をじっくり考察してトライしたので、なんとか撮影が出来てよかった。

ホントは撮りたい構図が別にあったのですが、桜の開花状況等含めて今回は叶わずでした。

また期間置いて撮影に赴きたい次第。

新緑撮影

空模様を反射させて撮影

今年は全体的にシーズンの訪れが早く、新緑の訪れも正にその通りでした。

またこの写真を撮るのに色々と工夫が必要です。PLフィルターのかけ方や、現像の方法など、ありとあらゆる方法を駆使しての写真です。

去年も実はこの撮影地に訪れていました。

同じような写真を撮ったのですが、肝心の新緑が全然無く、枝が写っているような感じ。中々満足行かず結果的にリベンジとなったのでした・・・。

この撮影地の新緑はGWだと少し早いため、来年は5月後半にトライ予定。仕事の繁忙期と被るので、うまいこと行けたら良いなぁ。

この数年で有名になった撮影地。超望遠でカヌーを撮影。

2017年くらいからほそぼそと訪れていた撮影地。

この数年でだいぶ有名になってしまったのか、とうとう駐車場の入場料を取るように。

この場所の一番の魅力は新緑とモヤが撮れるところです。ただ、自分の場合は撮り慣れてしまった部分もあるため、ここ1〜2年は違った切り口で撮影してます。

このカヌーと新緑もその手の撮影のひとつ。

500mm以上の超望遠じゃないと撮れないので、大分撮影難易度が上がります。

都市スナップ

大阪スナップ撮影

今年の春頃はスナップ撮影にも赴いたシーズンになりました。

特にスナップ撮影に目覚めたきっかけもあったのと、自分が目指している方向性が明確になったのもあり、積極的に撮影へ訪れてた気がします。

https://www.photo-filedworks.com/oosaka-ensei
スナップ撮影に目覚めたきっかけの撮影記事

この撮影機会で学べたことは大いにあり、今でもブレない自分の軸にもなりました。

職場帰りで撮影したスナップ

大阪遠征でスナップ撮影に目覚めてからは仕事帰りにも撮るようになりました。

特にここは都心部の一角なのですが、子どもたちがボールを蹴っていたのがとても印象的。

なんでここでwwwと思いつつも、この子たちからしてみたら日常なんでしょうね。

個人的に面白い場面だったのでスナップ撮影した次第。こういう場面を積み重ねていきたいです。

スタイリッシュなポートレート撮影

大阪で撮影したポートレート

今年の春は自分がポートレート撮影で撮りたいものが明確になったシーズンになりました。

特に都市風景をバックに撮影したポートレート写真にぐっと来るものが個人的にあり、それを更に昇華していきたいと思えるようになりました。

東京で撮影したポートレート

大阪遠征後、ハジメマシテのモデルさんと都市夜景ポートレートへ。

撮りたいイメージが具体的になってたため、モデル探しを初め、作品撮りまではとてもスムーズでした。

ここでわかったのはゴールが明確だと、過程もスムーズということ。

ロケハンも普段のスナップ撮影を通じて知っていた場所だったので、スムーズでした。

ただ、まだ実際に撮ってみないとわからない場面はあるので、ロケハンのタイミングでイメージ通りになるかどうか完結するのは中々難しそうです。

こればかりは経験していくしか無いですね。この1年、やれる限りチャレンジしたい。

ドローン撮影

新緑ポイントでのドローン撮影

今回初めてのポイントでフライトしてきました。

もちろん事前申請&確認をしてるのと、それを踏まえてのタイミングを狙うのがとても大変でした。

特に道を入れた場合、通る車がワンポイントとなるのですが、この場所で狙っていたのは赤い車。

見事に理想の場所に留まってくれて絵になりました。

俯瞰で見ることで、いい感じの黄緑が浮かび上がってたのも印象的でした。

棚田ポイントを空撮

棚田と雲海を狙って空撮してきました。

この場所に関しては割りかし規制がゆるいのと、ドローン運用に積極的な場所なため、比較的申請関連は楽でした。

そしてこの場所のポテンシャルの高さをフライト通じて学んだので、あとは可能な限り通いたいですね。

雲海シーズンしかり、紅葉シーズンしかり、新雪シーズン然り。

あと免許制度が明確に走り出せば、今まで飛ばすのに申請で時間のかかった場所も容易になるので、その時になったら本格的なドローン撮影もトライしていきます。

それまでにフルサイズセンサーのコンパクトなドローンが出てくることに期待です。

まとめ

以上が2023年上半期に撮影した写真たちを通じての振り返りでした。

わかったのは色々なジャンルの撮影に赴いてたのと、何より方向性が明確になった上での作品撮りだったのでトータル的にスムーズだったと言うこと。

数年前までは思いつきでその年の写真を撮影してきましたが、中々計画を立てるのが厳しかったです。

今年は特に一人撮影に関しては無駄がなかった気がします。それと同時に他人と合わせて行動する大変さも学べたのでした。

コスパとか考えたら、確かに他人と一緒に行くのが良いのでしょうが、作品撮りとなると話は別。

何度もトライしないといけないし、何より他人と行くことで選択が増えるのも悩ましいです。

特に択を間違えたときの落ち込み具合はもうね・・・。それもいい経験でした。

後悔なく真剣に撮影したいとなると、今後も一人で撮り続けるスタイルが続きそうです。

自分がどのような写真を、どのように撮っていきたいか、そこを明確にすることで見えてくることが沢山あった、2023年上半期でした。

2023年後半もしっかり作品撮りをし、形につなげていきたいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。

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https://www.photo-filedworks.com/2023_1-6/feed 0
理想のトラベルフォトグラファーの姿について https://www.photo-filedworks.com/travelphotographer https://www.photo-filedworks.com/travelphotographer#respond Fri, 21 Apr 2023 04:22:06 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=9558

