こんばんは。
6月もそろそろ終わりそうということで、2018年も半分が過ぎようとしてます。
2018年の1月から本格的にフィルムカメラを始めたわけですが、それなりに写真も撮ってきました。
月のペースで行くと、フィルムは5本平均で撮影。
主な被写体が実家の犬というのもあって、シャッター回数が増えてしまうわけですが、それでもそこそこカメラ持って出歩いているかなぁと。
リバーサルフィルム、カラーネガフィルム、モノクロネガフィルム、一通り着手もしてきました。
そんな今改めて、フィルムカメラを手にしてからの半年を振り返ってみようと思います。
フィルム写真で振り返るこの半年間
リバーサルフィルム(ポジフィルム)
Nikon FM3A Carl Zeiss Planar 1.4/50 ZF2
富士フイルム Provia 100F
Nikon FM3A Carl Zeiss Milvus 1.4/50 ZF2
富士フイルム Velvia 50
Nikon FM3A Carl Zeiss Apo sonnar T*2/135 ZF2
富士フイルム Velvia 100
Nikon FM3A Carl Zeiss Apo sonnar T*2/135 ZF2
富士フイルム Velvia 50
Nikon FM3A Carl Zeiss Milvus 1.4/50 ZF2
富士フイルム Velvia 50
Nikon FM3A Carl Zeiss Apo sonnar T*2/135 ZF2
富士フイルム Provia 100
リバーサルフィルムでは主に風景を撮影。
デジタルとの違いや、リバーサルフィルムにおける色やコントラストの考え方を吟味した感じでしょうか。
今後はベルビアで撮る頻度が減って、プロビアを暫く使ってみようかなと思ってる次第。
ただリバーサルフィルムで風景を本格的にやるつもりはなく、あくまで風景をフィルムで撮るということを体感する目的が強いです。
描写的な意味合いで言っちゃうと風景やるならデジタルが好みなんですよね・・・。そこは今も前も変わらずです。
カラーネガフィルム
Nikon FM3A Carl Zeiss Milvus 1.4/50 ZF2
KODAK PROFESSIONAL PORTRA 160
Nikon FM3A Carl Zeiss Milvus 1.4/50 ZF2
富士フイルム C200
Nikon FM3A Carl Zeiss Milvus 1.4/50 ZF2
富士フイルム PRO400H
Nikon FM3A Carl Zeiss Milvus 1.4/50 ZF2
富士フイルム C200
Nikon FM3A Carl Zeiss Milvus 1.4/50 ZF2
Lomography Color Negative 400
Nikon FM3A Carl Zeiss Apo sonnar T*2/135 ZF2
KODAK PROFESSIONAL PORTRA 400
Nikon FM3A Carl Zeiss Milvus 1.4/50 ZF2
富士フイルム C200
Nikon FM3A Carl Zeiss Milvus 1.4/50 ZF2
富士フイルム C200
Nikon FM3A Carl Zeiss Apo sonnar T*2/135 ZF2
KODAK ULTRAMAX 400
Nikon FM3A Carl Zeiss Milvus 1.4/50 ZF2
富士フイルム PREMIUM 400
実家の犬をメインにスナップ撮影が多かったです。
今後もカラーネガフィルムは変わらずの撮影スタイルかと思われます。
カラーネガの情緒的な描写が好みです。
モノクロフィルム
Nikon NewFM2 Carl Zeiss Planar T 50mm f/1.4 ZF2
FUJIFILM ネオパン ACROS 100
Nikon FM3A Carl Zeiss Planar T 50mm f/1.4 ZF2
イルフォード ILFORD XP2 SUPER 400
Nikon FM3A Carl Zeiss Planar T 50mm f/1.4 ZF2
イルフォード ILFORD XP2 SUPER 400
Nikon FM3A Carl Zeiss Milvus 1.4/50 ZF2
イルフォード ILFORD XP2 SUPER 400
Nikon FM3A Carl Zeiss Milvus 1.4/50 ZF2
AgfaPhoto APX 100
Nikon FM3A Carl Zeiss Apo sonnar T*2/135 ZF2
イルフォード ILFORD XP2 SUPER 400
Nikon FM3A Carl Zeiss Apo sonnar T*2/135 ZF2
イルフォード ILFORD XP2 SUPER 400
Nikon FM3A Carl Zeiss Milvus 1.4/50 ZF2
イルフォード ILFORD 50
Nikon FM3A Carl Zeiss Milvus 1.4/50 ZF2
