2021年の夏、空撮用にドローンを購入しました。DJI社製のMavic 2 Proです。
なぜ今更ながらに購入をしたのか、またどのような流れで撮影をしてるのか等、書いてみたいと思います。
これからドローンの購入検討してる方にお役立てれば幸いです。
今回購入したドローンについて
DJI Mavic 2 pro
・重量がそれなりにあるため、ある程度の風量の風でも飛べる
・ユーザーインタフェースがわかりやすい
・1インチセンサーを積んでいる(SONYのコンデジと同じサイズ)
・Hasselbladの単焦点レンズ(換算28mm)が利用されている(絞り2.8-11で変更可能)
ドローンを導入した理由
地上からは見ること出来ない角度で撮影をしたかった
※関係各所に許可申請済
自分は現在ネイチャーをメインに撮影をしてます。特に滝の撮影は超広角レンズで切り抜く事もあれば、望遠レンズで遠くからすっぱ抜くことも多々あります。
色々なレンズを使ったからこそ、被写体の魅力を最大限に引き出せる角度で撮影をしたいという欲が出てきます。
特に滝の場合は、水の流れが一直線に落ちやすいのもあり、非常にシンプルな被写体です。
だからこそ、理想の画角というのも増えてくるわけです。
空中を自由自在に動き回ってくれるドローンがそれを可能にしてくれたのでした。
※関係各所に許可申請済
滝の上に広がる紅葉、そして虹の組み合わせはまさにドローンでしか撮れない構図です。
別カットでND+PLフィルターとも組み合わせたカットがあり、それではスローシャッターで撮影してます。
地上からの定点撮影ではなし得なかった、様々な構図をドローンは可能にしてくれたのです。
※関係各所に許可申請済
この岩場の写真、実は地上からはパッとしない場所なのですが、空撮することで奇岩城みたいな姿が映し出されました。
また夏の太陽光が海を照らす時間帯を狙っての撮影です。PLフィルターとの相性は良く、キレイな海の色が出たかなと。
被写体がどのように見えるか、3Dで空間を把握、イメージすることでより理想の構図へと近づくのです。
地上からは見ることの出来ない角度とはまさにこの事。
高い位置からの俯瞰撮影を行いたかった
※関係各所に許可申請済
被写体に対して、自由な角度で撮りたかったというのに対し、こちらは俯瞰で撮影したかったという写真です。
紅葉、カヌー、湖の様子が映し出せたのも、ドローンで真上から撮影出来たお陰。
そんなこんなでドローンを導入することで撮影バリエーションが大きく増えたのが伝わったかなと思います。
それだけ可能性の高いドローン撮影ですが、色々と考えないといけない部分もあります。
それについても書いてみたいと思います。
ドローンの世界にもルールが存在する
車で道路を走るにあたって法律があるように、ドローンで空を飛ぶにも法律があります。
ただ、車の世界に比べて、ルールがまだ未熟な部分も多く、これから整備されていくんだろうなぁという感じです。
ここでは細かくルールについて話すつもりはありませんが、以下の点が大きなルールなので、参考程度に見てください。
0.地上から150m未満までの空域、日中、かつ目視が出来るエリアで操作する
→地上から150m以上
→国交省が定める飛行禁止エリア
2. 1で該当しなかった場合
→そこの地域を管理している団体に許可をもらう(土木事務所、観光協会、その他)
3. 目視外の操作、夜間の操作等、イレギュラーなフライト方法は国交省に許可を取る必要アリ
一緒に買ってよかったもの
フィルター関連
バッテリー
今から買うならMavic3がオススメ
まとめ
以上が自分がドローンを導入した背景、ドローンの世界の紹介となります。
ドローンを使った空撮は一見面倒に感じますが、ルールを理解し、慣れてしまえば、非常に魅力的な世界でもあります。
これからドローンがもっと進化していくことで、写真の可能性もどんどん広がるんでしょうね。
その時のために今から少しずつ準備できたらいいなぁと思ってる次第。
ここまで読んでいただきありがとうございました。