世の中は数年前から空前の絶景ブーム。つまり絶景を追いかけて写真を撮りに出かける人が増えてます。 この数年SNSが発展して、フォロワー数の多い、絶景を追いかけているPhotographerからTravelPhotograp […]]]>

世の中は数年前から空前の絶景ブーム。つまり絶景を追いかけて写真を撮りに出かける人が増えてます。

この数年SNSが発展して、フォロワー数の多い、絶景を追いかけているPhotographerからTravelPhotographerを名乗る傾向があるように感じます。

ただ、人によってはSNSウケを狙うべく撮影に行ってる人も実際に多いです。

そしてその流れでTravelPhotographer(トラベルフォトグラファー)を名乗る人が多いのかなと正直なところ感じてます。

自分の考えるTravelPhotographer、そしてなりたいTravelPhotographerの姿について色々書いてみたいと思います。

自問自答に近い記事なので、この記事内容が正解という訳では有りません。

あくまで一つの考え方として、コラム程度に読んでもらえると嬉しいです。

記事に続きます。

自分の考えるTravelPhotographerについて

個人的に本来のトラベルフォトグラファーは以下の定義で考えてます。

本当にTravel(旅)が好きで、旅先で見つけた非日常を作品にして他人に向けて表現したいと思える写真作家

ここで指している形にして表現したいというのはプリントして展示まで行うということです。

職場の近くにメーカーギャラリーがあり、定期的に訪れてますが中には旅をテーマにした展示がときたまあります。

旅先に対し、情熱を持って赴いて、危険を伴いながら撮影してきた写真。そして撮影データを写真にまで起こして、展示をするのは物凄くパワーを使います。

しかしそれだけ展示されている旅作品はSNSでみる画像とはインパクトや訴えてくるものが全然違うんですよね。

そしてメーカーギャラリーで展示をしている旅作品なので、生半可な展示作品だと公募審査から弾かれます。なので必然的に作品力が上がってきます。

そして何より凄いのが、

旅という切り口なので風景全般、スナップ、ポートレート、動物、Droneといった複数のジャンルが一同に出てきます。

正に旅写真の醍醐味と言ってもいいでしょう。いろいろなジャンルの作品を旅というテーマで見れるのは楽しいものです。

自分がこれらのテーマを撮るようになってたのも、実は旅をテーマにした展示が影響してきてるなと改めて感じました。

こうして見てきた人に伝わってるのだからこそ、自分が見てきたメーカーギャラリーの展示作家の作品力がホント凄いと言えます。

そんなこんなでメーカーギャラリーで展示されている旅をテーマにした写真展を通じて色々と学んできたのでした。

そして自分は本当の意味でTravel(旅)をテーマにした写真作家の少数派になりたいのだなと改めてわかったのでした。

将来的になりたいTravelPhotographerの理想像

具体的には、以下のようなTravelPhotographerになりたいと考えてます。

・風景、スナップ、ポートレート、動物、Droneなど複数ジャンル撮れる写真家
・作品力の高い(中身のある)写真家
 →コンテストや公募展などで評価されている
・世界規模で活動し、精力的に展示を行っている写真家

まずは風景だけでなく、スナップ、ポートレート、動物、Droneなどのジャンルを撮れるようになるという事。

旅というテーマでは幅広い守備範囲を求められます。

またこれらのジャンルで一定の評価を得られるようになるということも大事です。一番わかりやすいのはフォトコンテストや、公募展だと思うのでそこで結果を定期的に残し続けていきたいです。

その走りのきっかけとして、2022年は国内の大規模フォトコンテストで主にネイチャー部門で受賞を重ねてきました。

https://www.photo-filedworks.com/canon_56th
ネイチャー部門にてブロンズ賞
https://www.photo-filedworks.com/nikkor_70th
ネイチャー部門にて入選
https://www.photo-filedworks.com/fuji-contest
ネイチャー部門にて銅賞
https://www.photo-filedworks.com/2022_jps
国内最難関のフォトコンテストで優秀賞

2023年は世界的に有名なフォトコンテストである Sony World photography Awards 2023 のOpenCompetitionのTravel部門でShortlist(入選)となりました。

