雑記

写真展「没後20年 星野道夫の旅 Selection」へ行ってきました

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こんばんは。

先日千葉県市川市出身の写真家である星野道夫という方の写真展を見てきました。

今回はその写真展を見た感想を思いのまま綴ってみようと思います。

観た写真展の感想なんて一度もブログで書いたこと無いので、多めに見て頂けたら幸いですm(_ _)m

写真家 星野道夫とは?

星野道夫氏 はアラスカの大地で写真を撮り続けた千葉県出身の写真家です。

写真家としての活動だけでなく、執筆活動も行っており、様々な形で世に作品を残されてる方でもあります。

慶應義塾大の学生時代、書店で見つけたアラスカの写真集に心惹かれて、書籍に記されていた情報を元にアラスカへ渡航。そこから3ヶ月のホームステイを行い、アラスカの魅力に惹かれていく形になります。

帰国後、アラスカの大学へ留学。アラスカの自然を中心に、そこで生活する人々の魅力的な写真を撮影。結果的に大学は中退してしまうものの、留学を通じて、アラスカを生涯のものとし、撮り続ける決意をします。

そして1996年8月8日、ロシア・カムチャツカ半島クリル湖畔での取材同行中に不慮の死を遂げました。

亡くなった今も定期的に写真展が行われ、遺した多くの写真や著書、メッセージは今もなお、多くの人々に感動を与え続けています。

 

写真展を知ったきっかけ

この作品展を知ったきっかけはお世話になっているプリントラボのオーナー経由でした。

全てリバーサルフィルムで撮られてるという作品とのこと。フィルムのネイチャー写真にあまり良い印象が無かったため、興味本位で行ったのですが、結果的に見に行ってよかったです。

浅い興味本位で行ったのに、この人の作品もさながら、生き様、考え方に深く感動して帰るという・・・まさに衝撃的な写真展でした。

こんな経験は初めてかもしれません。思わず写真集も購入してしまいました。

そんなこんなで本題の写真展を観た率直な感想へ続きます。

展示作品を観て感じたこと

リバーサルフィルムで撮影されたネイチャー写真

コントラストが強かったので、ネイチャー関連の作品は殆どリバーサルのフィルムで撮られてるのかなと思います。愛機はF4 *2台とPENTAX67。

広大な世界の中、動物を切り撮る形はどこか自分の作風に似てるものを感じてました。

何より動物の表情がうまく捉えられてて、瞬間、瞬間を切り撮ってるのがよくわかります。
コレをリバーサルフィルムで撮ってるのだから、凄すぎる。まさに自分で考えてカメラを使って撮ってるのだなと。

F4とはいえ、オートフォーカスは使い物にならないと思います。だから全てマニュアルで撮ってるに等しいかと・・・。

機材で撮らされないように頑張らねばと襟を正されたような気がしました。

 

被写体と全力で向き合っている

作品の中には朽ち果てたクジラ漁を行っている原住民の様子、トーテムポールの周りで草を食べる鹿の姿、エスキモーのポートレート等が並んでいるわけですが、アラスカに広がる世界を通じて、人間の自然に対する畏敬という物が表現されてる気がします。

その作品からは「美しい」、「絶景」だけでなく、「自然の威厳」「命の儚さ」など、自然の中で人として生きるとは何かっていうのを突き詰めてる、そんなテーマを感じられます。

よく写真からストーリーを感じるといわれますが、アレが正に体現されている感じ。

まさに本物の写真というのは何かというものを、展示通じて教わった気がします

そして写真は心で撮るものだなと改めて思いました。

いくら道具がよくても、使い手の考え方次第で出来るものは変わってきます。昔の写真家の写真を観て感じることがたくさんあるということはきっとそういうことなんだと思います。

 

写真展を通じて客観視出来た、写真に対するスタンス

星野道夫氏の写真展を通じて、自分の写真に対するスタンスが客観視出来たらのも大きな収穫でした。

特に自分は2017年あたりから撮影スタイルが、幅広い撮影地に行くスタイルから、同じとこに通うスタイルへ変わって行きました。通うことでその場所の状況や歴史がより深く理解出来るのもありますが、何よりもその場所が好きだから通うわけです。

そしてその過程を踏むことで写真が変わってくることを感じつつあります。

だから撮影地でもスナップ撮影をしますし、ガッツリ構図決めて撮影もします。余裕があれば宿も現地で取ります。撮影地では現地の方々とのコミュニケーションも重視します。

旅を通じ物思いに耽ってじっくり撮るのと、効率よく直行直帰で撮るのでは、写真に対する思いや出てくる写真が変わってきました。

根本的に旅行が好きだから、それに準じた撮影が自分にとって心が開放的になり被写体と一番向き合えてるのかなと。ここ半年そういうことを思うようになりました。

何の変哲も無いビジネスホテルでの1泊が、自分にとっては大事なことだったりします。

感情を研ぎ澄ませ、感じたままにシャッターを切る

単純作業に見えるその行為には、必要な工程が自分にとって沢山あって、それぞれが欠かすことの出来ない大事なことなのです

このブログを書くという行為もその一つです。

今回、星野道夫氏の作品展を見て、自分の撮影スタイルの方向性は間違ってなかったなと思えるようになりました。

自分の人生かけて写真を撮りつつ、執筆者として文章も残すという星野氏のスタイルにどこか共感を得たのかもしれません。

ただの自己満足かもしれませんが、自分なりの哲学を通じて写真という趣味と向き合って行きたいです

 

まとめ

写真始めたての人でも、ある程度写真を撮っている人が観ても何かしら気付きがえられる素敵な写真展でした。

やはり人が生涯かけて追い続けて残した作品には、色々と感じるものがあります。

それが写真という形でなくても、きっと学べるものが、感じるものが沢山あると思うようになりました。

今年はそういうものに多く触れたいですね。

最後に星野道夫氏の公式HPサイトの紹介です。
こちらのリンクよりどうぞ
http://www.michio-hoshino.com/

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