こんばんは。
今回更新するのは長野県の絶景スポット 自然湖で撮る朝景の記事となります。
朽ち木のポイントとして有名なのが北海道にある青い池ですが、実は北海道以外にも朽ち木のポイントは幾つかあります。そして大事になってくるのが朽ち木と一緒に何が撮れるのかという点。
今回ご紹介する自然湖では朝もやと一緒に撮ることが可能です。そして一年通じて色々な景色を見せてくれるのもこの自然湖の魅力なのでは?と思います。
自然湖について
自然湖は長野県木曽郡王滝村の奥地に位置しており、長野県の中でも、かなりの山奥に存在します。
その険しさとして県境も超えられないほどの行き止まりの場所に位置します。
そしてここの大きな特徴としては震災の影響で出来た場所ということ。
1984年9月に長野県西部地震が発生し、御嶽山の山体崩壊から引き起こされた土石流が王滝川に流れ込み、せき止められ、深い谷間の森が沈み天然湖が形成されました。
その景色が湖のように見えるので、自然湖という名前がつきました。正式な地理的な名称は、地震前の名称と同じく、王滝川です。
撮影した写真たち
新緑に包まれて
SONY α7R3 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 64 焦点距離32mm F13 シャッター速度 13秒
SONY α7R3 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 50 焦点距離35mm F13 シャッター速度 4秒
SONY α7R3 FE 50mm F1.4 ZA
ISO 50 焦点距離50mm F13 シャッター速度 20秒
SONY α7R3 FE 70-200mm F2.8 GM OSS
ISO 50 焦点距135mm F14 シャッター速度 1秒
この日は雨上がりの直後の朝でした。深緑ともやがいい感じにマッチしてます。そしてこの撮影地の難しいところが、切り取り方です。
よくある定番の場所からだとぱっとしない構図になりがちなので、色々来るたびに模索するのですが、毎回こてんぱんにやられてます笑
最近は朽ち木を全部入れずに切り取る形が良いのかなとか思ってたり。2枚めは正にそんな感じ。
【番外編】秋に訪れるとまた違った世界が広がる自然湖
SONY α7R2 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 125 焦点距離35mm F11 シャッター速度 1/13秒
SONY α7R2 FE 70-200mm F2.8 GM OSS
ISO 50 焦点距118mm F11 シャッター速度 4秒
ここの見どころは秋の時期でしょうか。初めて訪れたのが2017年で、昨年は台風の影響で道路が封鎖されてました。
朝もやと紅葉でも撮りたかったですし、何より2枚目の残秋チックな感じをもっと突き詰めて撮りたいなと。
【番外編】凍った自然湖もまた良い
SONY α7R2 FE 70-200mm F2.8 GM OSS
ISO 50 焦点距86mm F13 シャッター速度 1/100秒
真冬の時期に撮影した自然湖です。といっても雪は積もっておらず、凍った自然湖を撮った感じになります。
一番は凍った場所に雪が積もっており、凍ってないところは湖の色が出てるパターンでしょうか。王滝村は豪雪地帯に該当するため、訪れるタイミングが難しいです。場合によっては封鎖もありますので・・・。
こちらも氷かけの時期を見て再び訪れたいですね。
撮影地について
自然湖はオールシーズン楽しめる撮影スポットとなります。特に季節の移り変わりを狙っていくとまた感動する景色に近づけるのではないでしょうか。
そして熊の生息地でもあるため、熊対策は必須です。最低限、熊避けの鈴は持っていきましょう
雑誌の影響もあってか近年訪れるのは年配カメラマンが多く、若いカメラマンは少ない場所です。のんびり静かに撮影がしやすいので、自然求めてる場合は是非ここへ来てみては如何でしょうか。
ただ、王滝村の奥地にあるため、最寄りのコンビニから30分ほどかかります笑
アクセスについて
【住所】
〒397-0201
長野県木曽郡王滝村
【関連ページ】
http://www.ontake-adv.com/sizenkotoha.html
【Google Map】
まとめ
長野県が誇る絶景スポット、自然湖をワンシーズン整理してご紹介してみました。
日本に幾つかある朽ち木スポットの中でも、四季を追いかけて撮れるのはこの自然湖くらいでしょうか。北海道の青い池も魅力的ですが、自然湖の朽ち木も負けてない、素敵なスポットだと思ってます。
今年は秋、冬と追いかけ続けてみたいと思いますので、また機会があったら写真アップする予定です。