https://www.photo-filedworks.com/swpa_2023
応募総数は210カ国から415,000枚。

こういったフォトコンテストの入賞を通じて一定の作品力を担保というエビデンスにもなったので、今の作品に対するスタンスを崩さず写真を撮っていく自信にも繋がりました。

世界中の全部の場所を巡って作品撮りができればいいと思いますが、自分はあくまでも今まで通りの狭く深くを追求していきます。

世界規模で訪れたい国(被写体)を旅し、色々な切り口から国(被写体)の作品撮りを行う。

そんなイメージです。

今後磨いてくべきジャンルごとに必要なスキルについて

風景

風景に関しては、分けていくと細かなジャンルが色々ありますが、ざっくばらんに風景。

そこで今の自分にとって必要なスキル、大事にしているスキルは以下な感じ。

・天候、環境に対する知識や分析、想像力。
・構図のバランス感覚
・撮影地に向かう気力と体力

こんな感じでしょうか。

風景でいい写真を撮るにはというのはまた別でありますが、少なくとも上記の条件を満たさないと無理です。

そして風景撮影において一番大事なのが、

理想の条件でその場に立ち会えるか

なのかなぁと思ってます。そのための事前準備が大事なのも風景(特に自然)の醍醐味かなと。

この国内の撮影地で磨いてきた感覚は常に維持したい次第。

スナップ

先日大阪遠征でスナップ撮影と、ポートレート撮影をメインに行なってきましたが、とても気づきのある旅になりました。

https://www.photo-filedworks.com/oosaka-ensei
参加している写真教室を通じてスナップとポートレートで気づきを得た話

特に大阪のスナップ撮影で学んだ中でも大事だなと思ったスナップスキルは以下な感じに。

・瞬発力
・観察力
・フィールドに潜む非日常を探す感覚
・非日常に対する明確な定義と言語化

これらはいい写真を撮るにあたっても大事な要素だと個人的には思ってますが、特にスナップ撮影では大事だと感じてます。

全てのジャンルにも通じますが、スナップ撮影では瞬間的に非日常を探す力が特に求められます。

スナップ撮影が全てのジャンルにおける基礎と言われるが所以はここだと言えるくらいです。

特に非日常に対する明確な定義と言語化は重要で、これが無いままスナップ撮影に取り組んでしまうと、何を撮りたかったのかが余計にわからなくなります。

ただでさえスナップ写真のジャンルは、自然風景に比べて伝わりにくいジャンルです。

撮り手の作品力だけでなく、写真を見る側のスキルも求められます。なのでいかに言語化出来るかは重要です。

ポートレート

このジャンルも奥が深いもので、なかなか自分なりにしっくりくる答えが出ないまま数年たってました。

しかし先日訪れた大阪遠征でのポートレート撮影で色々と気付きがあり、特に大事だと感じたのは以下のスキルに落ち着きました。

・被写体に対する情熱
・被写体がより美しく見える角度や構図の理解
・被写体に対してどんなイメージを求めているかの言語化

まず被写体さんに対し熱意がないと撮れません。特に興味ないレベルになってしまうと撮影そのものが苦痛です。

そして被写体さんに対し熱量が出てきた上で、より良く見える、適した見え方を理解する必要があります。

特に自分は男性視点では見えるものの、女性がキレイに見える条件については疎いです。こればかりは学んでいく必要があるので、常々勉強です。

また被写体さんに対するイメージも重要で、そのイメージが自分と被写体でマッチしてないと辛いものがあります。いわゆるハマらないというやつです。
例)かっこいい系を撮りたいのに、かわいいモデルさんを呼んでしまったなど

自分は今までなんとなく印象に残ったモデルさんに声をかけて撮影してきましたが、ハマるときとハマらないときが明確にありました。

ハマったときは作品そのものを何度見ても飽きないんですよね。また撮影時の指示出しがスムーズに出てきます。そこに気づけたのは大きかったです。

有償で撮影するモデルさんの場合は、特にこれらの大事な部分をしっかり意識した上で撮影に取り組みたいです。

動物

動物に関しては風景+スナップ+ポートレートで必要なスキルが大事だと思ってます。

自分はまだ僻地の動物を撮影したこと無いので、あまり偉そうなことは言えませんが、ホント難しいジャンルです。

今見えてる必要なスキルは以下な感じ。

・天候、環境に対する知識や分析、想像力。
・構図のバランス感覚
・撮影地に向かう気力と体力
・瞬発力
・観察力
・被写体に対する情熱
・被写体がより美しく見える角度や構図の理解
・被写体に対してどんなイメージを求めているかの言語化

各ジャンルで色々書いたのであまり深くは述べませんが、特に大事なのは

・天候、環境に対する知識や分析、想像力
・被写体に対する情熱

かと思ってます。

これらを明確にし、しっかり伸ばしていきたいスキルです。

Drone

Droneに関してはいわゆる空撮と呼ばれるジャンルで、機械を操縦する技術がまず求められます。

自分のドローン歴は今年3年目で、撮影回数は100回以上、撮影時間もかなり行ってます。

そんな自分が考える空撮において大事なスキルは以下になりました。

・ドローンの操縦技術
・飛行予定地の許可申請など、必要な事務処理能力
・飛行予定地に対しての知識
・問題解決能力
・空間認識能力
・構図力

操縦技術やフライトに必要な申請などのは最低限必要なスキルです。

特に申請に関しては包括で許可をくれる場所もあるので、それを踏まえてフライトの時期を判断し、判断が難しそうなら交渉・相談といったパターンです。

特に自然風景相手の撮影だとフライト日を確定するのが難しいです。

そのため如何に包括で申請出来るかがポイントだと思います。また個人でやる場合、スムーズに進める事務処理能力も求められます。

あとは決められた時間内でフライトするケースがほとんどなので、効率の良さを考えると構図力や空間認識能力も大事です。

一番大事なのが問題解決能力で、フライト時に電波が切れるなど不慮のトラブルがドローン操縦にはつきものです。

そのときに冷静に慌てず問題解決出来るかどうかで、事故防止に繋がるためとても大事です。

まとめ

以上が自分が考えるトラベルフォトグラファーの定義、及びなりたい理想像でした。

特に複数ジャンルを撮れるようになるのは楽しみでもあり、大変でもあります。そしてまた時間のかかる物事でもあります。

自分の場合は風景を軸に他のジャンルの写真力も伸ばしていきたいと考えてます。

器用貧乏に思われるかもしれませんが、

旅写真に関して凄い写真を撮る人、特に風景は凄い
展示作品が評価された写真家

と思われるようなトラベルフォトグラファーになりたい次第です。

いつ理想像の姿になれるかわかりませんが、末永く、諦めずに続けていきたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。

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久々の大阪へ遠征!ポートレートとスナップ撮影を通じて学んだ事。 https://www.photo-filedworks.com/oosaka-ensei https://www.photo-filedworks.com/oosaka-ensei#respond Tue, 18 Apr 2023 07:36:00 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=9525

先日参加している写真教室のイベントであるポートレート撮影会へ行ってきました。 え、お前写真教室参加しているんかい! と思われる方多数だと思いますが、2020年末から参加している写真教室があります。 教室について紹介しつつ […]]]>

先日参加している写真教室のイベントであるポートレート撮影会へ行ってきました。

え、お前写真教室参加しているんかい!

