こんばんは。
2020年、カメラ機材は購入しないと決めたものの、1ヶ月でその掟を破ったTaka0610です。
そんな自分が今回購入したのはトラベラー三脚用の雲台です。マーキンスのトラベラー三脚用雲台を約3年利用してたのですが、ノブシューのタイプの雲台が冬場の撮影にとても不便だったのを経験します。
特にめちゃくちゃ寒い中、小さなノブを回したかどうかを確認するのがとても苦痛でした。
自分にとってトラベラー三脚で求めてる要素としては、小さいながらもどんな条件下でもササッと準備が出来る部分です。
そうなると必然的にノブシューではなく、レバーシュータイプの自由雲台が必要となったのでした。
そしてレバーシュータイプの自由雲台といえばRRS(リアリーライトスタッフ)のブランド。LプレートもRRSを利用しているのもあり、必然的にRRSを購入するに至ります。
今回購入した自由雲台
今回購入したのは、RRS(リアリーライトスタッフ)のコンパクト雲台 BH-30LR になります。
5段階あるサイズ感の中で2番目に軽い雲台です。本製品はボールのロックを緩めた際の粘りを調整する機構「フリクションコントロール」はありません。
今までマーキンスの雲台で使えたフリクション機能が今回なくなるため、初めは違和感しかありませんでした。しかしそこはRRS製品。少し操作を覚えていくとシンプルなスタイルで操作が可能になりました。
大型のつまみがボールの固定、小さなつまみがパンの固定となります。
体感的にはボールをロックするつまみを完全ロック状態から90°だけ緩めたところが、自分のカメラ機材ではいい感じの固定具合となる事が判明。
もちろん70-200mm F2.8などの大型レンズでは更に追加で45°に抑えるなど身体に憶えさせる必要はありますが、フリクションコントロール用の専用ノブがないことはあんまり問題にならなそうです。
開封の儀
何度もRRSのプレートは購入しましたが、RRSの雲台を購入するのはこれが初めてです。雲台用の袋もしっかりあり、非常に丁寧な印象を受けました。
そして誇張されるメイドインUSAの文字が。U・S・A!U・S・A!
レバーシューの固定について
RRSのレバーシュー、実際に触れてみました。そして固定の形式が3段階に分かれている事がわかりました。写真の1枚目が開放の状態。プレートが入れられる形になります。
そして2枚目が半固定の状態。プレートがハマって入るものの、スライドして動かすことが可能です。
最後の3枚目がガッチリ固定された状態になります。基本的には1枚目の開放から動かしていき、3枚目の固定に落ち着かせるのが一般的な動作となります。
実際撮影で使ってみるとわかるのですが、この3段階形式のロックだと、ノブシューだとありがちだった締め忘れというのがありません。
スピーディーに三脚へカメラが設置可能に。後は真冬の撮影で試してみたいところです。
実際に使ってみた
α7R3 + バッテリーグリップ + SEL70200GMのセット。
耐荷重表記だと6.8kgまでいけます。理想は機材重量が耐荷重表記の3分の1に収められればしっかり固定がされます。今回の装備の総重量は2.5kg未満な感じですが、ブレることなくしっかり固定されてます。
ただ、1点気になった部分が。それは望遠レンズの場合、プレートの向きが通常と異なるのですが、大型つまみの部分がシュー部分に影響が出るということ。この写真から判断出来るのですが、つまみの部分が上部に出てるところが望遠レンズ装着の場合影響アリなのです。
まぁコレばかりは望遠レンズだけの話になるのと、基本的に望遠レンズを使うのはギア雲台の三脚なのであまり騒ぐことでもないかな。
使用用途次第では、このつまみのタイプの雲台は避けたほうが良いかもしれません。
まとめ
以上がRRS(リアリーライトスタッフ)のコンパクト雲台 BH-30LR のレビュー記事になります。
写真左が約3年利用マーキンスのトラベラー三脚用雲台。そして右が今回新しく購入した RRSのトラベラー三脚用雲台。バトンタッチな感じになりますが、RRSになっても末永く愛着を持って使い続けていきたいと思います。
長くなりましたが、本記事がRRSのコンパクト雲台の購入を検討してる方の役に立てれば幸いですm(_ _)m