こんばんは。
今回更新するのは北海道の有名な道、オロロンラインで見ることが出来るオトンルイ風力発電所の記事になります。
オトンルイ風力発電所といえば、広い道の中にポツポツと連なる風車が有名で、ツーリングの聖地にもなってたりします。自分が訪れた時にも、バイク乗りの方々が立ち止まってスマホで撮影してたのがどこか印象的でした。
旅人が立ち止まって風情を楽しむ、そんな道のりがオロロンラインには広がっています。
オロロンラインとオトンルイ風力発電所について
地図でみるオロロンライン
オロロンラインの正式名称は日本海オロロンライン(にほんかいオロロンラインで、北海道日本海側・石狩市から天塩郡天塩町までの国道231号・国道232号の愛称らしいです。
広義には、国道337号、国道5号、道道106号を含め、小樽市から稚内市までの国道沿いの道のりをさすとのこと。青い線がオロロンラインになります。
ちょうど中間地点には留萌市があり、接続地点ともなっているため、旭川を撮影拠点としていた自分はこの留萌接続で行きました。
オトンルイ風力発電所について
オトンルイ風力発電所は北海道、幌延町(ほろのべちょう)の日本海沿岸にある集合型風力発電所の事を言います。
そしてオロロンライン沿いにあることでも有名です。
幌延町の風力発電プロジェクトに基づき、2000年に設立し、試運転を経て2003年から本格稼働を始めているとのこと。
風力発電のタービンは、全国のあちこちに多数設置されていますが、このように一直線に立ち並んでいるのは非常に珍しいです。広大な北海道だからこそ見れる景色なのかなと思います。
ちなみに、「オトンルイ(音類)」とはアイヌ語から来ており、「浜にある路」という意味を持ちます。
撮影した写真達
オロロンライン沿いの景色
SONY α7R2 FE 50mm F1.4 ZA
ISO 250 焦点距離50mm F7.1 シャッター速度 1/3200秒
SONY α7R2 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 250 焦点距離20mm F7.1 シャッター速度 1/250秒
オロロンラインはかなりの距離があり、所々に撮影ポイントがあったりします。特にオロロンラインの後半は利尻島があり、2枚めのように遠目に利尻山を見ることが可能です。
夏に訪れたため積雪はしてませんでしたが、利尻富士と例えられるように冠雪した利尻山の姿はまた素晴らしいものです。
冬場にまた訪れたいポイントです。
連なるオトンルイの風車
SONY α7R2 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 320 焦点距離27mm F7.1 シャッター速度 1/20秒
SONY α7R2 FE 70-200mm F2.8 GM
ISO 1250 焦点距離70mm F4 シャッター速度 1/50秒
SONY α7R2 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 2500 焦点距離35mm F2.8 シャッター速度 1/25秒
SONY α7R2 FE 16-35mm F2.8 GM
ISO 2500 焦点距離30mm F2.8 シャッター速度 1/25秒
この日は雲が出ては消えの繰り返しで、結果的に少しだけ空が焼けました。とは言えあっという間に雲が染まっては消えてしまったため、爆焼けとはなりませんでした。
利尻山と焼けを撮るか、風車を撮るかでどっちもつかずになってしまったのは言うまでもありません\(^o^)/
撮影地について
今回はオトンルイ風力発電所を目的地としてオロロンライン沿いを走り、撮影しました。
風車と言えば関東県内にもあるのですが、オロロンラインみたく、長く連なっているのは中々ありません。他県も含めて風車はポツポツとあるだけで、連なる景色というのは恐らくココだけかな?
たかが風車といえばそれまでですが、今回訪れた際はどこか風車が新鮮に見えました。
またオトンルイ風力発電所の近くには利尻島があります。オトンルイ風力発電所の駐車場から望むことが可能で、夕焼けと利尻山を狙うのもまたありかなと思います。
ただ、どちらも真反対の位置にあるので、欲張りすぎると今回の自分みたいにどっちもつかずな絵になってしまいます。
望遠ですっぱ抜く利尻山もまた素敵なものなので、機会を見てまた訪れたい場所でもあります。
アクセスについて
【住所】
〒098-3227
北海道天塩郡幌延町浜里
【関連ページ】
http://www.tabirai.net/sightseeing/column/0001056.aspx
【Google Map】
https://goo.gl/maps/rJHwqzWtzYr