と思われる方多数だと思いますが、2020年末から参加している写真教室があります。

教室について紹介しつつ、今回の撮影で学んだこと、気づいたことを書いていければと思います。

ゆるりとお付き合いくださいm(_ _)m

所属しているエヌピクチャーズについて

クリックすると写真教室サイトへ飛びます

エヌピクチャーズは写真家の中瀬雄登氏が運営している写真教室です。

【中瀬雄登氏のSNS】
Twitter
Twitter(大阪写真)
Instagram
Instagram(大阪写真)

開始は2020年末あたりからでしたが、自分はそこの初期メンバーになります。添削とレタッチがメインとのことですが、自分の場合は違った学び場として参加してました。

教室に参加した理由:本業の写真家が活動してる様子を常に見たかった

自分は将来的に脱サラをして写真家業として生活を出来たらと考えてます。

しかし何も知らないまま脱サラするのではなく、ある程度準備をした上で写真家業をやりたいと思いました。

その準備は人それぞれ考えるところがあると思いますが、準備の一つとして、自分の場合は本業でやっている方の生き様を見たいと思いました。

そのため同性で年齢の近い中瀬雄登氏は正に自分の理想とした生き方を選んだ方だったので、気がついたときには入会をしてました。

自分の場合、ある程度写真のスキルは身についてたので、教室に入会してからの主な活動は以下に落ち着きました。

毎日のように写真について先生と議論しながら過ごしていくという点

コレはだいぶ大きかったです。そして何より先生と生徒の距離が近い。

特に何か上達をしたいと思うならば、どうやるかというより、どの環境でやるかに限るなと思いました。

またこの教室ではフォトコンテストで5つ受賞すると卒業という制度があり、卒業してからは無料で教室に残ることが出来ます。

自分は卒業までに2年程費やしましたが、この教室で学んだことは沢山あったのでした。

そして今回の遠征教室もまた学びの場として活動できたので、そこで得た気づきを書きたいと思います。

今回参加した教室のイベントはスナップポートレート

募集から参加まで

募集は4月15日と23日撮影分で1ヶ月前程から始まりました。

前々から憧れていた被写体さんがモデルだったのと、大阪の町を日々スナップしまくってるゆーとさんがアテンドする撮影会だったので、絶対に撮りたい組み合わせ(美しい都市景観でのポートレート撮影)が行けると目に見えてたのは大きかった。

教室メンバーを優先に募集かけていたのも、教室に参加してるならではの特権ですね。

気がついたら大阪行きのきっぷを速攻買っていたのでした。

撮影した写真たち

FUJIFILM X-T5 XF23mmF1.4 R LM WR
ISO 125 焦点距離35mm F1.4 シャッター速度 1/25秒

今回の一番理想で撮れた1枚。自分は雑誌にあるようなポートレートが撮りたいんだなと改めて痛感。

特に雑誌のようなポトレ写真はストリートの中で撮られてる部分が多いので、スナップと相性は抜群にいいです。

FUJIFILM X-H2 XF56mmF1.2 R WR
ISO 200 焦点距離85mm F1.2 シャッター速度 1/50秒

今回85mmでハマった1枚。やはり玉ボケや背景を整理してモデルを強調する撮り方は望遠しか出来ないなと。

また1.8まで絞ることで、玉ボケもきれいな感じに。ボケ量も理想的。撮っていて楽しかったです。

今後もこのレンズは多用していきたい。

FUJIFILM X-T5 XF23mmF1.4 R LM WR
ISO 125 焦点距離35mm F1.4 シャッター速度 1/80秒
FUJIFILM X-T5 XF23mmF1.4 R LM WR
ISO 125 焦点距離35mm F1.4 シャッター速度 1/100秒

看板をバックに撮影。モデルさんの美しさと看板の綺麗さがマッチしてた場面でした。

FUJIFILM X-H2 XF56mmF1.2 R WR
ISO 200 焦点距離85mm F1.8 シャッター速度 1/50秒

ラストは大阪の道頓堀の川沿いにて撮影。

いろいろな光源を利用しての撮影だったので、色かぶり等色々ありましたが、ナチュラルテイストに仕上げました。

気づいた点

自分がポートレートで本当にやりたかったのはこの手の撮影だったのだなと改めて感じました。

特に関東に住んでるのもあって都市部に近いわけですが、都市部の景色は大好きです。その中に美しい女性を溶け込ますのは自分のコンセプトにマッチしてるのと、何より普段から撮影している自然風景にも通ずる部分があるのです。

都市風景には「かっこいい」「美しい」といったインスピレーションを特に都市部からは感じます。

またこれは好みの問題になりますが、女性に対しても「カッコいい」「美しい」「スタイリッシュ」という場面を求めてるのかなと気づきました。

なので、ポートレート撮影もその延長で、「かっこいい」や「美しい」を求めている節があります。

つまり自分にとって本当にやりたいポートレート撮影は、「カッコいい」「美しい」ポートレートだったのです。

そこに気づけたのは大きかった。今後、ポートレート撮影においてはその部分を達成するために活動をしていきます。

大阪二日目はゆーとさんとスナップ撮影へ

旅二日目はゆーとさんとスナップ撮影へ。

毎日大阪の街に撮影へ趣いてる方なので、彼のライフスタイルに同行させてもらうことに。

一緒に撮影へ行ってると、自分が風景撮影で大事にしている部分と被る要素が多く、とても勉強になったのでした。

撮った写真に続きます。

撮影した写真たち

FUJIFILM X-T5 XF16-55mmF2.8 R LM WR
ISO 125 焦点距離24mm F5.6 シャッター速度 1/400秒

光と影を意識した1枚です。狙いは面白い影絵ですね。

日の傾きは意外と早く、狙ってたら40分はあっという間でした。このいいシーンをひたすら狙うべくシャッターチャンスを伺う様子は自分の行っている自然風景にも通ずる場面でした。

