2023年の終わりまで残り2日となりました。毎年当ブログで恒例の年間振り返りを行いたいと思います。
今年は色々とイレギュラーなことが有りすぎて、年明けに設けた抱負とは全く違う形での着地をした年になりました。
当ブログは2017年くらいからスタートしてますが、その間の中でも圧倒的に色々有りすぎた年になりました笑
年明けに設けた抱負に対して、振り返りを行いつつ、今年からやりだした事なども書いてみます。
よかったら読んでみてください。
コンテンツ運営
①ブログの記事数を350を目標に更新していく・・・✗
残念ながら達成できず。年明けの段階では265の公開記事がありましたが、現時点では294です。
つまり1年通して30ちょいしかアップデートできなかったという。
これは後ほど書きますが、大きな理由としてはYoutubeの運営を始めたのが大きな影響です。
なので決して発信をしていなかったわけではなく、方向性が変わったという結果です。
②ECサイトでのプリント販売・・・◎
これはぼちぼち達成できたかな。
毎月のようにプリント販売は出来ませんでしたが、11月に実施したグループ展示を皮切りに、年末は海外のフォトコンテストで入選した影響もあり、なんと外人さんがECサイトを経由してプリントを買ってくれた奇跡が起きました。
シンプルに、自分の名前を検索してくれて、ギャラリーサイトに飛んで、そこからECサイトに飛んで購入したわけですよ。
年末に一度も使ったこと無いEMSで発送したのはいい思い出になりそうです。
恐らく2023年で一番感動した出来事に近い、大きな結果となりました。
なので、この成功体験を活かして、来年はもう少しECやギャラリーサイトの英語化を頑張ります。
0から1は出来たので、残りは1から10にすることをまずは取り組みます。
③Twitterのフォロワーを1000人突破する・・・△
結論言うと達成は出来ませんでした。
年明けから400人ちょい増えましたが、モチベーションが続かず、結局後半は失速といった感じ。
あとは、Twitterでフォロワーを増やす仕組みとして写真のクォリティよりも、誰と繋がって露出を増やすかが重要という事実に気づけたのも大きかったです。
つまりストイックにいい写真を出してるだけじゃ駄目なんです。
外交と呼ばれる政治活動をしなければなりません。
一番苦痛だったのは、自分が良いと思ってない写真を外交活動のためにリツイートしないといけないという部分かな。
まぁコレに関しては賛否両論ですが、自分は無理だったという話。人とコミュニケーション取るのが好きな人には向いてるのかもしれません。
あくまで自分は写真作家思考なので、自分のブランディングやカラーを崩すのはスタンスから大きくズレてきてしまう。
また自分のファン(居るのか?)からしてみると外交活動(特にフォロワー増やしのための)は残念な結果につながるのです。
とはいえ写真家としてやるには、避けては通れないSNS運用。
今の自分からしてみたらSNS運用は優先順位が低いので、まずは他の事から達成していきます。
SNS運用、自分なりの戦略は一応あるので、まずは他の部分を達成してから、SNSはトライします。
そんな感じの2023年の取り組みと気付きでした。
写真活動
④海外の大規模フォトコンテストで入賞する・・・◎
今年は国内のフォトコンテストを殆ど出すこと無く、海外の大規模フォトコンテストに焦点当てて勝負してきました。
結果は以下な感じ。
- 2023年3月:SonyWorldPhotographyAwards 2023 Open部門 Travelカテゴリー ShortList
→ https://www.photo-filedworks.com/swpa_2023 - 2023年11月:International Landscape Photographer of the year 2023 Top101 入選
→ https://www.photo-filedworks.com/ilpoty2023
特にソニーワールドフォトグラフィーアワード(SWPA)は恐らく世界で3本指以内に入る応募数のフォトコンテストなのと、何よりコレに付随して行われたSWPA2023 グループ展示は自分にとって大きなキャリアの一つとなりました。
グループ展示の振り返り動画はこちら。
グループ展示ではある意味自分の写真家としてのキャリアの一区切りになるくらい、立派な展示ができたと思ってます。
展示作品の中身は勿論のこと、展示のレイアウトや、ステートメント。そして印刷から展示方法。最後は在廊を通じて作家の立ち回りをしっかり行いました。
その御蔭なのかはわかりませんが、何点かプリントの販売へ至ったのも大きかったです。
この経験は、今後必ず活かされる場面が沢山あるでしょう。
またインターナショナルランドスケープフォトグラファーオブ・ザ・イヤーでは、入選作品が海外の大きなメディアで掲載されました。
ここで言っている海外のメディアの一つはは170年近く続いてるアトランティカと呼ばれるメディアのWeb媒体です。
編集者の目に留まって、上位賞だけでなく、Top101の自分の作品を掲載されたのもラッキーだったかな。
ここから名前を検索してくれて、プリント購入までに至ったのですから、ホント驚きでした。