イルフォード ILFORD 50
Nikon FM3A Carl Zeiss Milvus 1.4/50 ZF2
イルフォード ILFORD 50
恐らくフィルムカメラを使って一番ハマったのがこのモノクロフィルム。
モノクロフィルムもやりだすと奥が深く、デジタルカメラのモノクロ処理が嫌いな自分でも、フィルムのモノクロはのめりこめるという・・・。
そして一番愛用しているのがILFORDシリーズのフィルム。
自分の場合、デジタル、フィルム通じて作風が硬い描写なので、硬い描写が得意なILFORDシリーズが自分には良い感じにフィットしてます。
モノクロで撮るってなると、光の描写をすごく意識するようになりました。
モノクロ思考とは大げさですが、モノクロで撮ることのイメージが大分沸いてくるようになったので、今後も続けていきたいと思います。
そのため必然的に被写体も決まってきますが、スナップだけじゃなく、風景でも撮りたいと思えるようになりました。
デジタルの相棒としてフィルムのモノクロに落ち着きそうな予感。
そんなこんなでこの半年、前半はカラー・モノクロを中心にネガフィルムで撮影し、後半はリバーサルフィルムで風景中心に撮ってた気がします。
フィルム初めて半年、所感など
お気に入りのフィルムというものが出来てきた
昔に比べて数が減ったと言われるフィルムですが、なんだかんだフィルム初心者が始めるにはわからないことだらけの部分が多いです。
未だに使ったこと無いフィルムがゴロゴロ存在してますし、特徴も情報見ただけではわからないという\(^o^)/
特にモノクロフィルムは海外製品が多いのと、ざっくりとした情報しかネットには無いため、実際撮ってみて判断するしかないです。
そんな中、ある程度本数撮ってみて好みのフィルムが何個か出てきたのは収穫でした。
・Kodak ULTRAMAX で撮影する夕方の時間帯の写真が好み
・ILFORD系の硬めの描写&モノクロが自分の作風に合ってる
・Kodak ポートラ系の素朴な描写が好き
こんな感じで発見はありました。
モノクロポジが密かに出回ってるのを最近知ったりと、まだまだ奥が深いフィルム世界
フィルム出回り続ける限り、フィルムの世界を満喫できたらと思ってます。
適正露出という考え方の大事さ
フィルムカメラを使いだしてから、カメラ内に付属している露出計をベースに判断してシャッターを切っている訳ですが・・・。
「適正露出という概念がよくわからない」という壁にぶち当たります。
α7などのミラーレス一眼の場合、ファインダー上に全て設定が反映された形で出てくるため、判断は全てそこで行います。
だからAモードで撮影するより、Mモードにして撮影したほうが効率が良かったりします。そのため適正露出を数字で捉えるという考え方が無かったため、いざフィルムカメラを手にしてみると大分露出で苦戦しました。というか今も苦戦中
結局、撮って現像して自分の目で確認して・・・と経験して体で覚えるしか無いんですが、コレが中々難しい。
ましてやフィルムカメラのボディが中央重点測光なので、それも影響ありそうです。
そんなこんなで露出で苦戦してるよーというお話でしたが、光の質や量を気にするようになったのは大きな収穫でした。
こういう場面を通じて、当初の目的であった写真を体系的に学ぶことは出来てると実感してます。
最近欲しくなってきた広角レンズ
最近感じてきたのが広角レンズの必要性。風景を撮りだしたらやっぱり欲しい広角レンズ。
現状、50mmと135mmで撮影しており、どーしてもトリミングでは限界があるのと、何より風景を前にすると広角で囲いたくなるジレンマ。
候補も25mmあたりが良いなぁと思いつつ、カールツアイスで探すと価格が10万近いという・・・。
ニコンはフィルムもデジタルもマウントが同じ為、使い回せるのが強みだったりします。そのせいか、値段は下がりにくいという・・・。
逆光耐性考えると、やっぱりカールツアイスが欲しい。フィルターワークを通じてそこは痛感してます。
費用面含め、タイミング次第で購入しようと思います。
まとめ
フィルムカメラを始めて半年ですが、目的としていた「体系的に写真を学ぶ」という部分は達成されつつあるかなと。
被写体や作風等、流行りは存在しますが、周りを意識せず自分のペースで今後も撮影出来たらいいなぁと思ってます。その時撮りたいものを撮る。無理して撮らない。コレに限る。
また今しかできないことをやっていきたいという思いが強いので、そういう意味ではフィルムカメラで写真を撮ることは、自分にとってきっと価値のあることだと思えるようになりました。
人は人、自分は自分。このスタンスで自分なりの哲学を持って写真に打ち込めたらと思います。
その時手にしている機材が、フィルムカメラでも、デジタルカメラでも。
そんなこんなで、フィルムカメラを通じて色々と写真に対する考え方が整理されてきました。
この記事をきっかけに写真に行き詰まっている人、フィルムカメラに興味がある人、是非一度手にしてやってみて頂けたら幸いです。
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