FUJIFILM X-H2 XF56mmF1.2 R WR
ISO 64 焦点距離85mm F16 シャッター速度 0.8秒

横断歩道の動きを望遠でスローシャッターで撮影。

望遠で撮影することで、服の色が歩道の白ラインに映り込むのが面白かった。

止まって写り込んでいる足首もポイントですね。

FUJIFILM X-H2 XF56mmF1.2 R WR
ISO 64 焦点距離85mm F13 シャッター速度 1/6秒

おいおいって感じの場面で仰天しましたが、意外と歩道に張り付いて撮影してるとぼちぼちある光景でした。

面白い要素があったのでシャッターを切ったのでした。少しスローシャッターで切ることで車の動きを強調してます。

FUJIFILM X-T5 XF23mmF1.4 R LM WR
ISO 400 焦点距離35mm F1.4 シャッター速度 1/80秒

一緒に行動していると面白い場面や変わった場面が結構日常に潜んでることがわかってきます。

この場所も反射する不思議な世界感を出すだけでなく、姿を消していく瞬間を狙うことで、より非日常感を表現してます。

宝探し感覚で場所を探すのは勿論のこと、シャッターチャンスを伺うのはホントスナップ撮影の醍醐味だと思います。

これは自然風景においては知らない撮影地なんかで初回撮影するときの感覚と似てます。

特に条件はいいのだけど、どこで撮っていいか検討ついてない場面なんかは正にそれ。

スナップ撮影の面白さにだんだんと惹かれていきます。

FUJIFILM X-T5 XF23mmF1.4 R LM WR
ISO 125 焦点距離35mm F14 シャッター速度 0.8秒

加速する世界というテーマで撮影。

四方を囲うように人の動きがぶれて表現されてるのと、真ん中のモニターに写り込んでるのが加速する世界を象徴してるかの景色で夢中になってました。

ホントは真ん中のスペースにも人がぶれて動くシーンが映るはずだったのですが、人が来ませんでした笑

気づいた点

ゆーとさんがどういう視点でスナップ撮影をしてるのかが、半日一緒に街を歩いてわかった部分があります。

街中の日常に潜む、非日常を狙って撮るのがスナップ撮影の醍醐味

コレに限るなと。非日常を探し求めて色々動くのは勿論のこと、そういう場面に遭遇しそうだったら逆に待ちます。

また非日常の定義は色々とあるのですが、スナップ撮影においては以下の要素が揃うと非日常だなと感じました。

ただしコレはあくまで主観です。

・面白い場面
・説明できない場面
・美しい場面
・アートを感じる場面
・記録的な場面(ドキュメンタリー)

この要素かなと思います。

特に美しいやアートを感じる場面は人それぞれで、有名なスナップ写真家であるソール・ライターは色の要素でそれを表現しています。

そして自然風景の撮影においても大前提が非日常を撮りに行くという部分。

特に撮ってる人がほとんどいない前提条件の中、厳しい自然のフィールドに飛び込んで撮影はホント過酷で難しいです。

自分はこの3年間、そういう被写体を求めて撮り歩いてたのもあるので、よくわかりました。

調べても情報が出てこないため、まず通わないと撮れない。そこはスナップと共通してます。

そしてスナップは瞬間的に難しい場面を求めてるのですが、自然風景も同じで撮影地に行く過程までで難しい場面を選んでいるわけです。(例えば雪が降り立ての瞬間を狙う等)

降り立ての雪景色を狙うのって結構難しいんです。特に雪がふらない県民からしてみると一気にハードルが上がります。

しかし降りたての雪景色は言葉にならないくらいキレイです。逆につもりすぎると重量で雪が散ってしまうので、また難しい。

SonyWorldPhotographyAwards2023でShortlistになった1枚。コレも雪が降りたてのタイミング。

この1枚も前日の夜に雪が降って、夜明けのタイミング晴れたというもの。

そして数時間後には雪がなくなって湖面がなびいて富士山が雲隠れしていたのでした。

結局は写真を撮る行為において、

どのジャンルも最終的には決定的な瞬間を形に残すという目的は変わらない

かもしれません。ここに気づけたのはこの旅の大きな収穫でした。

そして自分の場合は、風景撮影、ポートレート撮影、スナップ撮影において共通して「非日常の場面」を狙ってシャッターを切ってたのもわかったのでした。

まとめ

以上が今回の大阪遠征で学んだ事、気づけた事についての記事でした。

一人ではとてもじゃないけどたどり着けない内容の濃いものを、自分は参加しているエヌピクチャーズを通じて学びました。

そしてなお現在進行系で写真について学び続けてます。

こうして一つのグループに所属し続けられてるのも、ゆーと先生を始め、生徒の方々の雰囲気がいいのもあります。

もし興味がありましたら是非以下のリンクから飛んでみてはいかがでしょうか。

クリックすると写真教室サイトへ飛びます

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。

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https://www.photo-filedworks.com/oosaka-ensei/feed 0
滝と木々の額縁構図!栃木県にある駒止の滝が新緑に包まれて綺麗だった https://www.photo-filedworks.com/komadomenotaki https://www.photo-filedworks.com/komadomenotaki#respond Thu, 13 Apr 2023 07:44:39 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=9451

今回紹介するのは栃木県にある駒止の滝と呼ばれる撮影スポットです。 駒止の滝は、豊かな緑に囲まれた静かな山の中にあり、落差約20メートルの美しい滝壷が広がっています。特に条件のいい日には滝つぼの水がとても美しい青色に変化し […]]]>

今回紹介するのは栃木県にある駒止の滝と呼ばれる撮影スポットです。

駒止の滝は、豊かな緑に囲まれた静かな山の中にあり、落差約20メートルの美しい滝壷が広がっています。
特に条件のいい日には滝つぼの水がとても美しい青色に変化します。

また紅葉も美しい滝で、それと同時に雪景色も美しいです。

まさに日本の四季を象徴するような変化を楽しめる滝スポットです。

今回紹介するのは新緑時期に訪れた駒止の滝の撮影記事になります。

駒止の滝について

栃木県那須郡那須町にある駒止の滝は、高さ約30メートルの滝で、那須野が原の中に位置しています。

この滝は、那須野が原の中でも最も美しい景勝地の一つとされ、多くの観光客が訪れる人気のスポットとなっています。

以前は展望台も何もなく、崖の上から望むような形になっていて危険が伴いましたが、現在は2011年「那須平成の森」開園に伴い、その施設の一部として観瀑台が設営されました。

