こんばんは。
今回更新するのは、写真中級者必見!外付けHDDケースを購入して写真データを効率よく大量に保管した話になります。
そもそも一般的な写真保管について悩みだすのはRaw現像を始めた辺りからだと思います。
特にノートPCユーザーの場合、本体の容量が少ないためどうしてもパンクしがちです。そのための対策として外付けHDDを購入するのですが、端子むき出しで落としたら速攻ゲームオーバーな作りである外付けHDDが殆どです。
メモリ型のSSDタイプは高いですし、堅牢性を外付けHDDに求めてしまうと倍近く費用はかかります。またバックアップ用の外付けHDDの管理もするとなると、同時に2つ管理しないといけなくなるため、爆弾を2つ抱えてるようなものです。
そういったストレスから解消してくれたのが、今回ご紹介する外付けHDDケースでHDDを管理するという方法でした。
購入に至る背景を含めてご紹介していきますので、是非参考にして頂ければと思います。
単体の外付けHDDを使ってのデータ管理だと色々と問題が見てくる
端子むき出しの外付けHDD、堅牢性の乏しさ
上でも書いたように外付けHDD単体だと堅牢性は乏しいです。例えば写真にある外付けHDDに物を落としたり、ノートPCと一緒に持ち運んでガチャガチャさせたりすると、デリケートな作りである外付けHDDは読み込みが出来なくなったりしてしまいます。
実際ノートPCユーザーの自分は、2台ほどHDDを壊してしまった経験があります。
幸いバックアップを別で取っていたため、致命傷にはなりませんでしたが、バックアップ用のHDDも壊れてしまったらと考えると恐ろしいです。
また外付けHDDは消耗品です。物自体に当たり外れが存在するのでハズレのものを引いてしまった場合は、想像以上に早く読み込めなくなったり等トラブルが発生します。つまり外付けHDDを使うということは、いつ壊れてしまうかわからない不安と戦わなければなりません。
そういった不安要素をなくすべく、HDDには堅牢性を求めたり、バックアップの効率の良さが求められてきます。
いい製品ほど単価が高い
堅牢性の高いHDDは存在します。特にオススメなのは G-Technology と呼ばれるブランドです。
HDDにシリコン状のカバーが装着されており、見るからに頑丈です。4年前にフォトコンテストの景品でG-Technologyの外付けHDDを貰いましたが、今でも健在です。
机から一度落としてしまったことが有りましたが、なんの問題もなく動いてたこのG-Technologyの外付けHDD。当時は1TBの容量で定価が2万超えてましたが、今だと1万円弱。型落ちの外付けHDDは狙い目かもしれません。
ただし、大容量になってくると相場が跳ね上がってきます。大容量で堅牢性を求めてしまうと以下のレベルになってしまいます。
堅牢性、大容量の外付けHDDとなると機材並みに価格は高くなり、敷居があがってきます。
完成品を狙うと高値になりやすいため、部品を構築することで効率よく、安値に管理が出来る方法を模索しました。
大容量のデータ管理といえばNAS、しかしネットワーク環境の構築が必要
大容量のデータ保管といえばNASですが、実際問題、NASの構築をするにはネットワーク環境が整ってないと駄目だったりとハードルは高いです。
イメージとしてはルータの横にNASを設置して、NASから端末から保管データを飛ばすイメージになります。そのため安定したネットワーク環境がない限り、画像データの送受も不安定になったりと写真のデータ保存のためにNASを構築するのは現実問題厳しいものです。
逆にネットワーク環境がしっかりあり、画像データ以外に動画ファイルの管理とかもされてる方ならNASで管理がベストです。
しかしNASの場合、今の自分の環境をしっかり把握した上で導入をしていかないと大変な目にあうということだけお伝えします。
ネットワーク環境が無い自分、辿り着いたのは外付けHDDケースでのバックアップ構成
ネットワーク環境が構築出来ない自分が辿り着いたのは自作で堅牢性の高い外付けHDDを構築することでした。
内容としては外付けHDDケースにHDDを入れ込む構成です。
この自作外付けHDDはNAS同様、堅牢なHDD用ケースにHDDを保管し、利用するイメージです。外部電源は必要となりましたが接続はUSBとなり、大きな外付けHDDの感覚で使用が可能となりました。
要はNASのネットワーク環境の部分を抜いたバージョンに落ち着いたわけです。
差し込んだ2つのHDDをミラーリング構成をすることでバックアップも可能に。外付けHDDの堅牢性を補える、素敵なデータ保管環境構築となりました。
今回導入した製品紹介へ続きます。
今回導入した製品達
外付けHDDケース
センチュリーというメーカーの裸族のテラスハウス。サイズ、堅牢性、機能性をトータル的に見て判断。価格は1万以内。接続がない場合、電源が勝手に落ちるため電気代の節約にもなるスグレモノ。
HDD(ハードディスクドライブ)
WD HDD 内蔵ハードディスク 3.5インチ 6TB 。NAS構築用のHDDとして結構有名なブランドみたいです。データのバックアップ環境も構築したかったため、HDD2枚刺しのミラーリング構成です。
普通に6TBの外付けHDDを購入するとなると、2〜3倍の価格が相場だったりします。自作PCもそうですが自作前提での単体購入の強みはコスパの良さだったりします。
最終的に5万円(4TB*2台)の構成から3万円(6TB*2台)へと落ち着きました。
実際の使用感
外付けHDDケースに付属のゴムのクッションシールをつけることで安定感&静音化が実現しました。
基本的にデータのバックアップの位置づけなので、あまり起動しない&電気食わないです。普段は電源抜いており使用するときだけ起動します。購入して1年以上経ちましたが、特に問題はなし。
外付けHDDケースの存在感としましては、狭い部屋の狭いデスクの隅っこに置いてますが邪魔にはならない大きさです。
HDDが例え1枚死んでも、もう片方に同じデータが残っているため、同時に死なない限りは大丈夫。後はクラウド環境下にデータ同期をすればより堅牢な環境へと近づきます。
不安だった外付けHDDが、安心感をもたらす外付けHDDへ進化してくれたため、いつデータが消えるかわからない不安から解消されました。
まとめ
今回ご紹介した写真データ管理の記事内容をまとめると以下のようになります。
・外付けHDDケースを用いることで、堅牢性のある外付けHDDを構成することが可能
・自作で行うことでコスパの優れた環境が構築出来た
人それぞれ環境が異なるため、異なる環境に見合った方法でデータを管理するのがベストです。
自分は外付けHDDを専用ケースを用いて自作するという方法で落ち着きましたが、この記事を読んでくださった方々に良いデータ管理方法が見つかるきっかけになってくれれば幸いですm(_ _)m