写真家として、アーティストとして最高の結果となりました。
この成功体験は決して完璧ではないです。
しかし、作家としてはとても大事な成功体験だと信じてます。今後はよりパフォーマンスを上げるべく、サイト構築や導線をしっかり構築して、プリント販売の販路を明確に作り出したいですね。
⑤千葉県にフォーカスした撮影をトライする・・・△
実は6月にマイカーを廃車にしてから、次の車は手にしておりません。
つまりレンタカーやカーシェア生活が続いてる状態です。
なので、2023年6月を境目に撮影頻度は激減しました。しかし出撃回数が減っただけで、撮りたい物が撮れなくなったわけではありません。
特に11月の展示でフォーカスしていた水没林の作品群は、直前で撮り下ろした作品もありますし、作品に対する熱意は静かに燃え続けて居たのでした。
とは言いつつ、なんだかんだで千葉も新しい撮影地は開拓出来たので、来年はそこをより深掘り出来たらなと思ってます。
⑥今より狭く深くのスタイルで撮影をしていく・・・◎
コレはもう見事に体現出来た1年でした。
そして水没林における撮影自体は、基本的に情報源は殆どなく、天気予報や自然現象をシンプルに考察・分析をすることが増えました。
何故なら撮影地を追いかけてるのではなく、被写体を追いかけてるからです。
そんな手探りでの撮影を続けていた中、展示にも繋がる事が出来たので、ホントに2023年は大きな変化だったなと。
特に11月のグループ展示でも展示した「水没林」はホント自分の写真家キャリアでは大きなターニングポイントだと思ってます。
次のステップはメーカーギャラリーでの個展ですが、公募展という大きな壁がございます。
とはいえ、応募先は決まってるのと、あとはグループ展で出した延長上での戦いになるので、まだ出せなかった作品群をフルに出した上で、改めて展示にトライしたいです。
機材関連
⑦SONYから富士フイルムへ完全移行・・・◎
えー、しました。なんなら1番はじめにクリアした目標くらいです 笑
1年使ってみてわかったのは、風景撮影においてはAPS−Cセンサーのカメラでも十分戦えるということ。
ただ、今年の夏からタイムラプスをやりだしたのですが、タイムラプス撮影においては富士フイルムは数歩ほかメーカーに遅れをとってます。
タイムラプス撮影するならば、NikonかSONYだろうなぁと思いつつ、もう一年は富士フイルムで頑張るつもりです。
来年はさらに色々物事が変化起きてそうで、正直自分がどうなってるか予想が出来ないくらいです。
意外とバッサリ富士フイルム辞めてたりして・・・笑
また何かあったら更新します。
2023年、イレギュラーで行ったこと
マイカーを失った生活がスタート
2023年、一番の特筆すべき点はコレですね。3年乗ってきたハスラーを事故で失ったことです。
事故の内容は関越道の左車線を走っていたところ、鹿が突然出てきて衝突。
ブレーキを踏むこともなくの衝突だったので、余程イレギュラーだったなぁという振り返り。
あれから生活が一気に変わりました。最初は大変でしたが、今思うと間違いなく人生の転機でした。
Youtubeチャンネル運営をスタート
色々思い立ってスタートしたのがYoutubeチャンネルです。
PCを買い替えたのがきっかけですかね。今は動画編集もサクサク行えるハイスペックPCを使ってます。お陰で大量の枚数の写真を処理できるようになったのと、動画編集もサクサク出来るように成りました。
また1年限定で動画編集ソフトを割安で契約出来たのも大きいかな。
なので、1年はガッツリYou Tubeやってみようと思うように。今は一番頑張っているコンテンツです。
収益化目指してまずは頑張りましょうといったところ。
日本で一番地価が高いところで、本気の展示を行った
SWPA2023で受賞した日本人作家を招待してのグループ展示が11月にソニーイメージングギャラリー銀座で行われました。
展示まで色々語ると多いのですが、とにかく後悔ない展示をしました。
お陰で身内には自分の写真に対する温度感が明確に伝わったのと、外部の方には、まだまだこんな作家が日本にいるんだなという感じで自分を知ってもらえるいい場所だったと思ってます。
この展示をきっかけに今後も展示にトライします。
まずはメーカーギャラリーでの個展、そしてコマーシャルギャラリーでの展示、そして海外での展示でしょうね。
フォトコンテストでも忙しかったですが、展示に向けてトライすることも山ほどあります。
SNSで写真を投稿してバズらせるとか、正直そんな事やってる場合じゃないです。
将来の写真家としてのキャリアやビジョンに向かってひたすら取り組むのみです。
よりそこが明確に見えたのは良かったかな。
まとめ
2023年の結果をまとめるとこんな感じ。
✗・・・1
△・・・2
◎・・・4
イレギュラー・・・3
といったところです。結構大変な1年でしたが、なんだかんだいい結果に落ち着いたのかな。
また更に来年はより変化が訪れると今からですら感じているので、しっかりクリアして将来の自分へ繋げていきたいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
そして2023年、当ブログありがとうございました。来年も引き続き宜しくお願い致します。