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スノーモンキーパーク!厳冬期の地獄谷温泉で温泉に入る猿を撮る


こんばんは。

今回更新するのは、真冬の時期に温泉に入る猿が居ることで有名な長野県の地獄谷温泉での撮影記事になります。

実は過去に何度か訪れたことがあり、3年前の冬に一度撮影したことあるのと、2年前の秋にも一度訪れた感じになります。

雪が身体に積もりながら温泉に入るを撮りたくて、訪れる時期を吟味しました。その結果撮れたのがトップ画の1枚です。

この1枚を撮るべく、訪れる際に考えたことや気づいたことを綴っていければと思います。

ゆるりとお付き合いくださいm(_ _)m

目次

地獄谷温泉(じごくだにおんせん)について

地獄谷野猿公苑は、長野県下高井郡山ノ内町の地獄谷温泉にある野性のニホンザルの保護および観察を行っている野猿公園です。冬場、温泉にサルが浸かる事で有名で、国際的な観光地にもなっております。

1964年開苑以来、ニホンザルの興味深い生態を間近で観察できる場所として、温泉に入るサルとして、広く世界中の人々に愛されています。

地獄谷野猿公苑の猿達が温泉に入るのはサルたちが厳しい冬の寒さをしのぐためだとの事。

温泉に入ることは彼らの生活のほんの一部分なんでしょうね。なので、温暖な時期には積極的に温泉には入らないです。

年中、四六時中、必ず温泉に入っているわけではないと言われるのが頷けます。

撮影した写真たち

集団で入浴中

SONY α9 FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ISO 320 焦点距離209mm F11 シャッター速度 1/200秒

こんな感じでお猿ちゃんたちは温泉に入ります。温泉の周りには人間が写真を撮るべくカメラを構えてる感じ。人の目を気にせず、自由にのらりくらりやってるのがここの猿たちの生態系になります。

たまにボス猿が訪れて温泉から猿が居なくなることもしばしば・・・。このカオスな状況から作品となる瞬間を狙うべくひたすら待機します。

温泉入っててもひたすらやるのは毛づくろい

SONY α7R3 FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ISO 320 焦点距離400mm F5.6 シャッター速度 1/1600秒

SONY α7R3 FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ISO 320 焦点距離259mm F5.6 シャッター速度 1/320秒

SONY α9 FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ISO 320 焦点距離218mm F5.6 シャッター速度 1/640秒

SONY α9 FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ISO 320 焦点距離235mm F8 シャッター速度 1/250秒

お猿ちゃん達をずーっと観察してるとわかるんですが、ひたすら時間があったら毛づくろいをしてます。ライフワークなのか?と思わせるくらい毛づくろいをします。

ネットでぐぐってみるとどうやら、不安を解消するために毛づくろいをしてるとの事。ある意味ストレス解消行為になるのかな・・・。でも見ているコチラ側もほっこりするようなシーンが多いので、毛づくろいする行為は大賛成です。

絵になる瞬間をただひたすら狙う

SONY α7R3 FE 135mm F1.8 GM
ISO 125 焦点距離135mm F4 シャッター速度 1/640秒

SONY α7R3 FE 135mm F1.8 GM
ISO 125 焦点距離135mm F4 シャッター速度 1/640秒

SONY α9 FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ISO 320 焦点距離141mm F5.6 シャッター速度 1/320秒

空いてる時間はひたすら毛づくろいをしている彼らですが、少し時間を置いてみると別の行動を取ってたりします。特に温泉のお湯を飲みだしたり、ひたすら叫ぶ猿とかも居て、彼らを見てて飽きません。

また家族団らんぽく母猿の周りに集まって温泉にはいる姿は見ていてほっこりします。

この日のマイベストたち

SONY α7R3 FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ISO 400 焦点距離400mm F5.6 シャッター速度 1/1000秒

SONY α9 FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ISO 320 焦点距離400mm F5.6 シャッター速度 1/400秒

SONY α9 FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ISO 500 焦点距離400mm F5.6 シャッター速度 1/400秒

SONY α9 FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ISO 320 焦点距離400mm F5.6 シャッター速度 1/640秒

