こんばんは!
このブログ「photo-filedworks」ですが、今年の10月を持って開設から3年が経ちました!パチパチ
「石の上にも三年」と言うように、3年という年月のは特別な一区切り感があるのと、三十路という年齢になってから一つのことを3年間続けるというのもなかなか大変なものだったりします。
コメント数も決して多いブログではないですが、ここまで続けられたのもこのブログに足を運んでくれる読者の方々のお陰だと思います。ホント感謝です。
このブログを作ってからの3年間、大雑把ながらに振り返ってみようと思います。
ゆるりとお付き合い頂ければ幸いです。
このブログを立ち上げてから変わったこと
広く浅くから狭く深く、突き詰めて撮影地に通うようになった
このブログを立ち上げた2016年に撮影した原岡桟橋からの1枚。この写真を撮影したときは原岡桟橋という存在を知ってから2回くらい訪れた時になります。
今の自分からしてみると何気ない1枚なのですが、当時の自分からしてみたら感動しながら撮影した1枚だったわけです。この桟橋漂う不思議な雰囲気に魅了された自分は突き詰めてこの場所に通うようになります。
時系列毎に写真を並べてみました。最初に撮影した1枚から色々な方角へ表現の幅が広がった気がします。この撮影地に関しては同じ千葉県内でも移動に2時間半かかる場所でもあるので、気軽に訪れること出来る撮影ポイントではありません。そのため向かう際はしっかりした撮影イメージを持って向かいます。
天気図を見て、ライブカメラを見て、イメージ通りの写真が撮れるか判断します。撮影地はどのような歴史や背景があるのか、この撮影地の魅力はなんなのか?全国的に見てどのような位置づけの撮影地になるのか等。下調べも入念にして、ひたすら突き詰めて撮影地について調べて、考えます。
そういう試行錯誤の積み重ねがこの写真たちに現れてるのかなと。3年近いこの桟橋の撮影を通じて、広く浅くの撮影スタイルから、狭く深くの撮影スタイルへ変化していきます。
国内のフォトコンテストでそれなりに結果が残せた
このブログを立ち上げるちょっと前あたりからフォトコンテストに応募するようになりました。当時は1000人以下のフォトコンテストで入選すれば良かった程度のレベルで、ひたすらWeb応募のところばかり狙ってた気がします。
なぜならば当時の自分からしてみたらプリントの色なんて思い通りに出ないわ、お金がかかるわで敷居が高かったからです。
しかし真剣にフォトコンテストで結果を残そうと考え出してからはプリントに対する姿勢もだいぶ変わりました。今や自宅プリントで格式あるコンテストに応募して結果残せるレベルになったのだからホント成長したなぁと。
最終的には4万枚近い応募のコンテストで上位30枚に入ったりと結果を残せるようになりました。
正直フォトコンテストは紙媒体とWeb媒体どちらでも結果が残せるようになってから本番かなと思います。そして格式あるフォトコンテストで結果を沢山残すにはホント大変ということ。年配カメラマンの凄さと言ったら侮れません。
そんなこんなで2019年は少し息切れしてしまいました。今年に限ってはフォトコンテストに殆ど応募してません。
とは言いつつも、写真協会系とメーカー系で結果を残したいフォトコンテストがあるので、今後も継続してチャレンジするつもりです。
そして国内のコンテストを制覇したら、海外のコンテストにチャレンジへ。フォトコンテスト、まだまだやる事が沢山あります。
被写体の幅が広がった
2017年から動物を撮り出した
風景ばかり撮影していた自分が動物を撮るようになりました。
そしてその撮影地には何度も通う姿勢を貫いてます。
やはり動物の生きる姿や自然の中の営みには感動させられる部分があるわけです。とは言えそう簡単に撮れる被写体な訳もなく、動物写真はひたすら待ち耐える必要があるため、自分の望むようなカットを撮るには何年もかかると思ってます笑
とは言え、何年もかけて撮影に行けると考えるとありがたいことです。そういうスポットは大事にしたい。
2018年辺りからスナップ撮影にもチャレンジ
2018年辺りからスナップも撮るようになりました。特にGR3を手にしてからは仕事帰りに撮ることが増えた気がします。
イメージした構図の中に、人が入り込むタイミングをひたすら待つあの感覚、スナップ撮影ならではかと思います。後はなんだろうな、宝探しに近い感覚です。
