先日関西エリアにある伊根の舟屋群の桜を見に行ってきました。
ここの桜の特徴は1本桜という事。また伊根の舟屋群はとても風情のある海街で、THE・日本という感じの風景が広がっています。
ぼちぼち撮影した写真を通じて紹介できればと思います。
ゆるりと続きます。
伊根の舟屋について
伊根の舟屋は、日本の京都府与謝郡伊根町にある伝統的な漁村です。この漁村には、木造の舟屋が多数建ち並び、美しい景観を形成しています。
舟屋は、伊根で漁業が盛んだった時代に建てられたもので、舟を保管するための倉庫兼作業場として使用されていました。舟屋は、屋根の形状や装飾などが地域によって異なりますが、伊根の舟屋は独特の形状をしています。船を入れるための開口部が大きく、舟屋の前には水路があり、舟を出し入れすることができます。
現在では、伊根の舟屋は国の重要文化財に指定されており、観光名所としても知られています。また、漁業が盛んではなくなったため、一部の舟屋は宿泊施設や飲食店として利用されています。
以前に比べて観光地化がホント進んでおり、初めて訪れた2015年は駐車場というのもありませんでした。また道の駅すらもありませんでした。
しかし2023年現在は駐車場や道の駅が整備されており、観光地化がホント凄いです。
特に今の時期に見れる1本桜と伊根の舟屋群を見るために関西圏からたくさんの人が訪れております。
撮影した写真たち
日没前に撮影。
カメラは2台体制で撮影。今回は標準ズームと望遠レンズの構成で挑んでます。
オススメなのが16:9の比率で撮影するアスペクト比です。横長の街並みのため、16:9にすることで収まりがスッキリします。
正面からの構図(引き)
日没後のブルーアワーの時間。1hほどこの時間は発生しますが、水面の動きが収まるタイミングを狙うと数を数えるくらいしかシャッターは切れず。
町明かりを意識した構図で。
町明かりが目立ってきたので桜の位置をずらして撮影。
桜を正面の構図もいいですが、右に配置する構図もまたアリな気がしてきました。
この撮影地はホント難しい。未だに現像の段階で悩んでいた写真ばかりでした。
色かぶりに関しては、ブルーアワーの時間という事で青みを残す方が多いですが、自分は最低限の青味の色かぶりだけを残して、あとは除去しました。
これも好みの問題なので、一概に最適解は色かぶり除去ですとは言えない難しさ。
正面からの構図(寄り)
撮りたかった構図その2。
リフレクションを思いっきりフレームにいれる構図も悪くありませんが、シンプルに桜をクローズアップした1枚も個人的には好みでした。
まだ水面のリフレクションに意識がいかなくていいので、比較的楽な撮影でした。
アクセスについて
【住所】
〒626-0423
京都府与謝郡伊根町平田505−4
【関連ページ】
https://www.ine-kankou.jp/
※伊根町観光協会HP
【Google Map】
https://goo.gl/maps/kaJGmw3dropQqdWk6
まとめ
以上が伊根の舟屋で撮影した記事になります。
初めて桜の時期に訪れたので、勝手が少しわかりませんでしたが色々と撮れる構図が湧いて出てくる素敵なスポットです。やはり古い建屋に桜のライトアップは風情があり、歴史があり、美しさがあります。
桜の時期に訪れてよかったなと思えた場所でした。
撮影地情報をまとめると以下な感じ。
桜の開花状況:例年3月下旬
撮影者数:平日だと10~20人 休日だと20~30人
またこの日の撮影ですが、以前入賞したフォトコンテストJPS展で同じ表彰式に居た方と遭遇しました。
声をかけられた形ではありましたが、お互い名前と作品を覚えていたので、すぐに話が合いました。
ブログも読んでいただいてたのもあり、色々なご縁が重なった撮影となりました。
これをきっかけにブログの更新を改めて頑張ろうと思いました。
また定期的に撮影記事は書いていきますので、引き続き宜しくお願い致します。
それでは、また。