今年は紅葉の時期の水没林を狙っていたので、色々撮影プランを検討してました。
水没林の代表格といえば、北海道の美瑛町にある青い池です。
冬がガッツリお世話になった青い池。しかし秋の時期は訪れたことなかったのと、何より紅葉の時期が過ぎ去るのが早い。
とはいえスポットで撮れる自信もなかったので、思い切って休みを取得して3泊4日で撮影旅行へ。
前回の観光メインであった広島・岡山旅行とは違い、今回はガッツリ撮影旅行です。
メインの目的は水没林シリーズの作品撮り。
あとはひたすら天気とにらめっこでした。写真と共に旅行を振り返ってみたいと思います。
良かったら読んでいってください。
旅の行程
3泊4日の撮影旅
今回は青い池の紅葉を狙いつつ、北海道にある水没林スポットを攻めるプランとなりました。
拠点は旭川空港とし、レンタカーもそこで手配。
そして何やらエリアによっては雪が降る予報にもなっていました。
レンタカーは安心のトヨタレンタカー。若葉マーク時代によく利用してたので勝手はわかってたのでした。
そしてまだ秋シーズンで何もオプションつけてないにも関わらず、デフォルトで四駆のスタッドレスの車を借りることが出来たのでした。
雪国では冬シーズン「四駆:スタッドレス」は結構多いケースなのですが、まさか秋シーズンからそれとは恐れ入りました\(^o^)/
しかし実際に突然の雪とかで道路状況が一気に過酷なものになるのもここ北海道の特徴。
旭川空港のトヨタレンタカーはホントオススメです。サービスも対応も神。
今後も旭川拠点の時は必ず利用します。
てことで、頼りになる相棒(車)を借りつつ、今回の旅がスタートです。
写真で振り返る旅路
1日目:美瑛エリア、青い池 + α
秋色の青い池
旅の当初の目的であった、青い池の紅葉の姿を捉えることが出来ました。
しかし前日の天候は「雨のち曇り」
この日に撮影する予定はなかったのですが、朝起きたら急遽雨のち晴れになってるという・・・。
また2枚目の写真の通り、風も吹いていたのでコンディションはあんまり良くないと思いつつ、少し待ってると湖面が静かになるというラッキー具合。
しかも順光に近い状態にもなったので、正に紅葉+水没林を撮るには最高のシチュエーションでした。
ここぞとばかりにシャッターを切ります。
この時の様子を動画にもしてますので良かったらドウゾ。
黒岳のロープウェイにて
この日はもう一箇所訪れました。大雪山エリアにある黒岳のロープウェイに乗ったのでした。
ここからの景色も素晴らしく、秋と冬が混じった景色が見れたのです。
欲を言うならばもう少し早く来ればよかった・・・。
ギリギリに来たのもあって暗い時間での撮影になったのが悔やまれる。
この黒岳のエリアも素晴らしい景色が1年通して見れるので、また機会を変えて訪れたい場所となりました。
2日目:美瑛:青い池 + 富良野:道中 + 夕張:シューパロ湖
秋色の青い池と雪景色
2日目は狙ってもなかった青い池の紅葉と新雪のシチュエーション。
特に麓の美瑛町は雪が降っておらず。
出発時はテンションサゲサゲで運転してたのですが、現地着いたらテンションアゲアゲだったのでした。
しかしホント、自然現象は想像の上をやってきます。
この光景も全然イメージになかったので、夢中でシャッターを切っていた気がします。
そして本命の写真はSONYのグループ展示行き。B1サイズでデカデカと展示予定です。
展示のリンクはコチラ。https://www.photo-filedworks.com/swpa2023_sories3
撮影者は最初4~5人くらいでしたが、気づいたら20人くらいは居たのでした。SNSで有名なアマチュア写真家がたくさんいたみたいで、タイムライン追いかけたら写真がいくつか出てきました。
地元の方々ですら騒ぐような、素晴らしい光景だったみたいです。
とはいえ、冷静さも保ちつつ、自分は動画やタイムラプスでの撮影も行っていたのでした。
その時の動画リンクはこちらから。
また白金地区は青い池だけでなく、白ひげの滝と呼ばれる滝も美しい場所です。
以前冬の時訪れてた撮影地だったので、今回も訪れたところ人が殆どおらず。
青い池だけでなく、このエリアも素晴らしい景色が見れるのでセットで訪れることをオススメします。
富良野のエリアを空撮
以前から撮影で訪れていたエリアをドローンで空撮。
