この度、私の作品が国際的フォトコンテストであるSony World photography Awards(SWPA)2023 の一般部門 Travel CategoryでShortlist(入選)になりました。
Sony World photography Awards(SWPA)はイギリスの世界写真機構(World Organisation)が運営し、Sonyがスポンサーのフォトコンテストです。2007年からコンテストは始まり、2023年で16回目となります。
優勝者には賞金のほか、各国での展示に加え多方面のメディア掲出がされるものです。
今回の応募は全世界210ヵ国からの41万5千枚あり、そのうち一般部門は21万枚ありました。
間違いなく世界最高峰のフォトコンテストの1つになります。
コンテストページはこちら
https://www.worldphoto.org/2023-open-competition-winners-shortlist
コンテスト詳細
今回応募したフォトコンテストテーマ
応募テーマ:OpenCompetition(一般部門):Travel Category、Nature Category
応募数:5点(Nature部門:2点、Travel部門:3点)
賞と賞金
Open Photographer of the Year:全体で1名(USD5000$)
Category Winner:各カテゴリ1名(10カテゴリ)
Shortlist:各カテゴリ10~15名(10カテゴリ)
※Professional部門はまた別の順位付け
応募から選考過程、結果の流れについて
応募締め切り:2023年1月6日
応募日:2022年12月15日 (5点応募)
内定連絡:2023年1月14日(1点)
結果公表日:2023年3月14日
応募フォーマット:Jpeg(sRGB)
応募総数:415,000枚(41万5千枚)一般部門は210,000枚(21万枚)、210ヶ国からの応募
入選した作品
所感
ソニーワールドフォトグラフィーアワードは2021年にProfessional部門で初応募し、結果惨敗。
やはり世界規模のフォトコンテストとなるため、日本の被写体と世界の被写体の関係性を自分なりに考える必要がありました。
今回は一般部門のTravelカテゴリに焦点を置いて、自分の得意分野である単写真にフォーカスを置いて撮影&応募です。
また今回入選した作品はロケハンから時間がかかった撮影地でした。鳥居と富士山が撮れるというヒントとなった観光地のHP(夏の景色)を元にロケーションと条件を突き詰めて撮影。
富士山の景観はもちろんの事、雪景色とピンク色の条件、そして湖畔がなびかない時間を狙っての撮影です。
2016年、新道峠から撮影した冬景色の富士山を収めて以来、雪景色に包まれた富士山に虜になった自分。
その作品は結果的にネイチャーズベストフォトグラフィーアジアで優秀賞をいただくまでに至りました。
冬景色の富士山は本当に美しいです。大洗海岸を中心に、鳥居の作品もモチーフに撮影してたのもあって、鳥居と富士山、雪景色という組み合わせにたどり着いたのでした。
2017年から狙い始めて、2018年、2019年に撮影したものの、思うような景色にならず断念。
マイカーを手に入れて、5年越しの景色を2022年ようやく撮れたという感じでした。
この日は撮影者が5人で、地元の方が多かった印象。
イメージを構想してから撮影、そしてコンテスト結果まで6年近くかかった作品でもあるので、結果に繋がってなによりでした・・・。
とは言え、まだこの場所では撮りたいイメージがあるので、来年以降はそっちにフォーカスしてトライするつもりです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それでは。