こんばんは。2018年も残り後数日・・・。年内最後の更新記事となります。
今回更新するのは、関東屈指の雲海スポットであり夜景スポットである、埼玉県秩父市にある美の山公園からの雲海夜景撮影記になります。
肝心の撮影した時期ですが、今回公開する写真は2017年11月と2018年12月に撮影した分となります。ゆるりと紹介内容へ続きます。
最近流行りの秩父雲海について
最近SNSを中心に人気が集まっているこの秩父雲海。
秩父の町並みが盆地となっているため、条件が重なることで雲海が発生し、街明かりが雲海に染まることでカラフルな光景が見られることで人気となったという背景があります。
そしてInstagramやTwitterで人気が出た結果、秩父市が雲海を売りにしようと前向きに観光へ取り組んだという実績もあります。今やライブカメラも設置されて24時間、秩父の町並みを俯瞰して見れるようになりました。
そんな秩父雲海ですが、俯瞰して見れる場所は大きく3箇所あります。
【美の山公園】
今回ご紹介する撮影ポイント。駐車場も広く、展望ポイントも広い。初めて秩父雲海撮るならばオススメ
【秩父ミューズパーク】
ハープ橋と雲海を絡めて撮るならばここ1択。駐車場は広いが、展望ポイントが狭い。
【武甲山 山頂】
セメント工場の真上から狙える俯瞰ポイント。熊出没注意のエリアであるのと、2hばかりのナイトハックが必要
ざっくり整理するとこんな感じ。当方、武甲山山頂は訪れたことないため何とも言えませんが、雲海が物凄く濃くないと絵にならない気がします。太平洋セメント工場付近は雲海が一番発生しにくいので・・・。
秩父ミューズパークは撮影エリアが狭すぎるため、あまりオススメはしません。ただ、日の出の向きにはもってこいなので、朝焼け狙うならコッチが良い気がします。
何を狙いたいかによって、秩父の雲海ポイントにおける立ち回り方が変わってきます。今回は美の山公園からの景色をご紹介していきます。
撮影した写真達
秩父西側にある工場を切り取ってみた
SONY α7R2 FE 70-200mm F2.8 GM OSS + 2X Teleconverter
ISO 160 焦点距離256mm F11 シャッター速度 250秒
美の山公園からやや右手側にあるこの工場。秩父雲海における工場ポイントの代表格だったりします。いいアクセントになる工場なのですが、いかんせん名称がわからない・・・。雲海と絡めると面白い工場です。
雲海の切れ目を撮ってみた
SONY α7R2 FE 70-200mm F2.8 GM OSS
ISO 320 焦点距離147mm F7.1 シャッター速度 30秒
秩父駅の近くを望遠で狙ってみました。雲の切れ目からうっすらみえるこの光景は正に雲海撮影の醍醐味だったりします。
太平洋セメント工場と雲海
SONY α7R2 FE 70-200mm F2.8 GM OSS
ISO 80 焦点距離100mm F9 シャッター速度 138秒
SONY α7R2 FE 70-200mm F2.8 GM OSS
ISO 80 焦点距離187mm F9 シャッター速度 138秒
SONY α7R2 FE 70-200mm F2.8 GM OSS
ISO 80 焦点距離200mm F9 シャッター速度 138秒
SONY α7R2 FE 70-200mm F2.8 GM OSS
ISO 50 焦点距離200mm F11 シャッター速度 319秒
撮影秒数、切り撮るタイミングで刻々と変わっていくのが雲海撮影の醍醐味だったりします(2回目
特に太平洋セメント工場付近は雲海の発生がしにくい場所なため、日によっては全然雲海に包まれなかったりします。コレばかりは通って撮るしかありません。
超望遠で切り撮る太平洋セメント工場
SONY α7R2 FE 70-200mm F2.8 GM OSS + 2X Teleconverter
ISO 160 焦点距離400mm F11 シャッター速度 311秒
太平洋セメント工場を超望遠で切り取った図。色は少しイメージ寄りで調整してます。左の小さな工場が5分近いバルブ撮影を行うことでうまいこと隠れたのは大きな収穫でした。
ただテレコンつけての撮影だったため、次回はレンズのみの構成で挑みたい。こういう撮影をすると100-400mmが欲しくなる。。
撮影地について
今回は秩父雲海撮影ポイントの一角、美の山公園からの撮影した写真を紹介しました。
雲の発生の仕方で撮影方法や構図がガラリと変わってしまうため、秩父雲海は撮影地としては難しい部類に入ります。
また撮影データを見てもらえばわかるのですが、ココは望遠レンズが必須な撮影地となります。個人的には400-600mm位欲しいです。SEL100-400GMあたり手に入れたら通いつめたい撮影ポイントだったりします。
撮り方については基本的にバルブです。バルブで撮影することで長時間かけて雲が流れるため、幻想的な雰囲気がより一層表現することが可能です。
濃い雲海の場合は、バルブで流すとのっぺりしてしまうため、30秒あたりの撮影が無難かもしれません。
あと個人的にオススメしたいのが、満月時の雲海夜景です。月夜であることで無理くりな設定から開放されるため、比較的撮りやすい設定に落ち着きます。
逆に月夜でないと設定が厳しくなるのが、ここの雲海夜景の特徴だったりします。F値、撮影秒数、ISO感度、何に一番ウエイトを置くか。そこら辺を撮影する前に整理する必要があります。
偉そうに書いてみましたが、自分はまだ納得いく一枚が撮れてないため、もう暫く秩父には通うつもりです。
アクセスについて
【住所】
〒369-1412
埼玉県秩父郡皆野町皆野
【関連ページ】
https://www.pref.saitama.lg.jp/b0504/minoyamakouen-top/
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