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Taka0610
Travel Photographer
千葉を拠点に国内の撮影地へ奔走する写真ブロガー。国内最高峰のフォトコンテストを始め、海外の最高峰フォトコンテストでも入賞歴有り。当サイトでは実力派写真ブロガーであるTaka0610の活動記録をメインに運営しております。撮影地情報や、機材レビュー、写真家活動など、役立つ情報を配信しております。
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悩ましい曇の日の撮影 撮影のコツや着眼点など整理してみた!


こんばんは。

6月の時期といえば梅雨の時期、空がすっきり晴れる日が少なく、天気予報を見ては悩まされる日が多いかと思われます。

風景をメインに写真撮る身からしてみると、正に雲予報は(ノ∀`)アチャーな感じがして出かける頻度が下がります。

しかしこの曇り空、発想を変えることで劇的な景色と出会うチャンスが生まれたりします。自分の今まで撮影してきた作例を通じて「曇り空の撮影のすゝめ」的な記事を書いてみたいと思います。

ゆるりとお付きあい頂ければ幸いですm(_ _)m

目次

曇り空だからこそ読めない空模様

絶妙な形で光が入って雲、そして空が焼ける

SONY α7R2 FE 50mm F1.4 ZA
ISO 400 焦点距離50mm F11 シャッター速度 1/8秒

忘れもしないこの日、2017年5月に撮影した1枚です。この日の空模様は千葉県上空が曇り空で、厚い雲に覆われた予報でした。

写真仲間とこの日は空が焼けるのでは?という仮説を元に撮影へ出向いたのですが、目の前に富士山は見えず、完全にお通夜状態。しかもこの日はダイヤモンド富士の日だったのもあり、お通夜状態の撮影地に対し沢山の人だかりがあった状況でした。

そんな残念ムードが漂う中、いざ日没の時間を迎えると綺麗に対岸の空が抜けて東京湾から千葉県を囲う雲が一気に焼けるという現象が発生しました。コレは天気図を見てただけでは判断出来なかった、正に行ってみないとわからなかった1枚となりました。

こういう空を求めて天気予報やGPVを見るのですが、この日を超えた空に未だに出会えません。

曇り予報も馬鹿には出来ない、この日は心の底からそう思えた撮影となりました。

雲の隙間から見える青模様

SONY α7R2 FE 70-200mm F2.8 GM OSS
ISO 50 焦点距離132mm F13 シャッター速度 6秒

SONY α7R2 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 50 焦点距離27mm F9 シャッター速度 1/160秒

どちらも5〜6月に撮影。そしてどちらも曇り予報の空の日でした。GPVでは真っ白予報の空でも、現地付近のライブカメラを見て、隙間から青が見えることから撮影へ行く判断をしました。

特に1枚目は朝に撮影したのですが、このあと天気が崩れて曇から雨へと変わった流れがあります。山沿いだったのもありホントに天気が読めなかった。曇り空だからという理由で撮影へ行ってなかったら撮れなかった1枚となりました。

そしてこの1枚が大きなコンテストで賞を頂くのだから、何が起こるかわからないなと思いました。

視点を変えてモノクロにしてみる

モノクロで表現することで強調される空模様

SONY α7R2 FE 50mm F1.4 ZA
ISO 100 焦点距離50mm F11 シャッター速度 1/250秒

2017年の6月に北海道で撮影した1枚です。この日は天気が崩れており、曇り空から雨空へ変わりつつあった日でした。

少し青の色が乗っかっていますが、カラーで表現するのを止めて、単色で表現することでより空の模様が強調された1枚となりました。

長秒で流そうかと考えましたが、空の動きが遅かったため諦め。コレばかりは巡り合わせの運が必要ですな。

長秒 + モノクロ + 曇り空 = カッコイイ

SONY α7R2 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 50 焦点距離34mm F14 シャッター速度 30秒

去年の11月に撮影した1枚です。モノクロの大きな特徴としては、細かな模様が強調して表現されやすいという部分があります。

そのため岩の質感を強調すべくモノクロで撮影。そして空模様や海辺の波を流すべく長秒で撮影した形となります。

この日は曇り + 雪予報で空がとても荒れていたと記憶してます。荒れた天候下の中、モノクロで表現 + 長秒露光 にすることでより一層その場の雰囲気が強調出来たのではないかなぁと勝手ながらに思っています。

荒れた曇の空模様でもモノクロで撮ることで劇的な表情に変わるのだなと気付かされた1枚となりました。

王道ルート

曇り空はポートレート日和

SONY α7R3 FE 135mm F1.8 GM
ISO 250 焦点距離135mm F1.8 シャッター速度 1/200秒

先日撮影したポートレート写真の1枚です。この日も曇のち雨と天候が崩れまくっていた日でした。しかし曇り空のお陰で、強い光が入って来なかったため、比較的柔らかい光の中撮影が出来たと思います。

現像も今までのポートレート撮影の中で一番やりやすかったのもあり、くもり空の撮影も良いなと思えるようになりました。

この感覚を忘れないうちに、梅雨明け前もう一度ポートレート撮影したいところ。

まとめ

日々の目線から少しずらすことで新たなきっかけが出てくるのでは?という切り口で記事を書いてみました。連日曇り空が続いている日々ですが、そんな日の中でも考え方次第ではシャッターチャンスが沢山溢れています。

以上、最近曇り空の予報見て萎えてる自分への戒めを兼ねこの記事を書いたTaka0610からでした。

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この記事を書いた人

千葉を拠点に国内の撮影地へ奔走する写真ブロガー。国内最高峰のフォトコンテストを始め、海外のフォトコンテストでも入賞歴アリ。当サイトではそんな実力派写真ブロガーのTaka0610の活動記録をメインに運営しています。撮影地情報や、機材情報、写真家活動などについて更新していきます。

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