こんばんは。先日、関東屈指のひまわり畑である山梨県の明野ひまわり畑でポートレート撮影をしてきました。
カメラマンより観光客が多く、比較的撮影がしやすかった撮影地でした。そして今回はモデルさん一人に対し、カメラマン二人体制という初めての構成での撮影となりました。
一つのロケーションに対しお互い交代で撮影できたので、撮影した写真の確認が逐一出来たのは大きな利点でした。
モデルさんへの負担がちょっと心配でしたが、適度に休憩挟みながら撮れたのは良かったかな。
備忘録程度に書き綴っていきたいと思います。お付き合い頂ければ幸いですm(_ _)m
明野のひまわり畑について
明野ひまわり畑は山梨県北杜市に位置します。毎年60万本のひまわりが咲き誇り、大きく3つの会場に分かれて咲きます。
ひまわりの開花の時期としては7月下旬から8月中旬となっており、それぞれのエリアで少しずつ開花の時期がズレています。そのため、どの時期に訪れてもバランス良く咲いてる様子が伺えます。
そして北杜市は日本での日照時間が一番の街です。日本で一番の日照時間で咲くひまわり達から元気さをもらえるのもこの明野ひまわり畑の魅力ではないでしょうか。
撮影したポートレート写真へ続きます。
撮影した写真たち
遠くから望遠ですっぱ抜く
SONY α7R3 FE 135mm F1.8 GM
ISO 50 焦点距離135mm F5.6 シャッター速度 1/640秒
SONY α7R3 FE 135mm F1.8 GM
ISO 320 焦点距離135mm F11 シャッター速度 1/250秒
よくあるひまわり畑に囲まれての撮影シーン。誤算だったのはひまわりがモデルさんより背が高いという点だったのと、ひまわりが想像以上に密集して咲いてた点。
アレ、誤算しか無いのは気のせいでありたい
珍しく寄りで撮ってみた
SONY α7R3 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 200 焦点距離30mm F2.8 シャッター速度 1/8000秒
SONY α7R3 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 200 焦点距離30mm F2.8 シャッター速度 1/3200秒
今回一番気に入っているカットです。普段クールな感じで撮影させてもらっているモデルさんの笑顔な感じを引き出せたのは今回新たな発見でした。
というよりかは笑顔が会うロケーション連れてっていない自分のせいでもあるわけですが・・・。
今後撮影お願いするときは積極的に笑顔なシーンも撮っていきたい。
ひまわりと一緒
SONY α7R3 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 160 焦点距離17mm F2.8 シャッター速度 1/2500秒
SONY α7R3 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 160 焦点距離17mm F2.8 シャッター速度 1/2500秒
SONY α7R3 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 160 焦点距離17mm F2.8 シャッター速度 1/2500秒
モデルさんと同じ身長のひまわりを発見。横に並んでもらって撮影したカットとなります。超広角側での撮影となりましたが、上手いこと歪みもわかりにくい感じがするような?
超広角でポートレートを撮影する場合、モデルさんの配置は真ん中に持っていくことが無難ですな。四隅の歪みが特に目立つので。
ひまわり畑に溶け込む
SONY α7R3 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 160 焦点距離17mm F2.8 シャッター速度 1/2500秒
SONY α7R3 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 160 焦点距離21mm F2.8 シャッター速度 1/2500秒
SONY α7R3 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 160 焦点距離35mm F2.8 シャッター速度 1/2500秒
SONY α7R3 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 160 焦点距離35mm F2.8 シャッター速度 1/2500秒
SONY α7R3 FE 135mm F1.8 GM
ISO 100 焦点距離135mm F1.8 シャッター速度 1/8000秒
コレもイメージしていたシーンとなります。
モデルさんがひまわりに囲まれるイメージを撮る場合、条件としてマストなのがひまわりの背丈がモデルさんより下になるという事。
いろいろ探し回った結果、1箇所だけ低いひまわり郡を発見出来たのは良かった・・・。
ラストは望遠ですっぱ抜く
SONY α7R3 FE 135mm F1.8 GM
ISO 50 焦点距離135mm F1.8 シャッター速度 1/8000秒
SONY α7R3 FE 135mm F1.8 GM
ISO 50 焦点距離135mm F1.8 シャッター速度 1/8000秒
SONY α7R3 FE 135mm F1.8 GM
ISO 50 焦点距離135mm F1.8 シャッター速度 1/8000秒
SONY α7R3 FE 135mm F1.8 GM
ISO 50 焦点距離135mm F1.8 シャッター速度 1/2000秒
横顔を切り取ってみました。帽子を片手に抱えた感じでとざっくりしたイメージしか伝えてなかったものの、上手いこと収まりました。カメラマンが指示を出すだけじゃなくて、モデルさんに任せるのも重要だなと感じた場面でした。
ポートレート撮影を振り返ってみて
作風の方向性について
もう夏っぽいポートレート撮影一択です。ひまわり畑に溶け込むかのような感じをイメージして撮影しました。
そのため途中、ひまわりに話しかけてるようなカットの撮影が入ってたりします。今回は方向性がわかりやすかったため、比較的モデルさんとの意思疎通は出来てたかと思います。
しかし撮影して気がついたのですが、周りの景色がボケ過ぎても駄目だなと感じました。幾つかのカットでは結構絞って撮影もしたのですが、やはり望遠単焦点レンズ、カッチリ背景を写す事が難しかったです。
コレはひまわり畑の咲き方の問題もあるため、一概にどれが良いとは言い切れませんが、理想を突き詰めるならひまわりボケは避けたかったところ。
ポートレート撮影は開放で撮ればいいという幻想が崩れ去った瞬間でした。今後の課題となりそうです。
撮影機材について
【ボディ】1台
・SONY α7R3
【レンズ】3本
・SEL1635GM(16mm-35mm)
・SEL50F14Z(50mm)
・SEL135F18GM(135mm)
前回に引き続き、今回も同じ構成。今回は広角ズームレンズが大活躍でした。やはり動ける範囲が決められての撮影となる場合、ズームレンズのが対応しやすいです。
普段なら50mmで撮るところもスペース的な問題で広角レンズへシフト。モデルさんへ近づいての撮影となりました。
気になったのが、広角レンズによる歪みの発生。モデルさんの体型もそうですが、顔の形も歪んでしまうため普段の135mmで撮影している感覚に対し違和感しかありませんでした。
とは言いつつも、引きの構図で広角で撮る分には全然問題はないので、広角に対する違和感は構図次第となりそうです。
こういった機材による変化も今回は気づけたので良かった。機材の特性を理解した上で適材適所で撮影していきたいものです。
まとめ
炎天下の中の撮影となり、モデルさんへの負担が大きかったと思いますが、なんとか無事に撮影が完了して何よりでした。
また明野のひまわり畑はバリエーション豊富に咲いており、ロケーション探しにも困りませんでした。あ、この場所に咲いてたらいいなぁっという場面が何度かあったため、突き詰めて撮影するとなると何度も足を運ぶ必要がありそうです笑
ポートレート撮影の場所としては文句なしで、比較的ゆるく撮影が出来たと思います。
ひまわりポートレートを撮影したいならば、山梨の明野のひまわり畑は如何でしょうか。