駐車場も併設されてるのと、何より近くに温泉地があるため、積雪の時期でも訪れることは可能です。

新緑、紅葉だけでなく、四季を通じて楽しめる珍しい滝になります。

※ただし観瀑台は冬季は封鎖

撮影した写真たち

引きで撮影した駒止の滝

見事な額縁構図です。ただし年々木々が伸びてきているため、展望台からの撮影は厳しくなる印象。

数年前は左側がもう少し開けてたような気もします。

またこの写真を撮影したときは滝つぼの水が水色に変化してました。

元々は青味の強い色なのですが、何をきっかけに変化したかは不明です・・・。

近くに温泉があるので、温泉の成分が色に影響してるには違いないです。

下に滝を配置した構図に。

この手の完成された構図は微妙な位置の変化でも見え方がだいぶ変わります。

特に滝の配置は3分割構図の位置づけにするか、真ん中にするかで分かれるかなと。

個人的には三分割の位置に配置した構図が好きです。

寄りの構図で撮影

日の丸構図(縦)
三分割構図(縦)
日の丸構図(横)

この時は滝つぼの水の色がしっかり青色で強調されてました。

個人的にはこの滝つぼの色が青みで染まってるのが理想です。

あると便利な物

PLフィルター

この撮影地で絶対欲しいのはPLフィルターです。

なぜなら滝の方角が北向きなため、モロに順光の恩恵を受けれるからです。

一定の角度で被写体を撮影する場合においてPLフィルターを付けることで被写体の光の反射を抑えることが可能です。(特に順光)

被写体の光の反射を抑えることで、コントラストが強くなり色味がしっかり出てきます。

そのためPLフィルターを使う事で葉っぱの色や滝つぼの色味を強調することが可能です。

そんなこんなでこの撮影地は新緑だけでなく、紅葉の時期も絵になる被写体になります。

アクセスについて

【住所】
〒325-0301
栃木県那須郡那須町湯本

【駐車場について】
駐車場は展望台からすぐの場所に設置されてます。
止められる台数は10台くらい。

【Google Map】
https://goo.gl/maps/9QXtdBTRFePDmxHY7

まとめ

以上が栃木県那須塩原市にある絶景滝スポットである 駒止の滝 撮影記事になります。

今回紹介した新緑の時期だけでなく、紅葉や新雪の時期も狙えるスポットになるため、通い甲斐のある撮影スポットです。

特に四季の変化で見れる光景がガラッと変わるので、順光のスタンダードな景色を始め、雨上がりのもやなど狙い出したら中々終わりの見えない撮影地です。

自分もまだまだ撮り収めてないシチュエーションが沢山あるので2023年は色々と撮影で訪れたいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。

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街撮り用に カメラザック シンクタンクフォト バックストーリー を購入 https://www.photo-filedworks.com/thinktankphoto_backstory https://www.photo-filedworks.com/thinktankphoto_backstory#respond Wed, 12 Apr 2023 09:35:01 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=9489

今回購入したのはThinktankphoto BackStory 15 (シンクタンクフォトバックストーリー)というカメラリュックです。 2回ほど撮影へ行きましたが、使い勝手バッチリだったので、ご紹介したいと思います。]]>

ポートレートやスナップ撮影用にカメラザックを新調しました。

普段は風景を撮影している手前、どうしても大きめなカメラザックが必要になってきます。

しかし街撮りやポートレート撮影にはそれは大きすぎて、逆に機動力が失われるというデメリットも。。。

ポートレートやスナップ撮影において、機動力は大事。1枚羽織れるものを収納可能にしつつ、小さめの容量のカメラザックを探したのでした。

今回購入したのはThinktankphoto BackStory 15 (シンクタンクフォトバックストーリー)というカメラリュックです。

2回ほど撮影へ行きましたが、使い勝手バッチリだったので、ご紹介したいと思います。

よかったら読んでいってください。

普段はF-Stop Tilopaを使っている

左が今回購入したカメラザック、右が普段使っているザック
横向きで比較。こんなに大きさの差がある

普段は自然風景を相手に日本全国駆け回って撮影してるのもあって、カメラザックは大きめです。

特に機内持ち込みギリギリのサイズを維持するカメラザックといえばF-StopというブランドのTilopaがぴったり。

収納は文句無しで、FUJIFILMの機材ならばボディが2台、標準広角ズームが2本、超望遠2本が行けるという収納具合。

超望遠レンズの代わりにドローンを持っていくこともあります。

FUJIFILMに移行してからこのカメラザックですが、不満は特になし。自分が使っている、F-Stop Dura Diamond Tilopa防水のカメラカバー素材なので、水辺の撮影もへっちゃらです。

Thinktankphotoについて

Think Tank Photoは、アメリカ合衆国に拠点を置くカメラバッグメーカーです。1998年に、カメラマンであるデザイナーのMike SturmとDeanne Fitzmauriceによって設立されました。彼らは、自分たちがより便利で使いやすいカメラバッグを開発するために、自分たちの経験と専門知識を結集しました。

またこのメーカーはカメラマンのニーズを満たすために、様々なタイプのバッグを製造しています。バックパック、ショルダーバッグ、ローラーバッグなど、様々なスタイルのバッグがあり、プロのカメラマンからアマチュアのカメラ愛好家まで、幅広いニーズに対応しています。

また、Think Tank Photoは、革新的な機能を備えたバッグを開発することでも知られています。例えば、レンズを簡単に入れ替えられるように設計された「レンズチェンジャー」や、カメラバッグに直接取り付けられる「バックレスト」などがあります。

Think Tank Photoは、高品質な製品を提供することに焦点を当てており、多くのプロのカメラマンから信頼されているカメラザックメーカーです。

今回はヨドバシカメラに行って、色々触って判断しました。とてもいいカメラザックメーカーなのを改めて体感した上での購入です。

今回購入したのはThink Tank PhotoのBack Story 15

外観(Back Story 15)

