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Taka0610
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α9があまりにもいいカメラだったため再度レビューしてみる

こんばんは 。昨年末にSONYα9を購入したTaka0610です。

当方、このカメラを約5ヶ月近く使っているわけですが、想像以上に使いやすいカメラでした。

以前苦痛に感じていた2台体制も、今やスムーズに使い分けてます。どういった使い分けの仕方を7R3とα9で行っているのか。

色々綴ってみたいと思います。α9の購入を検討している方に参考なればと思います。ゆるりとお付き合いくださいm(_ _)m

目次

α7R3とα9の2台体制になった背景について

2台体制になった理由は、以下のとおりです。

  • レンズ交換の手間が省けるため
  • 2台同時に撮影が必要になった(主に風景や星景の場面)
  • 動きモノを撮るようになった(ポートレート、動物など)

しかし2台体制になって写真を撮り続けていくと、それぞれのカメラで使う場面が限られてくる事に気づくのでした。

特に1に関しては手間が省けるヤッター!という事がないことに気づきます。何故そうなってしまったのか、カメラの使っている場面について紐解いていきたいと思います。

それぞれのカメラに求めている事が明確になった

α9には確実なオートフォーカス性能を

オートフォーカスマッピング

α9を使い続けて気付かされたのがAF(オートフォーカス)の素晴らしさでした。

特にα7R2を使っていたときは殆どMF(マニュアルフォーカス)で撮影していた自分。

レビューする度に「α7R2のオートフォーカスは使い物ならない」とボロクソだった自分が、α9ではオートフォーカス(しかもAF-C)を使いっぱなしという依存度合い。それだけカメラ任せでフォーカス合わせても困らないという素晴らしさなわけです。

正にα9に求めていた「ピント合わせの煩わしさの解消」という部分がクリアーになったのでした。

そしてα9には、α7ⅲ、α7RⅢにはない機能がついてます。それがリアルタイムトラッキング機でした。

リアルタイムトラッキング機能について簡潔に説明すると、

  • リアルタイムトラッキング・・・一度ピントが合ったら、ずっとピントを追い続ける機能

という感じです。この機能の一番優れている所は動物等、動きが読めないものに対して効果抜群というところ。

つまり一旦ピントを合わせておいて、望んだ構図に入り込んだらシャッター切るという使い方が出来るのです。

コレが搭載されているのは2020年4月時点だと、α9 α9ⅱ α7Rⅳ の3機種です。

性能が似てるとの事でα7ⅲとα9の比較記事がよくありますが、決定的な違いはリアルタイムトラッキングの有無と言って良い程、革命的な機能なです。

詳しくは youtube の動画リンクより参照頂ければと思います。

リアルタイムトラッキングについてだいぶ述べてしまいましたが、整理するとα9にはAFの性能の良さを求めてるのでした。

α7Rⅲと比べても、オートフォーカスのテンポの良さが全然違うため、普段のスナップ撮影、ポートレート撮影、動物撮影の時には優先してα9を使っています。

α7Rⅲには高画素数と高画質を

α7Rⅲに求めている部分は、高画素数と高画質です。

4240万画素であり、裏面照射センサー搭載というこのカメラ。高画素でありながら高感度耐性も高いというスペックとなります。

後継機であるα7Rⅳと比べても、高感度耐性が優れているのもあり、画質面では優秀です。自分がα7Rⅳへ機種変しないのはこういった背景があります。

またα7Rⅱに比べてオートフォーカスの性能もあがり、ポートレート撮影もいけるかなぁと思ってましたが、実際使い比べてみるとα9のフォーカス合致のテンポ良さには叶いません。

つまりα7Rⅲを使う場面は、動き物じゃない被写体の撮影時になります。落ち着いて撮影が出来る場面と言った所でしょうか。

α9の画質について

画質重視のα7Rⅲとオートフォーカス重視のα9、画質の差があるのでは?と思われますが、半年ほど使って感じたのはそこまで差を感じないという事。トリミングをしなければ実際プリントしてみても差は感じませんでした。

とは言え、画像に対する情報量からすればα7Rⅲのが圧勝なので、現像の自由度で言ったらα7Rⅲ>α9になります。

ただ、しっかり撮影の段階で追い込んでれば、現像の段階でも無茶をすることがなくなります。

特にα9は撮影時に追い込めるカメラなため、そういう意味では画質面ではフラットに感じるのかな。

以前あった、α7Sとα7Rⅲの2台体制での画質の差のストレスというものは、このα9とα7Rⅲの体制になってからは感じなくなりました。

そんなこんなで、α9の画質について述べるとα7Rⅲに比べて不安要素はそこまで感じないという結論に至ります。

α9の画素数不足は外部ソフトウェアで補える

最近気になっているのがこの手のソフト

https://topazlabs.com/gigapixel-ai/

機械学習のAIを用いて拡大処理を施すソフトです。最大6倍まで拡大可能との事。

もしクォリティが維持されて拡大されるならば、高画素機に拘る必要もなくなってきます。

WINDOWS環境下でしか動かないソフトですが、今後MAC版もリリースらしいので、発売されたら是非購入してみます。

そんなこんなで色々綴ってみましたが、最後は2台体制で実際撮影した写真達をお見せします。

大好きな撮影スポットを2台体制で撮影した

α9 + 望遠レンズ

SONY α9 FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ISO 320 焦点距離268mm F13 シャッター速度 1/160秒
SONY α9 FE 70-200mm F2.8 GM OSS
ISO 50 焦点距離84mm F2.8 シャッター速度 1/1250秒
SONY α9 FE 70-200mm F2.8 GM OSS
ISO 125 焦点距離200mm F9 シャッター速度 1/60秒
SONY α9 FE 70-200mm F2.8 GM OSS
ISO 320 焦点距離200mm F7.1 シャッター速度 1秒
SONY α9 FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ISO 320 焦点距離294mm F7.1 シャッター速度 1/20秒

人が動く場面をメインにα9で撮影しました。特にα9は望遠レンズとの相性が抜群です。

少し暗くなった場面で撮影している中、ばっちりフォーカスが合致するあたり流石と言いようありません。

α7Rⅲだと迷子になる場面です笑 全て手持ちで撮影。

α7Rⅲ + 標準レンズ

SONY α7R3 FE 50mm F1.4 ZA
ISO 50 焦点距離50mm F13 シャッター速度 1/2秒
SONY α7R3 FE 50mm F1.4 ZA
ISO 200 焦点距離50mm F10 シャッター速度 1/20秒
SONY α7R3 FE 50mm F1.4 ZA
ISO 200 焦点距離50mm F10 シャッター速度 1/10秒

α7Rⅲでは望遠レンズを使わず広い画角のレンズを。

α7Rⅲは三脚にセットして撮影。α9は手持ちで撮影というイメージです。

そういった使い方をすることで切り取れる構図が増えるため、活動量も必然的に増えます。撮りたいイメージが固まっていたのでそれを可能にしてくれたのがこの2台体制です。

まとめ

以上、α9を購入してよかった点を書き綴ってみました。

後半は2台体制のメリットばかりを書いてしまいましたが、α9は2台体制にすることで真価が出てくるカメラだと思ってます。

そしてカメラはα7Rシリーズと組み合わせると、より場面の使い分けが出来てオススメです。

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