今回更新するのは静岡県の富士山スポットである薩埵峠(さったとうげ)で撮影した記事になります。
静岡県といえば山梨県同様に富士山と密接する県で有名なわけですが、山梨県とは違った雰囲気が静岡県から望む富士山には漂ってます。特に静岡県は海に面してる部分もあるため、海沿いから見える富士山スポットが静岡県の各所にあります。
そんな中でも有名なポイントの一つが今回ご紹介する薩埵峠(さったとうげ)です。
以前静岡に住んでいた時にも何度か訪れたことはあったのですが、当時の自分は天気に関して未熟。そのため富士山をしっかりした形で撮影する事が出来なかったわけです。
約6年ぶりに再訪し、ようやく拝むことが出来た薩埵峠越しの富士山。色々と込み上げる感情があったのでした。
薩埵峠(さったとうげ)について
薩埵峠(さったとうげ)は、歌川広重の浮世絵「東海道五十三次・由比」でも知られる、興津宿-由比宿を結ぶ、富士山の絶景ポイントです。
場所は静岡県静岡市清水区のエリアになります。
由比町と静岡市の境、駿河湾に突き出した山の裾にある峠で、昔は東海道の難所でした。現在は東海道本線、国道1号、東名高速道路が峠の麓で重なり、富士山を背景にした写真撮影の名所として知られています。
そんな薩埵峠ですが、昔からの観光ポイントであるため整備がきっちりされています。
トイレも完備されており、比較的撮影に訪れやすいポイントとなります。
撮影した写真たち
峠のポイントから撮影
有名な峠ポイントから撮影した写真です。この日は月明かりのおかげで23時頃という真夜中に撮影しています。月夜でない場合は夜明け前か、日没直後しか静岡側では富士山を見ることは出来ません。
そんなこんなで夜中に光があるかどうかで撮れる富士山の絵が変わるわけです。
後は軌跡を強調すべくバルブで撮影。いい感じにテールランプが色づきました。
別ポイントで撮影
先程のポイントから別の場所で撮影。知る人ぞ知るローカルな場所です。
駿河湾沿いの国道1号と東名高速道路が伸び切る感じがココからの景色の大きな特徴といったところでしょうか。ココも先程のポイント同様、時間を計算してバルブ撮影で臨んでます。
撮影地について
先程上の箇所で述べたように、今回は月夜を利用しての撮影を行っています。
普段は富士山を見るのが難しい時間帯も月夜を利用することで撮影が可能に。そんなこんなでココでの撮影は満月の日の真夜中がオススメです。
後はバルブを用いて長秒露光を行うと綺麗にテールランプが写る感じになります。30秒露光だとテールランプの光が切れたりするので可能な限りバルブ撮影がオススメです。
またメインの展望スポットは駐車場とトイレが完備されているのと、人混みもそこまで無いため、気軽に訪れやすい撮影スポットとなっております。静岡の富士山撮影と言ったらまずは薩埵峠、そんなイメージでも良いかもしれません。
アクセスについて
【住所】
〒421-3115
静岡県静岡市清水区由比西倉澤
【関連ページ】
http://mtfuji-live.jp/
※薩埵峠ライブカメラ
【Google Map】
まとめ
以上が静岡で有名な富士山スポット、薩埵峠(さったとうげ)の紹介記事になります。
SNSで出回っている写真とかだと、彩度がガビガビのどぎつい写真が多いと思いますが、月明かりのない状態だと空の色が出にくいため、どうしても彩度を増す傾向があるのかなと見受けられました。
しかし今回のように月夜を利用して撮影すると綺麗に仕上がる感じの場所になります。
しっかり撮影地と光量の関係を理解することで、綺麗に富士山を撮れるポイントが静岡は沢山あるので今後も可能な限り撮影に赴きたいと思います。