今回更新するのは長野県の松本エリアにある桜の撮影スポット、安養寺で撮影した枝垂れ桜の記事となります。この撮影地の特徴としては寺の真横にある田んぼに水が張る事で、しだれ桜とリフレクションを撮ることが出来ます。
この日は曇り日でしたが、天候関係なしに見応えのあるしだれ桜が眼の前に広がっていたのでした。
またカメラマンに人気の撮影地なだけあって、この日もカメラマンが多かった気がします。とは言え、場所の譲り合いが発生してたりして終始和やかな感じで撮影が出来た気がします。
安養寺(あんようじ)について
安養寺(あんようじ)は長野県の松本市波田(旧波田町)にある寺院です。
800年以上の歴史があり、聖徳太子が製作した御尊像を安置する真言宗(後に浄土真宗へ改宗)の寺院だったという背景があります。
そんな安養寺、国道158号線沿いにあるお寺ですが、桜の季節にはまるでそこだけ別世界のようにきれいなピンク色に包まれています。
境内には20数本しだれ桜があり、そのうち本堂正面にある2本が町の天然記念物に指定されています。樹齢は300〜500年と言われています。とにかく境内所狭しとしだれ桜が咲き誇っているので見応えがあります。
桜に彩られる山門や鐘楼、老木から滝のように流れる花の風景は、まさに桜のお寺と呼ぶに相応しいです。
撮影した写真たち
水田としだれ桜を撮る
田んぼに垂れ下がる桜とリフレクションを撮ってみました。広角で切り取ってみたものの、しっくり来ず結果的に標準画角で切り取るという・・・。
また4枚目は135mmを使うことで水仙を主体とし、周りに広がる桜を撮影してみました。雰囲気と空気感がとても好きで気に入っている1枚だったりします。
お寺としだれ桜も撮れる
こちらの撮影地では画角次第でしだれ桜とお寺を撮ることも可能です。立派なしだれ桜であるため、田んぼとのリフレクション抜きにして絵になったりします。
むしろリフレクション無視してアレコレ撮影で悩んだほうが楽しめるかもしれません。
撮影地について
撮影した時期は2018年の4月中頃。
例年の桜の満開の時期としては4月上旬から中旬というところでしょうか
下調べ抜きにして写真仲間に連れられて訪れた地でしたが、とても見栄えのある桜がそこにはあったのでした。
また田んぼに水が張られるのも時期があるので、桜が満開の時期に水が張られてるのはとても貴重だとのこと。
リフレクション狙いで始めは撮りましたが、切り取って撮ったほうが絵になることがわかったので、途中から狙いを変更。標準から望遠画角で切り取るのでした。
またこの場所では同時に水仙も育っているため、しだれ桜と水仙のコラボが狙えます。
色々なアングルで狙うことが出来る場所なので、撮影してて面白い撮影地となります。
撮影者もまばらでとても撮影がしやすい雰囲気があるので、オススメです。
アクセスについて
【住所】
〒390-1401
長野県松本市波田1660
【関連ページ】
http://www.samizo-anyouji.sakuraweb.com/
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