正面
背面
左側
 右側
F-Stopと比較1
F-Stopと比較2

外観はF-StopのTilopa(50L)と比べるとだいぶスリムです。

正式に何Lのカメラザックかは不明ですが、30Lくらいはありそうな予感。

スリムで収納が出来て、取り出しやすいカメラが今回欲しかったザックのコンセプトなので、いい感じ。

カメラザックの仕様について(Back Story 15)

【主な仕様】
●外寸:H50×W28×D19cm
●内寸:H43×W27×D15cm
●PC収納部内寸:H40×W26×D2.5cm
●重量:1.6kg(全オプション装着時)
●同梱物:レインカバー、三脚ストラップ、ウエストベルト

【収納目安】
70-200mm F2.8を装着した中型一眼レフまたはミラーレスボディ2台、レンズ2-5本、
ストロボなどのアクセサリー、16インチノートPC

ざっくりベースですが、こんな感じの仕様です。特にBackStory13との決定的な違いはPCの収納サイズでしょうか。

あとは全体的に一回り小さいのがBackStory13といったところ。

収納例(Taka0610の場合)

ポートレート撮影用の収納

写真はポートレート撮影時のカメラ機材です。

【ボディ + レンズ】
・X-T5 + XF23mm
・X-H2 + XF56mm

【レンズ】
・XF16-55mm

【その他】
・バッテリー 3つ
・円形フィルター 4枚
・ストロボ 1つ
・レンズペン
・ブロアー

カメラザックの機能的な話

またカメラザック上部に当たる部分には別で取り出し口があります。

これは超絶便利。さっと出せるので、いつのタイミングでもシャッターを切れます。

カメラザックを置いている場面でカメラを出すとなると上部の蓋が便利です。また蓋の裏にはメッシュタイプのポケットがあります。こういう気配りも物凄い助かる。

フロントポケットその1

カメラザックのフロント側にはポケットが2つあります。そのうちひとつは大きめのポケット。

このポケットには16インチのノートPCが収納可能なのと、衣類を1枚折りたたんだモノも収納可能。

自分の場合は防風対策用のアウターを1枚忍び込ませてます。

この中もポケットが豊富なので、色々と使い勝手は良さそうです。

フロントポケットその2

そしてもう一つのフロントポケット。小さめのやつです。財布と名刺入れとAirPodsを入れるとパンパンな感じ。

でも小物入れとしては十分機能してます。こういうポケットの存在も街歩きする場合は大事です。

両サイドのポケット

両サイドのポケットにはドリンクホルダーが付属してます。500mlのペットボトル2本はいけそう。

あとは折りたたみ傘とかでしょうか。

ホルダー系のポケットはあればあるほど困らないのですごい便利。

キャリーバッグの取手に差し込むことも可能

このカメラバッグはキャリーバッグ前提で作られてるのがホント素晴らしい。

購入する決め手の一つにこの機能があったのでした。ああ早く旅先でも使いたい。

まとめ

以上が今回購入したカメラザック Think Tank PhotoのBack Story 15 のレビュー記事になります。

もう褒めちぎる要素しか今の所見えてないので、ほとんど盲目状態。

ただ、自分の場合は購入までが長いプロセスを経てるので、購入前後でレビュー内容が変わることは早々ないという笑

一つ欠点を上げるとしたら防水機能が乏しいところかな。付属のレインカバーで対応出来ますが、やはり一番は防水加工であることが理想でした。

まぁそんな雨の日に持ち運ぶとしたらスナップ撮影の時なので、またそこは使ってみて判断したいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。

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X-T5に最適なLプレート!RRSから発売されたので早速買ってみた https://www.photo-filedworks.com/rrs_x-t5 https://www.photo-filedworks.com/rrs_x-t5#respond Fri, 07 Apr 2023 11:52:45 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=9466

X-T5に最適なLプレートといえばSmallRigから発売されていたグリップ型Lプレートを使い続けてたのですが・・・ この度、RRS(リアリーライトスタッフ)から正式にLプレートが発売されたので、興味本位で購入しました。 […]]]>

X-T5に最適なLプレートといえばSmallRigから発売されていたグリップ型Lプレートを使い続けてたのですが・・・

この度、RRS(リアリーライトスタッフ)から正式にLプレートが発売されたので、興味本位で購入しました。

使い勝手が抜群だったので、早速レビューしてみたいと思います。

X-T5のLプレートに悩んでる方、是非ご購入検討いただければと思います。

記事に続きます。

リアリーライトスタッフについて

今回購入したRRSのLプレート

リアリーライトスタッフ (Really Right Stuff) は、カリフォルニア州に本社を置くカメラ用三脚、クイックリリースプレート、およびカメラアクセサリーのメーカーです。

