こんばんは。
先日、新雪の時期に北海道へ行ってきました。狙いは新雪時期に見る青い池の景色。
例年は10月中頃から後半に初雪らしいのですが、今年は11月21日あたりに札幌初雪という例に見ない遅い初雪だった模様。
日々、天気図とにらめっこして、寒波が来るタイミング見計らっての飛行機を始め諸々の手配。
お陰で初雪の翌日に北海道の地へ訪れることに成功しました。しかし自分が訪れたときにはすでに青い池は凍結気味。今回の寒波で一気に冷えてしまったみたいです。
とは言え、過去に青い池を訪れた際は完全凍結 + 雪が積もりまくりの状態だったので、以前と違った雰囲気の青い池を撮るべく滞在するに至ります。
過去に訪れた青い池の記事はコチラから
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前回訪れた北海道旅行記はコチラから
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そんなこんなで今回の旅の模様を備忘録程度に綴っていきます。
お付き合い頂ければ幸いですm(_ _)m
今回の旅路について
美瑛を軸にレンタカーで移動
旅の目的は新雪時期の青い池の撮影だったため、道央を中心に計画を練りました。新千歳空港で降り、そこからレンタカーで移動のプランです。
旭川を軸に北は稚内、西は積丹半島と結構な大移動をしました。また青い池の状態を様子見ながらの撮影旅行となったため、青い池がある美瑛を何度も通り過ぎるような旅行日程となりました。
ホントは東の方まで行きたかったのですが、全く雪が降ってない状態だったので、今回は訪れる候補から外しました。
走行距離は1700km + α
4日間の日程で、レンタカーでの移動距離は1700km + αとなりました。高速使わず下道オンリーでのこの移動距離。事故ってもおかしくないレベルだったのでもう2度とやらないかな・・・。アイスバーンも多く、事故が多発しておりました。
特に稚内から旭川に戻る途中の道がすごかった。観光バスも路肩に突っ込んでて横転してたので、他人事ではない不安に駆られて幾度となく慎重に運転した気がします。
路面状況と天候について
寒波の影響で大雪 + 強風の天候模様だったのですが、局地的な天気が多く、少し移動すると晴れ間が見えたりと撮影プランを組むには難しかった天候だった気がします。道央が一番雪が降っていたのですが、旅の最終日には溶け切ってしまうという・・・。ホント今年の天候は読めない部分が多すぎます。
コロコロ変わる天候のせいか路面も雪解けが凍結に変わり、アイスバーンがかなりのエリアで広がってた様子でした。
雪道は何度も走ってますが、今まで走った中で最悪レベルでした。
特に旭川エリアはブラックアイスバーンレベルだったので地元民でも運転したくない道だったみたいです。フットブレーキはアイスバーン前には無力化するので、エンジンブレーキを多用しての運転を意識しました。
撮影もそうですが、大自然相手にするということは、ホント大変だなぁと運転通じて感じました。
今回の旅ではご当地グルメも意識した
オロロンライン沿いの道で食べた海鮮丼
今回は日程が長かったため、旅先でのグルメもしっかり堪能しました。ウニ丼を目当てにオロロンライン沿いのお店で探したのですが、どうやらウニ丼のシーズンは夏みたいで、見事に食べれないという\(^o^)/
別途頼んだ海鮮丼が想像以上にボリューミィーだったので満足出来た結果となりました。価格も2000円とこの量では安いほうかと思います。味は文句なしでした。北海道の海鮮丼は別格だなぁと改めて感じた次第。
北海道ラーメンも堪能した
今回はガッツリご当地ラーメンも制覇しました。上から順に、札幌味噌ラーメン、旭川醤油ラーメン(2枚)、稚内塩ラーメンになります。
旭川ラーメンに関しては3回程、旅で食べるというハマり具合。北海道ってラーメンのイメージあまりないかもしれませんが、札幌を始め、名店がそれなりに揃っているので、機会があったら訪れることをオススメします。
車中泊は極力ひかえた
今回はいつもと違い、宿に2回程泊まりました。
北海道へ到着した当初、青い池が思ったような状態でなく戸惑いましたが、宿でしっかり睡眠を撮ることで頭が切り替わって納得の行く形で写真が撮れたような気がします。
またテントシューズを持っていって氷点下の車中泊にチャレンジしましたが、やはりリフレッシュ度では宿で寝るには敵いません。
如何に旅の疲れをリフレッシュ出来るか、そこにウェイトを置いて今後は旅をしてみようと決意した旅となりました。
旅先で撮影した写真たち(ダイジェスト)
集中的に撮影した青い池 + α
SONY α7R2 FE 70-200mm F2.8 GM OSS
ISO 50 焦点距離115mm F11 シャッター速度 1/30秒
SONY α7R2 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 250 焦点距離31mm F2.8 シャッター速度 1/4秒
SONY α7R2 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 200 焦点距離25mm F5.6 シャッター速度 13秒
SONY α7R2 FE 70-200mm F2.8 GM OSS
ISO 50 焦点距離200mm F9 シャッター速度 8秒
SONY α7R2 FE 70-200mm F2.8 GM OSS
ISO 50 焦点距離70mm F11 シャッター速度 1/10秒
美瑛で有名な観光スポット、青い池と白ひげの滝です。
今回青い池は3回程通いましたが、訪れるたびに違った景色を見せてくれました。苦手意識のあった青い池も、今回で大分好きな撮影地になった気がします。
やはり風景写真の本質は物事を見る観察力が大事だなと思わされた次第。
特に青い池は被写体としてのポテンシャルが高いせいか、急ぎ足で来てしまうと思うように撮れない撮影地でもあります。
モノクロで切り取る北海道
SONY α7R2 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 1600 焦点距離27mm F2.8 シャッター速度 1/20秒
SONY α7R2 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 50 焦点距離34mm F14 シャッター速度 30秒
最近個人的に流行ってるモノクロで切り取る風景写真。自分が風景をモノクロで撮るときは決まった基準があるのですが、今回は正にそれがガッツリハマった被写体たちでした。
特に2枚目の方はフィルムでもガッツリ撮影したので、現像が楽しみです。
厳冬の鳥居
SONY α7R2 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 100 焦点距離30mm F2.8 シャッター速度 1/250秒
SONY α7R2 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 125 焦点距離32mm F2.8 シャッター速度 1/250秒
一度はチャレンジしたかった、海沿いの鳥居と雪のコラボ。そして稚内まで北上するきっかけとなった鳥居たちです。
潮のタイミングが合わずで思ったような構図にはなりませんでしたが、色々と学びがあった撮影地でした。
旅を振り返ってみて
帰りのバスの様子。
今回の旅はいつもと違う試みを意識しての旅行だったので、記憶に残る旅になったかなぁと。
そして新雪の北海道は厳冬期の北海道とまた別の世界が広がってました。積雪の状態に比べて、アイスバーンの路面状況は大変でしたがその分、見返りのあった旅でもありました。
また今回は撮影自体久しかったのもあり、新鮮な気持ちで被写体と向き合えたのが大きかったです。そして道中で行き詰まったらしっかり睡眠を取ると。
単純に旅だけでなく、日々の生活の振り返りも出来たため、気付きの多い旅となりました。
こういう旅を今後も定期的にやっていきたい。そう思えた一人旅でした。