この日狙っていた「雪が身体に積もりながら温泉に入る猿」は無事撮れました。暖冬と呼ばれた2019-2020シーズンでしたが、今回は豪雪のタイミングを狙って出撃。なんとか1枚目の瞬間を収められたのでした。

しかし豪雪のタイミングなだけあって、少し撮影に集中すると身体にも雪が積もります。

自分の場合、身の回りの装備は全て真冬装備なのであまり気にはなりませんでしたが、観光目当てで訪れる人からしてみると一気に身体が濡れてしまう状況であること間違いなし。

長時間撮影を狙う際は真冬装備である事をオススメします。

帰り道に出会った猿たち

SONY α9 FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ISO 320 焦点距離177mm F11 シャッター速度 1/320秒

SONY α7R3 FE 135mm F1.8 GM
ISO 125 焦点距離135mm F1.8 シャッター速度 1/3200秒

帰り際にあったお猿ちゃん達。1枚目は雪に巻かれたご飯をひたすらホリホリしてる様子。秋のシーズンには見られない光景でした。

2枚目は風天の○さん的なノリのお猿ちゃん。葉っぱを掴んでひたすら口元をコリコリしてました。地獄谷のお猿ちゃん、どの行動をとっても見てて和みます。

撮影地について

撮影の時期に関して

今回訪れたのは2020年の2月某日。この日の天候は大荒れ予報で、利用したバスと電車は遅延状態。しかし撮れ高考えるとコレくらい大荒れでも良かったかもしれません。

猿に餌やりを行う時間が1日に2回あるのですが、その前後には必ず猿達が居るイメージです。

猿が温泉に入るタイミングについて

今年は暖冬の影響もあり、例年に比べて温泉に入ることが少なかったお猿ちゃんたち。

毎日ライブカメラとにらめっこして彼らが温泉にはいるタイミングを分析してみました。その結果以下の点に気づきました。

・温泉に入るのは氷点下以下の気温状況であること

・雪が降っていても氷点下の気温にならない限りは入らない

・餌やりのタイミングには温泉に入らない

・AM11時~PM2時頃には温泉周りに居る

特に1つ目が大事で、今年の地獄谷温泉は日中氷点下になることが少なかったです。そのため温泉に入らないという場面が多かったわけですが、真冬の2月だったら関係ないっしょ!という考えは捨てましょう。

冷静に考えて、人が温泉入りたい時をイメージするとわかります。寒い時じゃないと湯船には浸かりたくないですよね、つまりお猿ちゃんたちにとってその境目の温度が氷点下付近という話です。

あーだこーだ書いてみましたが、温泉に入るお猿ちゃんを見たかったら兎も角寒い日、早い時間帯に訪れることを勧めます。

機材について

今回は100-400mmと135mmをメインに撮影してきました。

エリアによっては400mmくらいないと駄目な場面もあれば、近づけるところでは135mmが活躍したりと何とも言い切れない焦点距離です。

過去70-200mmだと物足りない場面が少し合ったので、万全を期するなら、100-400mmのレンズがあるとハッピーかもしれません。

また豪雪のタイミングだとAFが効かなくなるため、MFでしっかり撮れるよう意識しましょう。α9でもAFが迷子になることが少しありました。

アクセスについて

【住所】
〒381-0401
長野県下高井郡山ノ内町平穏6845

【関連ページ】
http://jigokudani-yaenkoen.co.jp/

【ライブカメラ】
http://www.jigokudani-yaenkoen.co.jp/livecam/monkey/index.htm

【Google Map】

まとめ

以上が真冬の地獄谷温泉の撮影記事になります。色々と気づいたことを書いてみました。

3回訪れて3回ともお猿ちゃんに会えてる訳ですが、実は他の人に聞いてみると中々普段は会えない模様です。

確かにライブカメラを覗いてると一日温泉が空いてる状態も存在してるため、訪れる際はしっかりリサーチすることを勧めます。

この記事が地獄谷温泉へ訪れようとしてる方々に役立てれば幸いですm(_ _)m

ご拝読ありがとうございました。

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この記事を書いた人

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