常にキョロキョロしながらカメラ片手に撮影する感じ。風景撮影にも近い部分はありますが、都内スナップなんかはホント感性が研ぎ澄まされる感じです。あっという間に時間が経つのもこのスナップ撮影ならではの楽しみ方かなと。
2019年はポートレート撮影にもチャレンジ
2019年はポートレート撮影にもチャレンジしました。ロケーションの選定もそうですが、何より被写体となるモデルさんとのコミュニケーションの難しさを肌で感じながら撮影してます。
特に撮りたいイメージが固まってる場合、それに伴うモデルさんの表情や雰囲気を作らないといけないわけですが、どうしたら作れるか、どのようにコミュニケーション取ったら撮りたいイメージに近づくか、ホントひたすらそれを相手に合わせて考え続ける感じです。
自分の場合、具体的に仕草だったり、イメージを伝えるように徹底してます。
例えばいい感じに目線を逸してほしい時は、「あっちの方角の遠くを見てちょっと夕飯の事考えるような感じで!」とか具体的に指示を出します。逆にコミュニケーションが取れてきた場合は敢えて指示は出さずモデルさん頼みのときもあります。
被写体となるモデルさんとどのようにコミュニケーションを取ればイメージ通りの作品が撮れるのか。
月1程度の撮影頻度ですが、ポートレート撮影におけるゴールが何となく見えてきました。今後も継続して撮影して来年辺りに「ポートレート撮影してよかった」と振り替えれるようになりたいです。
モノクロ撮影もやりだした
モノクロ撮影もこの3年間の中でやりだしました。カラーとモノクロの違いですが、大雑把に説明するとモノクロならではの表現が存在するという事。
特に岩肌や、空模様、雪などの質感を表現するのにモノクロの情報量が最適だという事。カラーだとパっとしない写真も、モノクロによって一気に変わるという事は意外と多いです。
この3年間、そこに気づけたのは大きな収穫でした。モノクロで動物の組み写真も狙っている構成の一つなので、継続してモノクロの作品撮りを行っていきたいところです。
約1年半、フィルムカメラを手にした
とあるご縁があってフィルムカメラを約1年半近く手にして撮影してました。フィルム写真の展示にも参加する事が出来たのは大きな経験になりました。そういう流れからフィルムカメラを通じて写真を体系的に学べたのは良かった。
特に光に対してしっかりした考え方を持たないとフィルム写真というのはうまく写りません。
あとはレンズやフィルムの特性をよく理解した上で撮影する必要があるところかな。デジタルだったらアドビのツールで一発解決のところが、フィルムだとそう簡単にはいかなかったり。
結局色々と思うところがあってフィルムカメラを手放しちゃいました。
なぜフィルムで撮るのか?そこに対して自分なりに考えた結果だったので、手放した事に関して後悔はしてません。
フィルムもデジタルもどっちつかずみたいな状態から一歩前進、今後に期待です。
ブログの収益、アクセス数について
ブログを立ち上げて丁度3年ですが、総記事数は198記事とブログの更新頻度は月に2〜3記事程度の弱小ブログです。
それでも月のブログ維持費よりかは稼げているのと、このブログをきっかけに出来た繋がりもあるのでホントブログを続けてきてよかったです。
当面の目標は年間20万円くらい稼げるようになりたいなと。そのためには月1〜2万の広告費用を稼ぐ必要があるわけですが、そこまでには及ばないので色々施作を考える必要があります。
現状、切り口としては自分の知識が人の役に立てるなら・・・という視点でブログを更新するのがキーなのかなと思ってます。
今のところ撮影スポット紹介記事がメインになってるので、今後は機材レビューだったり、撮影技術的な記事にシフトする道のりがぼんやり見えてます。後は自分のやる気次第ってところですかね・・・。
ブログ運営はホント地道な作業だと思うので、めげずに目標に向かってコツコツ進みたいと思います。
まとめ
ブログ運営して3年たった今、色々と振り返ってみました。
そして振り返ってみて一番びっくりしたのが自分の写真の変化についてでした。こういった変化に気づけたのもこうしてブログを続けてきたからなんですよね。
3年、5年、10年とブログ運営をしていきたいと思いますので、今後とも応援よろしくおねがいします!