包括申請は毎年行ってるので目視外飛行は常時行えます。この撮影もフライト前、入念にMapの確認です。
お陰で大分撮影イメージと実際の写真のギャップにあまり差はありませんでした。
欲を言えば、もう少し早く訪れてれば雪はもっと残ってたのかなと。
でも青い池の景色を考えたら、そっち優先で間違いないはず 笑
また来年以降の課題として残しておこうと思います。
夕張市:シューパロ湖(陸から撮影)
シューパロ湖とは1962年に竣工した大夕張ダムによって形成されたダム湖で、2015年竣工の夕張シューパロダムによって水域が拡大した日本屈指の大きさを誇るダム湖です。
かつて炭鉱街として栄えた大夕張地域(夕張市鹿島)の大部分が水没し、大夕張ダムもそのまま水没しました。
水没林があるという理由で初めてシューパロ湖を訪れましたが、ここのエリアは知れば知るほど味のある地域です。
今回は水没林狙いで訪れたものの、次訪れる時は普通に歴史を追いかけたいですね。
「国内もまだまだ知らない世界がある」
そう思い知らされた場所だったのでした。
夕張市:シューパロ湖(ドローンで空撮)
シューパロ湖は他のダム湖と違い、大規模なエリアです。
そのため放水のさじ加減により水位が大規模に変わるという。自分が訪れタイミングは、例年より水位が高いようでした。
なので、予定していたエリアで見れたはずの水没林が今回は見えず。
シューパロ湖で名物の水没する橋も今回は見れませんでした。。
また時期変えて訪れたいですね。今度は雪解けの時期にでも来たい。
3日目:小樽エリア 天狗山 + 落合ダム
天狗山展望台は今回始めて訪れましたが、中々オススメの夜景スポットでした。
特にロープウェイ乗り場近辺の展望ポイントが充実しており、ベンチがあったりや、展望台があったりと、中々充実してます。
観光撮影にはもってこいのエリアでした。
ここではタイムラプスをメインに撮影。4つ撮影したものの、2つ失敗するというアクシデント 笑
次回はもっと効率よく撮影します。
落合ダムは空振りだったため割愛。翌日に備えます。
4日目:小樽エリア : 落合ダム + 美瑛エリア:紅葉
落合ダムと紅葉
前日は殆ど撮れなかった落合ダム。敗因は風でした。
湖面がなびいてしまい、全く絵にならないという始末。
翌日は無風に近く、湖面からは気嵐が。
しかし、濃霧予報も出てたにも関わらず上空は晴天でした。コレばかりは仕方ない。
またリベンジしたい撮影となりました。
小樽市の三角市場で海鮮丼を食す
三角市場にある有名店で海鮮丼を食べました。向こうの手違いで頼んでないいくらが乗ってたため、サービスに。
選んだネタは、ホタテ・ぼたん海老・シャコ・うに 、そしておまけのいくら。
値段も3000円いかない価格でとてもお得に感じました。
追加でホタテの焼き貝を食べましたが、1枚300円と爆安。
これ関東で食べたら500円取られるくらいのボリュームでした。
そして旅も終盤、再び美瑛の町へ戻ります。
美瑛エリアで紅葉狩り
最後は地元の方に教えていただいた撮影ポイントにて。
方角的には日の出ポイントだったみたいですが、ここはまたリベンジしたい。
美瑛の秋は2度訪れるみたいで、今回は1度目のタイミング。
2度目のタイミングは11月初旬ころになります。恐らく新雪の時期とぶつかるんでしょうね。
とはいえ、新雪の青い池を狙いに行くと間違いなく狙えない景色になるので、時期選びは慎重に。
最後はクリスマスツリーの木で夕焼けタイムラプスを撮ったのでした。
まとめ
以上が今回訪れた北海道紅葉撮影旅になります。
恐らく今年で一番撮れ高のあった遠征になったのですが、道中はとても行き先に悩みました。
例年に比べて気象事情が恐ろしくイレギュラーだったからです。
また一部割愛してるエリアもあるので、実際はもっと紅葉ポイントを訪れてます。
そしてこの旅を計画できたのも、去年訪れることができなかった悔しさからというネ。
お陰で大分旅路を練ることができたかなと思います。
年内はもう飛行機を使った遠征はせず、都内のタイムラプス撮影をメインに奔走予定です。
You Tubeの運営をしだしてから一気に忙しくなった、2023年。
残り2ヶ月、突っ走りたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ダイジェスト動画をYou Tubeにアップしてますので、良かったらコチラもドウゾ。