同社は、高品質で信頼性の高い製品を提供することで、プロフェッショナルカメラマンやアマチュアカメラマンの両方から高い評価を受けています。

リアリーライトスタッフは、2004年に創業され、創業者のJoe Johnson氏によって設立されました。

同社の製品は、主にアメリカ合衆国内で製造されており、高品質の素材を使用して作られています。

リアリーライトスタッフは、製品の高品質と耐久性に自信を持っており、すべての製品に対して5年間の保証を提供しています。

ハイグレードな三脚といえばリアリーライトスタッフ一択に落ち着くほど、評判が良いメーカーです。

個人的にはLプレートの作りが素晴らしく、SONYのα7時代からずっと使い続けておりました。

特に角の作りがGood。手に馴染むようなLプレートはもうリアリーライトスタッフ一択です。

購入したLプレート

開封の儀

今回購入したRRSのプレートはBXT5−LSというX-T5用のグリップ付きLプレートです。

まだアメリカで発売したてなので、日本では発売されてません。そのため今回はRRSのHPから直接購入し、輸入しました。

Orderから4~6週間かかると書いてたのに、即日発送の、わずか3日で届いたのには驚きました。

コロナによる物流の影響もだいぶ穏やかになってきたのかな。そんな気がしました。

SmallRigとRRSのLプレート比較

←:RRS、→:SmallRig

大きな違いは2箇所で、一つはグリップのところ。持ちてはSmallRigのがおしゃれで大きいです。

じゃあRRSは持ちにくいか?と言われるとそこはNO。十分プロダクトとして仕事しております。

RRSの特徴である緩やかな角の作り

RRSのLプレートの大きな特徴といえば、持ち手側の角の作りが素晴らしいところ。

特に緩やかに削られてるのもあって、長時間持ち続けることが可能です。

逆にSmallRig製品はそこが弱く、長時間握り続けるのは少し厳しい印象。

今回購入したX-T5のLプレートを通じてもそこはしっかり踏襲された形になってました。

X-T5とLプレート

RRSのロゴが正面にあります
グリップの位置はこの高さに。
カメラ右下のなめらかな角

ボディはX-T5でレンズはXF23mmF1.4(新型)です。

違和感のない、握りやすいグリップとLプレートとなってます。

まとめ

以上がRRSから発売されたX-T5用のLプレート購入記事になります。

各社からLプレートが出てると思いますが、自分のオススメはRRS一択です。

特にSmallRigとRRSの比較を点数化すると、以下な感じに。

SmallRig:70点(買っても後悔なく使えるレベル)、価格9000円
RRS:100点(理想のLプレート)、約価格3万円

どっちのメーカーのモノを購入しても正直後悔はないと思いますが、

コスパを求めるならSmallRig
理想を求めるならRRS

という感じに落ち着きそうです。

RRSは5年保証もついてるので、しっかり壊れるまで使い続けようと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。それでは、また。

https://www.reallyrightstuff.com/BXT5?quantity=1&custcol85=1
※メーカーの製品ページ

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九州の水没林スポット!濃霧に包まれた不動池がとても神秘的だった話 https://www.photo-filedworks.com/fudouike https://www.photo-filedworks.com/fudouike#respond Thu, 06 Apr 2023 04:59:46 +0000 https://www.photo-filedworks.com/?p=9440

今回紹介するのは福島県糸島市に位置する不動池になります。 緑豊かな山々に囲まれた福岡県糸島市に位置する不動池は、その美しさに魅了される人々を惹きつけています。 静かな湖面に伸びている木々の景色は、心を癒し、訪れる人々に多 […]]]>

今回紹介するのは福島県糸島市に位置する不動池になります。

緑豊かな山々に囲まれた福岡県糸島市に位置する不動池は、その美しさに魅了される人々を惹きつけています。

静かな湖面に伸びている木々の景色は、心を癒し、訪れる人々に多くの感動を与えます。新緑の時期を始め、雪の時期にも美しい景色がこの不動池には広がっています。

今回は新緑の時期に訪れた不動池を紹介します。

記事に続きます。

不動池について

「不動池」は、福岡県糸島市のパワースポットとして有名な雷山の中腹にある池です。

水中からは木々が変わった形で生えており、全国的に見ても珍しい撮影スポットになります。

湖面が静かなタイミングに発生するリフレクションはとても幻想的で、特に濃霧が発生した朝の静かなタイミングなどは神秘的で幻想的な雰囲気を漂わせております。

今回紹介する新緑の時期はもちろんの事や紅葉の季節も格別。

この数年、密かにカメラマンから人気の穴場的スポットです。

撮影した写真たち

濃霧に包まれる前の不動池

濃霧に包まれる前の不動池です。

この日は二日に分けて訪問。初日はロケハン兼ねて居たため濃霧はありません。

背景の緑の主張が強いため、濃霧があったほうが絵になるなと感じたのでした。

ただ、撮影する場所によっては濃霧は無い方が絵になったりもします。こればかりは現地で確認しながら撮ることをお勧めします。

2日目、徐々に濃霧が発生

この日の撮影は雨上がりの朝のタイミングだったわけですが、主張の強かった背景の緑がだんだん薄くなってきてます。

構図の勝手がよくわからず、ひたすら変化していく景色に撮らされてた感が否めません。

また木々の間に隙間があると、この木々独特の形が主張されないため、かなりの確率で構図難民に陥ります。

程よく密集し、バランス良く配置が理想なのですが、左を見ながら右を見ろと言われてるかのような難易度です。

水没林系の撮影はバランス感覚が難しいのですが、この場所は特に難しいと思います。

初めて青い池を撮影してしっくりこなかった日を久々に思い出しました笑

完全に濃霧へと包まれて

完全に背景が真っ白になりました。

こうなることで木々の独特な形が浮かび上がってくるのと同時に、この構図の物足りなさを感じるようになります笑

当方、構図難民。

この辺りから構図を色々と模索しだします。

引きの構図で撮影してみた

徐々に撮影地から引いた構図です。

さすがに3枚目は樹木が写り込んでしまって、特徴的な木々のシンボルが小さくなってしまいました。

しかし1枚目くらいのバランスなら、引いてもアリだなと思えるように。

不動池自体それなりに広い場所なので、色々な角度から狙うのがベストかもしれません。また撮影のリベンジをすることを決めたのでした。

アクセスについて

【住所】
福岡県糸島市

【駐車場について】
池の横の山道に路駐する形になります。
脇に止めれば1台通過できるスペースが出来るので、他の方の邪魔にならないようしましょう。

【Google Map】
https://goo.gl/maps/6HG8bQNRSabTtPs97

まとめ

以上が九州地方にある福岡県糸島市で見ることのできる不動池撮影記事になります。

時期によっては池の水位が変わってくるため、事前にツイッターやインスタグラムなどで情報を調べてから訪れることをお勧めします。

特に去年の8月なんかは池の水が干上がっており、絵になりませんでした。

また冬から春にかけても干上がる傾向があるらしく、意外と撮影できる場面が限られてるのかもしれないと最近思ってる次第です。

今回紹介したのは撮影エリアのほんの一部なので、また次回訪れるときは色々な角度から撮影できたらと考えてます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。

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